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初心者も安心!パキラの育て方|水やりや剪定方法、植え替え等を解説

パキラの育て方

人気の観葉植物のパキラを検討中の方、

「自分でも育てることができるのかな?」
「枯れさせてしまうのは嫌だな…」

こんな不安を抱えていないでしょうか。

実はパキラは観葉植物の中でも比較的簡単に育てることができます。
そのため、初めて観葉植物に挑戦する初心者の方にもおすすめです。

今回は、そんな人気の観葉植物「パキラ」の育て方を、初心者の方向けに解説します。

【この記事でわかること】
・パキラの育て方(カレンダー付き)
・パキラが枯れないための予防法
・パキラを大きく育てる方法と小さく育てる方法
・パキラの元気がない場合に見直すこと
・パキラの育て方でよくある質問

この記事を読めば、パキラの育て方を理解し、元気に成長できるようになるでしょう。

この記事の目次

1.パキラの育て方カレンダー

まずはパキラの育て方をカレンダーにしましたのでご覧ください。

パキラの育て方カレンダー

一覧で見てみると、他の観葉植物と大きく異なる部分はなく、非常に育てやすい植物と言えます。

次の章から、「日常編」と「年間編」に分けて、それぞれ詳しく解説していきます。

2.パキラの育て方:日常編

この章では、パキラを育てる際に「日常的に行うこと」を記載しています。

2-1.水やり方法は季節によって変える

パキラの水やり

水やりは次のように行います。

春から秋:土が乾いたタイミングで水やり
冬:土が乾いた後、4日から5日程度待ってから水やり

このように行います。

春から秋(4月から9月ごろ)は、パキラも成長する時期で水を吸収しますので、土が乾いたらあげましょう。

冬はパキラの成長が止まるので、水を吸う力もすごく弱くなります。
そのため、水をあげすぎると、根腐れを起こしますので、4、5日待つ必要があります。

1年を通して、水のあげ過ぎには注意しましょう。
パキラは水をあげるすぎると、根腐れを起こします。
根腐れを起こすと枯れてしまって復活ができない可能性もありますので、適切な頻度で水やりを行いましょう。

具体的な目安が必要な場合は水分計を使いましょう。

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こちらは表示部が土が乾いたら白、水やり後は青に変わるシンプルなタイプでわかりやすくお勧めです。

2-2.置き場所は日当たりの良い窓側で管理する

パキラは日当たりが良い場所を好みます。

ただし、真夏の直射日光は強すぎて葉焼けを起こしてしまう場合もありますので、夏場はレースカーテン越しに管理をしましょう。

日光が当たらない場所に置いている場合は、パキラがヒョロヒョロと徒長をしてしまいますので、定期的に日光浴をさせる必要があります。

日照量が少ない時は、観葉植物育成ライトでカバーできることもあります。
観葉植物の育成ライトについて詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください。

観葉植物の日光不足におすすめのライト日光不足な観葉植物はライトで復活!おすすめライト12選や選び方

2-3.パキラの土づくりは、水はけの良い土を選ぶ

パキラを育てる土は「水はけの良さ」が重要です。

水はけの良い土は「赤玉土小粒6:ピートモス3:バーミキュライト1」で作ることができます。

・赤玉土小粒


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・ピートモス


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・バーミキュライト


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ホームセンターなどで観葉植物用の土が販売されていますので、こちらで代用も可能です。

・観葉植物用の土


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3.パキラの育て方:年間編

この章では、パキラを育てる際に、日常的には行う必要はないものの、1、2年の中で行う必要があることを記載します。

3-1.剪定は4月から6月に行う

観葉植物 パキラの剪定

剪定はパキラの成長が活発な4月から6月に行います。

成長期に行うことで、剪定してもまたすぐに新芽が出てくるので、形を整えやすいです。
また、剪定は観葉植物にとって負担がかかるものなので、成長期に行うことで少しでも負担を減らすことができます。

下の画像のように葉っぱをすっきりさせて蒸れを防いだり、無駄な枝に栄養を奪われないようにします。

剪定前のパキラ 剪定後のパキラ
剪定前のパキラ 剪定後のパキラ

剪定方法を紹介しますが、まずはパキラの成長点を理解する必要があります。
成長点は下の画像をご覧ください。

パキラの成長点

この写真の囲ってある部分が枝の成長点となります。
成長点から新しい枝が出てくるので、剪定の際は成長点から2cm程度上に切るのが一般的です。
また、不要な枝は成長点より下でカットすることで、成長しにくくなります。

