今回は、室内の観葉植物で「ガジュマル」を検討中の方に向けて、可愛いガジュマルの魅力をお伝えしたいと思います。
この記事でわかること
室内の観葉植物でガジュマルを選ぶ理由5つ
ガジュマルを育て方のポイント4つ
ガジュマルのよくある質問
まずは、ガジュマルの基本ステータスを紹介します。
分類 | 観葉植物 |
草丈 | 鉢植えの場合は、最大2m程度 |
花 | 春に果実の中に咲くので見れない |
別名 | 多幸の木 |
花言葉 | 健康 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
そもそもガジュマルって何?という方におすすめの記事はこちら

次から本記事がスタートします。
1.室内の観葉植物でガジュマルを選ぶ理由5つ
この章では、ガジュマルを選ぶ理由を紹介します。
1-1.「幸せを呼ぶ木」と言われているので、気分が良くなる
ガジュマルは「多幸の木」「幸せを呼ぶ木」と呼ばれています。
沖縄では、巨大なガジュマルに住むと言われる聖霊「キジムナー」と仲良くなると家が繁栄し、多くの幸せをもたらすという逸話があります。
そのため、一般的なガジュマルも「精霊が住む木」と言われるようになりました。
キジムナーと調べると、なんとも特徴的で可愛い妖精が出てきます。
画像出典元:wikipedia
1-2.丈夫で手間が少ないので、観葉植物の初心者でも育てることができる
ガジュマルは基本的に手間が少ない観葉植物です。
・水やりは土が完全に乾いたタイミングで行う
・剪定は5月から6月に行う
・肥料は春から夏に1度、緩効性化成肥料をあげる
・2年に1度、5月から6月に植え替えをする
主にこの4つが管理になり、日常的に行うのは水やり程度です。
ガジュマルの植え替えについて詳しく解説した記事を公開しました。

1-3.寿命が非常に長いので、いつまででもガジュマルを楽しむことができる
ガジュマルは寿命が100年を超える植物なので、長い間、観葉植物として楽しむことができます。
基本的に同じ姿を年中保っているので、可愛い姿をずっと楽しむことができます。
1-4.丸くてかわいい幹がとても魅力的
ガジュマルはなんといっても丸くて可愛い幹が特徴的です。
部屋に飾ることで、可愛い観葉植物として見栄えが良いです。
1-5.どんなお家にも合うので導入しやすい
ガジュマルは派手な葉っぱや形をしていないので、どんなお家でも合います。
そのため、気軽に導入できるのが魅力の一つです。
2.室内の観葉植物でガジュマルを育てるのは簡単!
この章では、ガジュマルの育て方を記載します。
あまり手間がかからず、簡単な観葉植物です。
ガジュマルの育て方について詳しく解説した記事を公開しました。

2-1.日光が大好きなので、日当たりの良い場所に置いてあげる
ガジュマルは日光が大好きです。
夏場以外は、日光浴をすると元気に成長します。
夏場の直射日光は、ガジュマルにとって強すぎるのでレースカーテン越しに置くなど、直射日光が当たらないようにしてあげてください。
日照量が少ない時は、観葉植物育成ライトでカバーできることもあります。
観葉植物の育成ライトについて詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください。

2-2.葉っぱが落ちると枯れる合図なので早急に対応する
ガジュマルの葉っぱが落ちた時は要注意です。
SOSサインを見逃さないために、事前に知識を得ておきましょう。
主に7つの症状があります。
葉っぱがシナシナになっている
葉っぱがパリパリになっている
葉っぱがベタベタしている
葉っぱが黒くなった
葉っぱに黒い斑点がある
葉っぱに白い斑点がある
葉っぱが黄色くなっている
それぞれの対策については、次の記事に詳しく記載しておりますので、ぜひお読みください。

2-3.生育旺盛期は葉っぱがたくさん増えるので、定期的な剪定が必要
ガジュマルは春から夏にかけてどんどん成長します。
その期間は、葉っぱと枝が伸びますので、剪定をして形を整えてあげましょう。
剪定方法について詳しく解説した記事はこちら

