防草シートを検討中のあなた、調べると「ザバーン」という商品をよく目にしませんか?
「日本のメーカー?外国のメーカー?」
「どうして人気なんだろう?」
今まで防草シートを買ったことがなければ、日常生活であまり耳にしない商品ですよね。
実は、ザバーンは防草シートの市場でダントツの知名度で人気の商品なのです。
今回は、これから防草シートを購入する方へ、「ザバーン」について4つのポイントで解説します。
【よくわかるザバーン 4つのポイント】
- デュポン社の防草シート「ザバーン」の特徴
- 防草シート「ザバーン」の人気の理由
- 防草シート「ザバーン」の主力3商品の解説
- ザバーンの購入方法
まずはザバーンについて、その概要をお伝えします。
【ザバーンとは・要約版】
ザバーンは、アメリカ・デュポン社が製造する強力な防草シートです。
日本の防草シート市場でもっとも知名度の高い定番商品です。
4層スパンボンド不織布構造で『貫通抵抗力』『遮光率』『透水性』が高く、公共事業でも多数採用されています。
(ミドリスの自社太陽光発電所の雑草対策でも多くの場所で採用しています。)
見た目はこんな感じです。

防草シート・ザバーンの商品画像と実際にザバーン240Gを敷いて、化粧砂利を広げている作業風景(ミドリス撮影)
選び方はシンプル!
数字は1平方メートルあたりのグラム数を示しています。
つまり、数字が大きいほど面積あたりの密度が高く、丈夫であるということです。
数字の後ろの「G」は「Green(緑)」の「G」です。
・砂利や人工芝の下に敷くなら136G
・露出でそのまま敷くなら240G(一番人気)
・強雑草を長期間抑えたいなら350G
施工実績20万平米超の当店でも、品質と価格のバランスが最も良いシートとして販売しています。
この記事を読めば、今までよく知らなかった「ザバーン」という防草シートがあなたにとって身近な存在になるでしょう。
防草シートの基本から詳しく知りたい方は次の記事からご覧ください。
この記事の目次
1.デュポン社の防草シート「ザバーン」とは?
ザバーンはアメリカの「デュポン社」が製造している防草シートです。
デュポンは化学製品メーカーで売上はなんと2兆円を超えます。
2兆円規模の売上は、日本の会社でも「ユニクロ」を運営する「ファーストリテイリング」、「積水ハウス」「シャープ」「オリックス」など、誰でも聞いたことがあるような会社の売上規模と同程度です。
そんなデュポン社が製造する「ザバーン」は日本の公共事業等でも多数の導入実績があり、防草シート市場の中で抜群の知名度を誇ります。
私たちミドリスでは20万平米以上の防草シートの施工実績がありますが、品質と価格の総合的観点から、一番コストパフォーマンスが良い商品であると考えています。
プロの造園業者さんなどからもたくさんご注文をいただいておりますので、プロが選ぶシートと言っても過言ではないでしょう。
2.防草シート「ザバーン」の人気の理由をプロが解説
この章では、ザバーンが人気の理由を解説します。
私たちミドリスはザバーンも含めてさまざまな防草シートを販売しており、「ザバーンしか売らない」などといった販売制約はありません。
そのため、客観的な情報として皆様にお伝えをいたします。
2-1.貫通抵抗力が高い
ザバーンはデュポン社が開発したポリプロピレン・4層スパンボンド長繊維不織布という構造で、一般的なシートより複雑な構造をしています。
次の画像をご覧ください。
画像引用元:株式会社グリーンフィールド
他社との比較実験は次のような結果です。

画像引用元:株式会社グリーンフィールド
このように他の製品と比較しても、貫通抵抗力(雑草を抑える力)が強いことがわかります。
2-2.遮光率が高いので雑草が生えにくい環境になる
「遮光率が高い=雑草が生えにくくなる」とは、遮光率が高いことで、雑草に必要な「日光」を遮ることができるからです。
雑草は、「水、日光、空気、土」で成長しますので、日光を遮っても多少成長はしますが、大きく成長することはありません。
2-3.水はけが良い
ザバーンは水はけが良い構造となっています。
次の画像をご覧ください。

たくさんの水を流しても、1分後には水溜りがなくなっています。
水はけが悪いと、シートの上に水が溜まり、カビや苔が生えてしまう場合があります。
ザバーンであれば、透水能力が高いので、防草シートが原因で水はけが悪くなることは避けられます。
他社製品との吸水性の違いは次の通りです。

