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ガジュマルが枯れた!落ちた葉っぱで原因を特定し対処する方法7つ

ガジュマルが枯れた場合の対処法

大切なガジュマルが「枯れそう」「枯れた」状態の方、まだ諦めないでください。

まずは、ガジュマルが枯れた原因を特定し、対処をすることで、復活の可能性は十分あります。

今回は、ガジュマルが枯れた(枯れそう)の時の対処法を記載します。
この記事でわかること

・ガジュマルが枯れる前のSOSサイン7つ
・落ちた葉っぱがシナシナな時の原因と対処法
・落ちた葉っぱがパリパリな時の原因と対処法
・落ちた葉っぱがベタベタな時の原因と対処法
・落ちた葉っぱが黒くなっている時の原因と対処法
・落ちた葉っぱに黒い斑点がある時の原因と対処法
・落ちた葉っぱに白い斑点がある時の原因と対処法
・落ちた葉っぱが黄色くなっている時の原因と対処法

この記事を読めば、あなたのガジュマルがまた元気に成長することができるかもしれません。

この記事の目次

1.ガジュマルが枯れる前のSOS!落ちた葉っぱを見て原因を特定しよう

枯れた観葉植物ガジュマル

まず、ガジュマルが枯れる前に「葉っぱが落ちるというSOS」を出します。

落ちた葉っぱを見て、枯れた原因を特定する必要があります。

落ちた葉っぱの症状は大きく分けて7つあります。

1.葉っぱがシナシナになっている
2.葉っぱがパリパリになっている
3.葉っぱがベタベタしている
4.葉っぱが黒くなった
5.葉っぱに黒い斑点がある
6.葉っぱに白い斑点がある
7.葉っぱが黄色くなっている

2章以降でそれぞれ詳しく解説します。

ガジュマルが枯れてしまった時は育て方を見直しましょう。
育て方について詳しく解説した記事はこちら

室内のガジュマルの育て方の解説|枯れ対策と増やし方ガジュマルの室内の育て方|枯れの予防法・増やし方・剪定方法を解説

2.葉っぱがシナシナは根腐れか日照不足が原因

落ちた葉っぱが「シナシナ」だった場合は、「根腐れ」か「日照不足」が原因の可能性が高いです。

根腐れは、「水のあげすぎ」「水はけが悪い土」「根詰まり」などが原因で発生します。
日照不足は文字通り、日光を浴びていない時間が多いので、元気がなくなってしまいます。

2-1.根腐れの場合の対処法①

日光をしっかり浴びたのに葉っぱがシナシナになった場合は、根腐れの可能性が高いです。

初期症状であれば、「断水」で対処します。
目安としては、1ヶ月程度です。

2-2.根腐れの場合の対処法②

根腐れが進行し、幹も枯れ始めた場合は、さらに対処が必要です。

この場合は、ガジュマルを鉢から出して腐った根をカットする必要があります。
手順は次の通りです。

・根腐れが重症の場合は、鉢から出して腐った根を切る
・土を落としてから黒く腐っている部分をハサミで全てカット(除菌)

2-3.日照不足の場合の対処法

日陰で管理している場合は、日照不足になります。
そのため、半日陰に移したのち、日当たりが良い場所に置きましょう。

一旦半日陰に移動する理由は、いきなり直射日光を当てると、葉焼けを起こす可能性があります。
そのため、一旦半日陰に移動して、光に慣れてから日当たりが良い場所に移動しましょう。

日照量が少ない時は、観葉植物育成ライトでカバーできることもあります。
観葉植物の育成ライトについて詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください。