STEP1.切り戻しをする枝の成長点から2cm程度上の部分でカットする
STEP2.不要な枝、間引きする枝を成長点より下の根元でカットする
STEP3.茶色くなった枝や葉っぱを落とす
STEP4.樹形が整ったら切った部分に癒合剤を塗る
STEP5.風通しが良く、日当たりの良い場所でレースカーテン越しに管理する

これで剪定は完了です。

3-3-1.剪定バサミに関する重要なポイント3つ

観葉植物の剪定バサミで重要なポイント3つ

剪定バサミは、観葉植物を可愛がるための「あなたの大切な相棒」となります。

剪定バサミで重要なポイントが3つあります。

1.切れ味の良いハサミを使うこと

2.普段の剪定はバイパスタイプで行うこと

3.使用後のメンテナンスを行うこと

この3つを押さえておけば、剪定を円滑・安全に行うことができます。

剪定バサミについて詳しく解説した記事はこちら。

用途別にわかる剪定ハサミのおすすめ10選剪定バサミおすすめ10選!【用途別】使い勝手抜群のハサミを選べる

観葉植物におすすめの剪定バサミ ウルフガルテン

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・ウルフガルテン 剪定バサミカテゴリーページ

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3-2.肥料は4月から9月に緩効性化成肥料をあげる

肥料は、4月から9月の間にあげます。
緩効性」である理由は、肥料がゆっくり効いてパキラにとって良い栄養状態をキープできるためです。
また、化成肥料をおすすめする理由は、肥料焼けがしにくいことと、虫が寄りにくいからです。

有機肥料は、コバエなどがよってくる可能性があります。

そのため、緩効性化成肥料の効果のタイミングに合わせて、4月から9月にかけてあげましょう。

肥料にはマグァンプKの小粒がお勧めです。
使用後はジップロックなどで密閉して、しけらないようにして保存してください。
中粒も追肥としても使えますが1年近く効果が出ることを踏まえて、撒く間隔を空ける、冬場は取り除く、砕いて早く溶けるようにするなどの工夫が必要です。

マグァンプ小粒(追肥用)

・小粒600g

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冬に肥料をあげるのはNG!
冬に肥料をあげると、パキラが枯れてしまう可能性が高いです。
冬の期間はパキラの成長が止まっているため、肥料をあげると吸収できなくて枯れてしまいます。
そのため、冬の期間は肥料をあげないようにしましょう。

3-3.パキラの植え替えは2年に1度程度を目安に行う

植え替えは「根詰まり」を防ぐために行います。

根詰まりとは、パキラが成長していくにつれて、鉢の中に根を張りますが、時間が経過すると鉢の中にみっちりと根を張ります。
根を張りすぎると、空間がなくなり、パキラが酸素や栄養分を吸い上げることができなくなります。
そうなると、結果的に枯れてしまいます。

そのため、2年に1度を目安に植え替えを行います。

鉢の号数は直径わる3です

植え替え用の鉢は色や素材が異なるさまざまな鉢が販売されているので、飾りたい場所のイメージに合うものを選ぶのも一つの楽しみです。
しかし鉢のサイズは号数で表現されることが多く、今植えてある鉢が何号なのかわからないと一回り大きい鉢を探すのも難しいですね。

鉢の号数は、直径わる3になっています。
今のサイズが何号かわからないときは鉢の直径を測ってから、植え替え用の鉢を探しましょう。


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植え替えの際に、おしゃれな植木鉢に交換すると、さらにデザイン性がアップします。
おしゃれな植木鉢について知りたい方は、次の記事をご覧ください。

必ず見つかる!おしゃれな観葉植物の植木鉢32選|失敗しない選び方必ず見つかる!おしゃれな観葉植物の植木鉢32選|失敗しない選び方

4.パキラが枯れないための予防法

この章では、パキラが枯れないようにするための予防法を記載します。

パキラ特有のものではなく、観葉植物全般に言えることばかりですので、参考にして下さい。

4-1.根腐れをしないために水をあげすぎないこと

前の章でも記載しましたが、水のあげすぎはパキラにとってリスクがあります。

水のあげすぎで、土が常に湿っていると、根腐れを起こします。
根腐れを起こすと、病気のリスクが高まったり、根が機能しなくなって枯れます。

そのため、水やりは適切な頻度で行う必要があります。

観葉植物が枯れる理由の多くは「根腐れ」です!
パキラも含め、観葉植物が枯れてしまう理由の多くは根腐れです。
良かれと思い、水を毎日たっぷりあげると枯れてしまうので注意しましょう。