画像引用元:株式会社グリーンフィールド
このように他社製品と比べても、透水性が高く、その能力が長い期間続くことがわかります。
そのため、水はけが悪い土地の場合は、土壌改良をしてからシートを敷設する必要があります。
2-4.公共事業などの実績が多数あり、信頼されている
ザバーンは官公庁をはじめ、公共事業の実績が多くあります。
そのため、一般消費者の方でも安心してご利用いただける商品です。
3.防草シート「ザバーン」の種類は主に3つ
ザバーンは3種類のラインナップがあります。
136、240、350の3種類ですが、数字の違いは平米あたりの繊維量で、数字が大きくなれば、シートの厚みも太くなり、耐久年数が長くなります。
同じ素材ですが、使用する量によって耐久性に大きな違いがあります。
| ザバーンの種類 | ザバーン136G | ザバーン240G | ザバーン350G |
|---|---|---|---|
| 価格(平米単価) | 350円前後 | 500円前後 | 950円前後 |
| 耐用年数 | 3年〜5年 | 7年〜13年 | 10年〜15年 |
| 厚み | 0.4mm | 0.64mm | 0.8mm |
| 遮光率 | 85.3% | 99.7% | 99.7%以上 |
| 色 | グリーン | グリーン | グリーン |
※2026年7月時点
3-1.ザバーン136Gは砂利下や人工芝の下におすすめ

ザバーン136Gは「砂利下専用」とされており、防草シートの上に砂利や人工芝を敷くことが想定されています。
耐用年数は3年〜5年ですが、シートの上に砂利を敷いた場合は、半永久となります。
そのため、お庭で砂利や人工芝をされる方におすすめです。
| 【ザバーン136Gの基本情報】 | |
| 耐用年数 | 3〜5年 ※砂利下の場合は、半永久 |
| 遮光率 | 85.3.% |
| 厚さ | 0.4mm |
| 雑草対策 | 小さい雑草(オオバコ、タンポポ、ナズナ) |
| 特徴 | 基本的に砂利や人工芝の下で活用する |
3-2.ザバーン240Gは、露出して敷く場合におすすめ

シートの上に砂利などを施工せず、防草シート単体で導入する場合は、「ザバーン240G」がおすすめです。
こちらの240Gがザバーンの中で、一番人気のシリーズです。
| 【ザバーン240Gの基本情報】 | |
| 耐用年数 | 7〜13年 |
| 遮光率 | 99.7% |
| 厚さ | 0.64mm |
| 雑草対策 | 強い雑草(スギナ、チガヤ、ヨシ、ササ) |
3-3.ザバーン350Gはコストをかけても長期間雑草を抑えたい方におすすめ
ザバーン350Gはザバーンシリーズで一番耐久性が高いシートです。
強雑草にも使える心強いシートです。
| 【ザバーン350Gの基本情報】 | |
| 耐用年数 | 10〜15年 |
| 遮光率 | 99.7%以上 |
| 厚さ | 0.8mm |
| 雑草対策 | 強い雑草(スギナ、チガヤ、ヨシ、ササ) |
4.ザバーンはホームセンターと通販(amazon,楽天,yahoo)どちらで買うべき?
ザバーンはホームセンターでも販売されています。
ミドリスが大型ホームセンターで調査した結果を表にまとめました。
| 場所 | 通販サイト(楽天、yahooなど) | 某ホームセンター |
|---|---|---|
| 価格(2m×30m) | 35200円前後 | 37800円前後 |
| 品揃え | 豊富 | 1、2種類しかない |
| 運搬 | 配送業者さんが自宅まで届ける | 自分で運搬 |
| 配送の速さ | 注文から4日程度 | 即日 |
※2026年7月時点
このような違いがあります。
通販サイトでは、さまざまな規格(136、240、350)があり、豊富な品揃えです。
ホームセンターは、他のメーカーのシートも販売している兼ね合いで、あまり多く品揃えがありません。
価格についても、通販サイトがわずかですが安く、ポイントアップなどを狙えばさらにお得に買い物ができるでしょう。
ただ、ホームセンターは行けばその場で購入できますので、「いますぐどうしても欲しい!」という時に非常に便利です。
5.ザバーンを上手に使うために知っておくべきポイント
ザバーンを使う上で重要なのが、「正しい方法」で導入することで「本来の効果を発揮できる」ということです。
間違った方法で導入をすると、いくら防草効果が高いザバーンでもあっという間に雑草が生えてしまいます。
次の画像をご覧ください。

この写真はザバーンではありませんが、高耐久のシートを導入したにも関わらず、シート同士の重ねしろが足りず雑草が生えてしまいます。
そのため、この章では、ザバーンに限らず防草シートの正しい導入方法を記載します。
5-1.事前除草をしっかりと行う
雑草を除去しないまま敷くと、次の3つのデメリットがあります。
①雑草により防草シートが浮いて見栄えが悪くなる。
②浮いてしまうことで、シートがめくれやすくなる。
③雑草が成長してシートを突き破る可能性がある。
このようなことになってしまえば、せっかく多くの費用をかけて購入したシートが無駄になってしまいます。
事前除草は次のステップで行います。
STEP1.茎葉処理型(液剤)ですぐに雑草を枯らす

