「おしゃれな庭をつくりたいけど、庭砂利はどれを選べばいい?」
「たくさん種類があって、選び方がわからない」
庭づくりに砂利の購入を考えているけど、こんなお悩みはないですか?
庭砂利は色や大きさなど種類が豊富にあり、どれを選ぶかによってお庭のイメージがガラリと大きく変わります。
だからこそ、選び方が難しかったりしますよね。
そこでこの記事では、砂利を選ぶときのポイントと利用シーン別でのおすすめの砂利をご紹介します。
砂利の敷き方や防草シートを併用することの必要性まで丁寧に解説します。
この記事を読めば、自分の求める庭砂利を選ぶことができ、イメージ通りの庭を作れるようになります。
この記事のポイント
◎砂利の選び方のポイントがわかるようになる
◎利用シーン別に最適な砂利を選べる
◎防草効果を最大限発揮させる雑草対策の方法がわかる
◎砂利の敷き方がわかる
庭の雰囲気に合った最適な砂利を選び理想の庭づくりを行うため、ぜひこの記事をご活用ください。
すぐに庭砂利を探したいという方はコチラからご覧いただけます。
この記事の目次
1.庭砂利とは?メリットデメリットを解説
まず初めに「そもそも庭砂利ってどんな魅力があるんだろう?」と疑問に感じている方に、庭砂利のメリットデメリットを紹介します。
この章を読めば「じゃあ自分は砂利でいいんだ!」や「自分は砂利に向いてないな」と意思決定できるようになります。
1-1.砂利のメリット5つ
まずは、砂利のメリット5つを紹介します。
・防草シートを併用することで相乗効果により防草性能が非常に高くなる
・耐久性が非常に高い
・さまざまな砂利の種類から好きなデザインを選ぶことができる
・維持管理コストがほとんど発生んしない
・雑草が生えても簡単に抜くことができる
それぞれ詳しく解説します。
メリット1.防草シートを併用することで相乗効果により防草性能が非常に高くなる
防草シートを併用することで、シートの防草効果に加え、砂利の紫外線シャットアウト効果により防草効果が非常に高くなります。
次の画像をご覧ください。
このように、シートと砂利のダブル効果で高い防草効果が期待できます。
メリット2.耐久性が非常に高い
砂利は劣化が非常に遅く、耐久性が非常に高いです。
人工芝や防草シート単体などは、製品寿命があり、10年ほどで劣化してしまいます。
砂利はそのような劣化はほとんどないため、耐久性が抜群に良いです。
さらに、砂利の下地にある防草シートは、劣化の原因である「紫外線」を、砂利がシャットアウトしているので、劣化スピードが非常に遅くなります。
そのため、防草シート+砂利は、耐久性が極めて高い雑草対策になります。
メリット3.さまざまな砂利の種類から好きなデザインを選ぶことができる
庭砂利は、種類がたくさんあり、あなたのマイホームにあったデザインを選ぶことができます。
和風・洋風さまざまなデザインの住宅があるので、その家にあった砂利を選ぶことは重要なポイントです。
おしゃれな庭砂利を選ぶことで「あの家、素敵だな」と思ってもらえるようになるでしょう。
・維持管理コストがほとんど発生んしない
庭砂利を敷けば、維持管理コストはほとんど発生しません。
代表的な雑草対策として、芝生がありますが非常に手間がかかります。
芝刈り、施肥、サッチングなど手入れがかかります。
一方で砂利は、メンテナンスは基本的に不要なので、導入した後に何か自身で作業等はほとんどありません。
・雑草が生えても簡単に抜くことができる
庭砂利の下地に防草シートを張っていれば、雑草が生えても簡単に抜くことができます。
雑草は地面深くまで根っこを伸ばしますが、防草シートが根をシャットアウトします。
また、砂利は土ほど細かくないので、根っこを張り巡らすことはできません。
そのため、雑草が少し生えても、非常に簡単に抜くことができるのです。
1-2.砂利のデメリット3つ
砂利のデメリットは次の通りです。
・下地に防草シートを敷かないと、雑草がすぐ生える
・夏場に暑くなる
・お庭で思いっきり遊べない
それぞれ詳しく解説します。