4-2.根詰まりで枯れないように2年に一度植え替えをする

植え替えの必要性は前章で説明しましたので、こちらでは植え替え方法を記載します。

植え替えは5月から7月ごろの間に行いましょう。

STEP1.数日間水やりをやめて鉢を乾燥させる
STEP2.一回り大きい鉢を用意する
STEP3.新しい鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れる
STEP4.新しい鉢に3割程度、水はけの良い土を入れる
STEP5.パキラを鉢からそっと出して全体的にほぐす
STEP6.古い根や黒い根をカットする
STEP7.鉢にパキラを入れて鉢の2、3cm程度まで土を入れる
STEP8.水をたっぷりあげる

この手順で植え替えができます。
乾燥させれば、30分程度で植え替えが完了するのでとても簡単です。

4-3.肥料過多で枯れないように適切な時期に施肥する

適切な施肥の時期は、4月ごろから9月ごろまでです。

予め、緩効性化成肥料を用意しましょう。

4-4.直射日光による葉焼けを防ぐため、レースカーテン越しに管理する

観葉植物 パキラの葉焼け

特に真夏の直射日光を長時間当てると、葉焼けを起こす可能性があります。
せっかく大切に育てたパキラが葉焼けするとかわいそうですよね。

万が一葉焼けをした場合は次の2つを実施しましょう。

・他の葉っぱも葉焼けしないように、直射日光をレースカーテンで遮る
・葉焼けしてしまった葉っぱを剪定する

この方法をお試しください。

葉焼けしたからといって、急に日陰に移すとパキラの体調が悪くなりますので、レースカーテン越しの明る場所で管理しましょう。

また、一度葉焼けを起こした葉っぱは元には戻りません。
そのため、剪定をして新しい葉っぱの成長を促進します。

4-5.日光不足で枯れないように明るい日陰またはレースカーテン越しで過ごす

パキラは日光不足で枯れることもあります。

日光が不足していると、パキラが適切な光合成を行うことができず、葉っぱがしなしなになったり、幹がヒョロヒョロとなります。
最終的には枯れてしまう場合もあります。

そのため、明るい日陰もしくはレースカーテン越しで管理をするようにしましょう。

4-6.寒さでダメージを負わないように冬は室内で管理する

パキラの耐寒温度は5度程度と言われていますので、それ以下になると枯れる可能性が高くなります。

そのため、冬場は室内の暖かい場所で管理をしましょう。
ただし、エアコンが直接当たる場所はNGです。

エアコンの風で乾燥したり、水分を必要以上に奪われるため、枯れる可能性があります。

4-7.病害虫を定期的にチェックして枯れを防ぐ

定期的に葉っぱ、幹の状態を確認することで、病害虫を防ぐことができます。

早期発見は、パキラのダメージを最小限にしますので、定期的に葉っぱや幹に虫がついていないか、病気のような症状がないかをチェックすることが重要です。

5.パキラを大きく育てる方法と小さく育てる方法

この章では、パキラを「大きく育てる方法」と「小さく育てる方法」を記載します。

パキラを大きく育てるには、健康が一番

この言葉通り、健康的に育つことが大きくなる一番の秘訣です。

この記事で紹介した育て方を実践すれば、大きく成長します。

大きく育てる場合でも剪定は必須!
大きく育てる場合、せっかく成長した枝や葉っぱを剪定するのは勿体無いと思う方もいるかと思います。
ただ、剪定をしないと枝同士が密集し、風通しが悪くなって病気の原因にもなります。
そのため、間引き剪定などは必須になります。