茎葉処理型除草剤は画像の通り、「今生えている雑草」を枯らします。
即効性が高いのが特徴です。

大体、1週間程度で完全に枯れます。
そのため、晴れた日の午前中、できれば何日か晴れが続く日に散布をしましょう。
STEP2.枯れた雑草を集草する。
今生えている雑草が完全に枯れたら、草刈り機や鎌などで綺麗に刈り、集草しましょう。
雑草を刈って集草せずそのままシートを敷いてしまうと、刈り屑でシートが浮いてしまいます。
綺麗に仕上げるためと思って、がんばって集草しましょう。
集めた草は、ゴミ袋などにまとめておきましょう。
この2ステップで、雑草の処理は完了です。
・竹があなたの土地に侵入し、防草シートを破壊します。
・蔓(つる)性植物があなたの土地に侵入し、シートを上に繁茂します。
対策法としては、竹林がある場合は、「防竹シート」を用いて少し大きな作業をする必要がありますが、防ぐことができます。
蔓(つる)性植物の場合は、定期的に侵食がないかチェックをして侵入を許さないようにしましょう。
5-2.予め整地をする
事前除草が終わったら整地をする必要があります。
整地をしないことで次のデメリットが発生します。
地面の凹凸でシートが捲れやすくなる
シートと地面に隙間ができて雑草が生えやすくなる
見栄えが悪くなり、人工芝やレンガをしても凸凹する
整地は次のステップで行います。
STEP1.今生えている雑草を除去する
STEP2.小石を除去する
STEP3.レーキ等で全体的に均す
STEP4.地面が硬い場合は耕運機で耕す
STEP5.散水をして、地面が沈むか様子を見る
STEP6.地面が凸凹した場合は再度レーキで均す
STEP7.整地後に土壌処理型除草剤を散布して長期間雑草を抑制する
整地について詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください。
5-3.正しい敷設方法で敷く
事前の準備が整ったらあとは防草シートを敷いていくだけです。
事前準備が終わっていれば次の2点に注意しましょう。
シート同士の重ね代を15cm以上確保する
防草シート用固定ピンは50cm間隔で打ち、平米あたり5本以上打つ
重ねしろが少ないと、先ほど見た写真のようにシート同士の隙間から雑草が生えます。
詳しくは防草シートの敷き方を詳しく解説した記事があるので、ぜひご覧ください。
6.ミドリスのザバーン販売サイト
この章では、ミドリスのザバーン販売サイトを紹介します。
7.よくある質問
ザバーンはどこで買えますか?
通販サイトや一部のホームセンターで購入できます。
当店ミドリスでは、本店・楽天・Yahoo!・auPAYマーケットなどで取り扱っています。
取扱規格や価格、送料は販売店ごとに確認してください。
一部のホームセンターでも購入できます。
サイズや種類が限定的な場合もありますので、サイズ、種類をご確認ください。
ザバーンはどれを選べばいいですか?
上に敷くもの、雑草の強さ、使用期間で選びます。
比較的小さな雑草が中心で、砂利や人工芝の下に敷く場合は136Gが目安です。
露出して使用する場合や、スギナ・チガヤなどの強い雑草がある場所には240Gがおすすめです。
さらに高い耐久性を求める場所や、より長期間の使用を予定している場合は350Gを検討してください。
ザバーンの寿命はどれくらいですか?
露出の場合の目安は136Gが3〜5年、240Gが7〜13年、350Gが10〜15年です。
実際の耐用年数は、地域の気候や施工状態、使用環境によって異なります。
あくまで目安としてご理解ください。
上に砂利を敷いて紫外線を遮ると、シート自体は大幅に劣化しにくくなります。
ただし、端部や重ね部分の施工状態によって、防草効果は変わります。
ザバーンのデメリットはありますか?
一般的な、安価なシートより価格が高いです。
ただし、安価なシートよりも耐用年数が長いです。
短期間(1〜2年)の使用なら安価なシート、長期間使いたいならザバーン、と目的に応じて使い分けてください。
また、どんな防草シートも正しく敷かないと本来の効果を発揮できません。
重ねしろ15cm以上・固定ピンは50cm間隔(1㎡あたり5本以上)を必ず守ってください。
太陽光発電所にはどれがいいですか?
砂利を併用する場合136G、平地に露出して使用する場合は240Gがおすすめです。
より高い耐久性を求める場合は、砂利+240Gを使う、350Gを露出使用するという方法もあります。
太陽光発電所は面積が広いため、シートの種類だけでなく、事前除草、端部処理、固定ピンの本数まで含めて選ぶことが重要です。
私たちも自社の太陽光発電所20基以上で高耐久シートによる雑草対策を行っています。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は防草シートの「ザバーン」について詳しく解説しました。
ザバーンの人気の秘訣は次の4つです。
貫通抵抗力が高い
遮光率が高いので雑草が生えにくい環境になる
水はけが良い
公共事業などの実績が多数あり、信頼されている
ザバーンの使い分け方は次の通りです。
ザバーン136Gは砂利下におすすめ
ザバーン240Gは、露出して敷く場合におすすめ
ザバーン350Gはコストをかけても長期間雑草を抑えたい方におすすめ
ザバーンを上手に使うためのポイントは次の3つです。
事前除草をしっかりと行う
予め整地をする
正しい敷設方法で敷く
この記事があなたの雑草対策の一助となれば、幸いです。