観葉植物の日光不足におすすめのライト日光不足な観葉植物はライトで復活!おすすめライト12選や選び方

3.葉っぱがパリパリは水不足か根詰まりが原因

落ちた葉っぱが「パリパリ」だった場合は、「水不足」か「根詰まり」が原因の可能性が高いです。

「水不足」は、言葉通り、水が足りていない状態です。

根詰まり」は鉢に根が張りすぎて不具合を起こしている状態です。
根詰まりを起こすと、栄養や水を吸収する力が弱くなります。

3-1.水不足の場合は、鉢から水が出るまでたっぷり水やり

水不足が思い当たる方は、まずは水をたっぷりあげましょう。

ベランダや屋外で、鉢から水が出るまでたっぷり水やりをしましょう。
その後は、土が乾いたタイミングでいつも通り水やりを続けましょう。

ガジュマルの正しい水やりについて詳しく解説した記事はこちら

ガジュマルの水やりガジュマルの水やり|春夏秋冬で適切な頻度と葉水の方法をプロが解説

3-2.根詰まりの場合は植え替えが必要

根詰まりの解決方法は「植え替え」となります。

一回り大きな鉢に変えることで、根が伸びやすくなります。
植え替えする際には、土を落としてから「黒い根・異常に長い根・細い根」をハサミで取り除きましょう。

ガジュマルの植え替えについて詳しく解説した記事を公開しました。

ガジュマルの植え替え方法と手順の解説失敗しない!ガジュマルの植替え方法を写真付きで手順別に徹底解説

植え替えの際に、おしゃれな植木鉢に交換すると、さらにデザイン性がアップします。
おしゃれな植木鉢について知りたい方は、次の記事をご覧ください。

必ず見つかる!おしゃれな観葉植物の植木鉢32選|失敗しない選び方必ず見つかる!おしゃれな観葉植物の植木鉢32選|失敗しない選び方

4.葉っぱがベタベタしているのは害虫が原因

落ちた葉っぱが「ベタベタ」している場合は、「カイガラムシやハダニ」などの害虫が原因の可能性が高いです。

乾燥している場所は特に害虫が湧きやすいので注意しましょう。

4-1.害虫には濡らしたティッシュで葉っぱを拭きとる

一度濡らしたティッシュで葉っぱを拭き取りましょう。

大変ですが、1枚1枚丁寧に行うことで、葉っぱの表面のほこりも取れて光合成がしやすくなります。
拭き終わったら、葉水をして乾燥を防ぎましょう。

5.葉っぱが黒くなっているのは葉焼けか病気が発生していることが原因

葉っぱが茶色い観葉植物ガジュマル

落ちた葉っぱが「黒くなっている」のは、「葉焼け」か「すす病」が原因の可能性が高いです。

夏場に直射日光を長時間受けたり、普段日陰にいるガジュマルをいきなり直射日光に当てると発生します。

5-1.葉焼けには、一旦半日陰に避難させる

まず、葉焼けしてしまったら一旦ガジュマルを半日陰に避難させましょう。

一度葉焼けした葉っぱは元に戻ることはありませんが、これ以上の進行を止めることはできます。
葉焼けするとガジュマルの体力が消耗して弱ってしまう可能性があるので、注意が必要です。

5-2.すす病の場合は早急に対処

ホームセンターなどで殺菌剤を購入して散布しましょう。

6.葉っぱに黒い斑点がある場合は、黒星病か葉焼けが原因

葉っぱ枯れた観葉植物ガジュマル

葉っぱに「黒い斑点」がある場合は、「黒星病」か「葉焼け」が原因の可能性が高いです。

黒星病は、病気ですので、早急な対処が必要です。

6-1.葉焼けは、一旦半日陰に避難させる

前章でお伝えした通り、葉焼けの場合は、ガジュマルを半日陰に避難してしばらく管理しましょう。

6-2.黒星病は症状がある部分を切除後に植え替えで対処

黒星病になった場合は早急な対処が必要です。

原因は、高温多湿の時期にかかりやすくなります。

一番確実な処理方法は「症状がある葉っぱを切除」と「植え替え」になります。

お薬での対処もできます。

・トップジンMゾル
・サプロール乳剤

これらの薬を試していただくのも一つです。

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7.葉っぱに白い斑点がある場合は、害虫が原因

ガジュマルの葉っぱに「白い斑点」がある場合は、害虫が原因の可能性が高いです。

白い点や白く霞んだような跡があれば「ハダニ」の可能性があります。
白い点の場合は「カイガラムシ」の可能性があります。

どちらも除去の対処が必要です。

7-1.ハダニの場合は害虫スプレー

ハダニの場合は「害虫スプレー」をしましょう。

通販サイトやホームセンターなどで「ベニカXファインスプレー」が販売されていますので、散布しましょう。

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7-2.カイガラムシは目視できるのでブラシなどで除去

カイガラムシの場合は、目視で確認できます。

ブラシなどで除去した後、葉水をして清潔に保ってあげることが重要です。

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8.葉っぱが黄色くなっているのは、寒さか肥料の与え過ぎが原因

 