パキラを小さく育てるには、上手に剪定をして整える

剪定前のパキラ 剪定後のパキラ
剪定前のパキラ 剪定後のパキラ

お部屋のインテリアなどでパキラをコンパクトにしたい場合は、切り戻し剪定を行って整える方法があります。

この記事でも紹介しましたが、成長点を理解し、切り戻しを行うことで同じ大きさをキープすることができます。

小さく育てる場合でも、健康第一!
「小さく育てる→栄養を少なくする」ではありません。
肥料をあげなかったりすると、元気がなくなります。
小さく育てる場合でも、健康を第一に考え、適切な施肥・水やり等が重要になります。

6.パキラの元気がない場合に見直すこと

パキラの元気がなくなった場合は、まず管理方法を見直すことが重要です。

・水をあげすぎていなかったか
・直射日光に当てすぎていないか
・根詰まりをしていないか

このように、心当たりがないか考えましょう。

そして枯れた原因によって対処をします。

7.パキラの育て方でよくある質問

この章では、パキラのよくある質問を記載します。

Q1.パキラは屋外でも育てることができますか?

春や秋はベランダでも元気に過ごすことができます。
ただ、夏は暑すぎたり、直射日光で葉焼けする可能性があります。
冬は、耐寒温度の5度を下回ると枯れてしまいます。

そのため、1年を通して屋外で育てることは出来ませんので、ご注意ください。
もちろん地植えもできません。

Q2.パキラは水耕栽培で育てることができますか?

ずっと水耕栽培では成長が難しいです。

パキラで水耕栽培をする場合は、増やす過程での「水挿し」の時期のみです。
根を発根させるために水につけておきます。

一般的に「水耕栽培」とは、永続的に水の中で育てるようなイメージですが、パキラの場合はそのような育て方はできませんのでご注意ください。

Q3.パキラがひょろひょろとしています。原因はなんですか?

ほとんどの場合、「日光不足」が原因です。

まずは日当たりが良い場所に置いて下さい。
真夏の直射日光は葉焼けを起こすので、レースカーテン越しが望ましいです。

元気が戻れば、樹形を整えるために剪定を行いましょう。

Q4.パキラにおすすめの栄養剤を教えて下さい。

活力剤は「メネデール」や「ハイポネックス肥料アンプル」がおすすめです。

どちらもホームセンターで販売されています。
生育旺盛期の春から夏にかけて与えると成長を促進します。

メネデール

植物の成長に欠かせない鉄分を根から吸収されやすい形で補充してくれます。

ハイポネックス肥料アンプル

アンプル型の液体肥料で、土に差すだけで使えます。
栄養をあげすぎかな、という場合にも抜き取るだけですぐに施肥を終了できます。


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Q5.パキラが白くなりました。原因はなんですか?

ほとんどの原因が葉焼けによるものです。

真夏の直射日光や、いきなり暗い場所から日差しが当たる場所に移したりすると発生します。

一度葉焼けを起こすと葉っぱは元に戻ることはありませんので、元気が戻れば剪定するようにして下さい。

Q6.パキラは間引きが必要ですか?

必要です。

この記事の中でも紹介しましたが、間引き剪定をしないと風通しが悪くなり蒸れてしまいます。
そのため、パキラの健康を保つためにも、定期的な剪定が必要になります。

8.ミドリスのパキラ販売サイト

私たちミドリスの販売サイトを紹介します。

・パキラ 5本編み 5号鉢

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はパキラの育て方について詳しく解説しました。

簡単にまとめます。

パキラの育て方:日常編
水やり方法は季節によって変える
置き場所は日当たりの良い窓側で管理する
パキラの土づくりは、水はけの良い土を選ぶ

パキラの育て方:年間編
剪定は4月から6月に行う
肥料は4月から9月に緩効性化成肥料をあげる
パキラの植え替えは2年に1度程度を目安に行う

パキラが枯れないための予防法
根腐れをしないために水をあげすぎないこと
根詰まりで枯れないように2年に一度植え替えをする
肥料過多で枯れないように適切な時期に施肥する
直射日光による葉焼けを防ぐため、レースカーテン越しに管理する
日光不足で枯れないように明るい日陰またはレースカーテン越しで過ごす
寒さでダメージを負わないように冬は室内で管理する
病害虫を定期的にチェックして枯れを防ぐ

パキラを大きく育てる方法と小さく育てる方法
大きく育てるには、健康が一番
小さく育てるには、上手に剪定をして整える

パキラの元気がない場合に見直すこと
水をあげすぎていなかったか
直射日光に当てすぎていないか
根詰まりをしていないか
葉っぱに何かついていないか

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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