2-4.水はけの良い土で育てる
ガジュマルは水はけの良い土で育てるのが重要です。
鉢植えの土は、赤玉土6、ピートモス3、バーミキュライト(パーライト)1の配分がおすすめです。
そんな心配を避けるためにも、専用の培養土を使うことをお勧めします。
プロが目的に合わせて配合してくれているので、水捌けの良さなど心配なく使うことができます。
複数株育てていてたくさん使う、何度か使ってみて慣れてきたという方には基本用土を混ぜての土造りもお勧めです。
まずは目安の配合で作ってみて、ガジュマルの育ち具合を観察してみて下さい。
・赤玉土
・ピートモス
・バーミキュライト
2-5.水やりは季節によって頻度を変える
ガジュマルへの水やりは次のような頻度で行います。
・春から秋:土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりをします。
※夏場の日中に水やりをすると、気温が高い場合は茹ってしまうので注意が必要です。
・冬:土が乾いてから3、4日経ってから水やりをする
※冬場は給水力が弱まっているので、水のあげすぎは「根腐れ」の原因になりますので、注意してください。
ガジュマルの水やりについて詳しく解説した記事を公開しました。

3.ガジュマルのよくある質問
この章では、ガジュマルのよくある質問と答えを記載します。
3-1. ガジュマルが枯れることはありますか?
はい、あります。
「2-2.葉っぱが落ちると枯れる合図なので早急に対応する」に記載の通り、葉っぱが落ちたら早急な対処をしましょう。
詳しくは次の記事をお読みください。

3-2.ガジュマルは日陰でも育ちますか?
ガジュマルは耐陰性がありますので、日陰でも明る窓際でしたら生育できる可能性が高いです。
もし、朝か夕方に日光が当たるお部屋でしたらその時間に日光浴をすることができれば、生育可能です。
お部屋の状況にもよるので一概に「大丈夫」とは言えませんので、ご了承ください。
日照量が少ない時は、観葉植物育成ライトでカバーできることもあります。
観葉植物の育成ライトについて詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください。

3-3.植物を置くと虫が寄ってくるイメージですが、虫が湧きますか?
はい、観葉植物でしたらどの植物も湧く可能性があります。
ただ、対策をすることで、最大限減らすことはできます。
・土は腐葉土などの有機物は使わない
・受け皿に水を溜めておかない
・根腐れを起こさない
・葉水を定期的に行う
この4つの対策で大幅に虫を減らすことができます。
3-4.ガジュマルの生命力は強いですか?
はい、とても強いです。
なんと、ガジュマルの根はコンクリートを突き破るほどの生命力を持っています。
ガジュマルを可愛がって仲良くなれば、どんどん成長するでしょう。
3-5.ガジュマルの種はありますか?
はい、多少流通しています。
ただ、タネから育てるのは非常に大変です。
種まきから3ヶ月経過しても、2cmくらいの芽しか出ず、万が一枯らしてしまった時はやり直しです。
そのため、どうしても種から育てたい!という願望が無ければ、苗を買うのが良いと思います。
3-6.寒さに弱いと書いてありましたが、注意点はありますか?
はい、いくつか注意点があります。
・冬場の吸水力が弱いので、水やりは土が完全に乾いてから2、3日後に行う
・屋外で育てている場合は、冬場は室内に移動してエアコンが当たらない場所で管理する
この二点を守れば、寒さに弱いガジュマルでも冬を過ごすことができますので安心してください。
3-7.ガジュマルを水耕栽培で育てることはできますか?
短期でしたら可能ですが、長く元気で育てたいのであれば、土で育てましょう。
水耕栽培のリスクについて解説した記事がありますので、ぜひお読みください。

3-8.コバエを寄りにくくする方法はありますか?
「無機質の土」+「化成肥料」が非常に有効です。
観葉植物のコバエ駆除方法と予防策を紹介した記事がありますので、あわせてお読みください。

4.ミドリスのガジュマル販売サイト
私たちミドリスでもガジュマルを販売しております。
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・ガジュマル 4号鉢
・ガジュマル 5号鉢
・ガジュマル 6号鉢
・ガジュマル 8号鉢
・ガジュマル(マガリ) 8号鉢
・ガジュマル(八の字) 8号鉢
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は観葉植物の「ガジュマル」について詳しく解説しました。
簡単にまとめます。
観葉植物でガジュマルを選ぶ理由5つ
1.「幸せを呼ぶ木」と言われているので、気分が良くなる
2.丈夫で手間が少ないので、観葉植物の初心者でも育てることができる
3.寿命が非常に長いので、いつまででもガジュマルを楽しむことができる
4.丸くてかわいい幹がとても魅力的
5.どんなお家にも合うので導入しやすい
ガジュマルを育て方
日光が大好きなので、日当たりの良い場所に置いてあげる
葉っぱが落ちると枯れる合図なので早急に対応する
生育旺盛期は葉っぱがたくさん増えるので、定期的な剪定が必要
水はけの良い土で育てる
水やりは季節によって頻度を変える
その他、よくある質問も記載しました。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。