葉っぱが黄色くなっているのは「寒さ」と「肥料の与えすぎ」が原因の可能性が高いです。

その他にも「根腐れ・乾燥・虫の被害・葉焼け」でも黄色くなる場合があるので注意しましょう。

8-1.寒さが原因の場合は、暖かい場所に移動する

屋外などで管理している場合は、寒さが原因の可能性があります。

その場合は、室内に移動して寒さから守ってあげてください。

暖房などの機器が直接当たる場所はガジュマルを傷めるので、NGです。

8-2.肥料の与えすぎが原因の場合は、肥料を止める

肥料の与えすぎが思いあたるのであれば、一度肥料をストップしましょう。

1ヶ月程度で、元気になりますので、翌春から肥料を再開しましょう。

9.万が一、ガジュマルが枯れてしまった時は諦めずにまずは迅速に対処することが重要

もう既に葉っぱも落ちてガジュマルが枯れてしまった場合でも、復活の見込みはあるので諦めないでください。

対処法は、それぞれの原因ごとに異なります。

根腐れの場合:断水か植え替え
日照不足の場合:半日陰で管理した後、日当たりが良い場所で管理
水不足の場合:水をたっぷりあげる
根詰まりの場合:植え替えと根の剪定
害虫の場合:葉水と害虫スプレー
葉焼けの場合:日陰に移す
病気の場合:病気を特定し、お薬や植え替えなどで対処
寒さの場合:暖かい場所に移す
肥料過多の場合:肥料をストップする

これらの原因と対策をしっかり理解しておくことで、枯れてしまったガジュマルがまた元気を取り戻す可能性があります。

たくさん可愛がったガジュマルを簡単に買い替えるのではなく、なんとか元気を取り戻して欲しいと思う方は多いと思います。
そのため、まずは諦めずに対処しましょう。

万が一、完全に枯れてしまって復活ができなかった場合は、新しくガジュマルを購入し、枯れないようにたくさんの愛情を注いであげてください。

・ガジュマル 4号鉢

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10.枯れたと思っても復活の可能性あり!ミドリスでのガジュマル復活事例

ミドリスで可愛がっていたガジュマルが2022年の秋に完全に枯れてしまいました。

次の写真をご覧ください。

枯れた観葉植物ガジュマル

病気になり、完全に葉っぱが落ちて枝も枯れてしまいました。

単純に葉っぱが落ちるだけではなく、枝もカラカラになってしまいました。

その後、冬の間は室内で、暖かくなった4月ごろより日当たりの良い場所で管理をしたところ、5月末に下の写真の通り、新芽が出てきました。

枯れた後、復活した観葉植物ガジュマル

その後も順調に葉っぱが大きくなって6月中旬現在は次のような様子です。

枯れた後、復活した観葉植物ガジュマル

生命力が強いガジュマルが、半年後に復活した様子です。

以上のことから、いったん枯れても、根が生きていればまた復活する可能性はあります。

すぐに諦めて捨てるのではなく、適切な管理のもと、復活の可能性を信じましょう!

11.ガジュマルの知識を増やして枯れるのを防ごう

窓際の観葉植物ガジュマルの木

ガジュマルが枯れたということは、ガジュマルに何かしらの要素が不足していたということです。

可愛いガジュマルをもう枯らさないためには、今一度ガジュマルを知ることが重要です。

ガジュマルと一緒に過ごして理解している部分も多いかと思いますが、今一度おさらいも兼ねてご覧いただきたい記事を紹介します。

室内のガジュマルの育て方の解説|枯れ対策と増やし方ガジュマルの室内の育て方|枯れの予防法・増やし方・剪定方法を解説 ガジュマルの剪定方法を写真付きで解説|しないリスクや注意点まで写真で学ぶガジュマルの剪定方法|時期やしないリスクをプロが徹底解説 ガジュマルの教科書|特徴や花言葉、育て方、剪定方法を写真付き解説ガジュマルとは|特徴や花言葉、育て方、剪定方法を写真付き解説 室内の観葉植物にガジュマルを選ぶ理由幸せを呼ぶ観葉植物ガジュマル|室内におすすめの理由と育て方を解説 ガジュマル水耕栽培のデメリットガジュマルを水耕栽培(ハイドロカルチャー)で管理はダメな理由5つ ガジュマルの水やりガジュマルの水やり|春夏秋冬で適切な頻度と葉水の方法をプロが解説

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はガジュマルの枯れについて解説しました。

まずは「落ちた葉っぱの状態によって原因を特定すること」が重要です。
まとめると次の通りです。

葉っぱがシナシナは根腐れか日照不足が原因
葉っぱがパリパリは水不足か根詰まりが原因
葉っぱがベタベタしているのは害虫が原因
葉っぱが黒くなっているのは葉焼けや病気が原因
葉っぱに黒い斑点がある場合は、黒星病か葉焼けが原因
葉っぱに白い斑点がある場合は、害虫が原因
葉っぱが黄色くなっているのは、寒さか肥料の与え過ぎが原因

原因が特定できたら後は、それぞれの章で解説した対処法を実践するだけです。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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