デメリット1.下地に防草シートを敷かないと雑草が生える
砂利単体では、防草効果はそれほど高くありません。
雑草の種子が飛来し、すぐに砂利の隙間から雑草が生えます。
そのため、防草シートを併用する必要があります。
逆に高品質の防草シートを併用すれば、メリットでも記載したように、高い防草効果を発揮します。
詳しくは次の記事をご覧ください。
防草シートと砂利|おすすめの理由と選び方、DIY施工の注意点を解説【写真付き】デメリット2.夏場に砂利が暑くなる
砂利は真夏に熱を持って高温になります。
そのため、地表温度が上がってしまうことがあります。
ただ、これは砂利だけではなく、コンクリートやタイルも同様です。
芝生などのグランドカバープランツにしない限り、地表温度の抑制は難しいです。
「夏場に砂利が熱を持つから触らない」と覚えておけば、大きなデメリットにはならないでしょう。
デメリット3.お庭で思いっきり遊べない
芝生や人工芝などは、裸足で思いっきり遊べるという理由で、人気の雑草対策です。
特に小さなお子さんやペットと暮らしている方は、「お庭でたくさん遊びたい」と考える方も多いでしょう。
砂利にした場合、芝生や人工芝ほど遊ぶことはできません。
近くに公園やドッグランがある方はそこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
1-3.メリットデメリットで考える砂利がおすすめな人・おすすめじゃない人
簡単にメリットデメリットを記載しました、それを元に考えると「おすすめの人」「おすすめじゃない人」は次の通りです。
【防草シート+砂利がおすすめな人】
・お庭でそんなに遊ばない方
・費用対効果の高い雑草対策をしたい方
・維持管理をしたくない方
【防草シート+砂利がおすすめじゃない人】
・お庭でいっぱい遊びたい人
・お庭に緑を取り入れたい人
このようになります。
もし、あなたが「やっぱりこのまま砂利にする」と思えたら、ぜひこのまま記事を読み進めてください。
逆に「やっぱり他の雑草対策も検討したいな」と思う方は次の記事をご覧ください。
お庭のおしゃれな雑草対策6選|失敗しない選び方とDIYの費用を解説お庭の雑草対策11選|初心者向けに費用と手間をプロが徹底解説最新版・クラピアとは?お庭の雑草対策で大人気のグランドカバーを徹底解説お庭に人工芝を選ぶ6つの理由|導入前の注意点とデメリットを解説2.庭砂利の選び方
庭砂利を敷いてイメージ通りのお庭を作るためには、砂利の選び方を知ることが大切です。
そこで、庭砂利を選ぶときは、以下の3つのポイントを判断基準にすると選びやすくなります。
▼砂利を選ぶ際の3つのポイント
ポイント1.庭の雰囲気に合わせて好きな色を選ぶ
ポイント2.敷く場所に合わせて砂利の大きさを選ぶ
ポイント3.予算に合わせて選ぶ
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
2-1.庭の雰囲気に合わせて好きな色を選ぶ
砂利を選ぶときにまずポイントとなるのが、庭や家の雰囲気に合った砂利の色を選ぶことです。
住宅のテイストや外壁の色、樹木とのバランスを取りながら、仕上げたい庭の雰囲気にあった好みの色を選ぶだけで、グッとおしゃれな印象の庭に変化します。
砂利にも様々な色がありますが、ここでは大きく4つのカラーに分けてご紹介します。
1.白
2.ブラウン・ベージュ・レッド系
3.黒・グレー系
4.イエロー系
それぞれのカラーの特徴をご説明しますので、砂利の色を選ぶ際の参考にしてくださいね。
2-1-1.オールマイティーの【白】
どんなお庭にも幅広くマッチするのが「白」の庭砂利です。
白の庭砂利は、洋風でも和風でも、モダンなお庭でも、どんな雰囲気にも合わせやすいのが特徴です。
白は清潔感があり、空間をグッと明るい印象に仕上げてくれる上、ほかの色の砂利と組み合わせて、個性的なお庭を演出することも可能です。
色選びで迷ってしまうという方は「白」を選べば、まず間違いないでしょう。
2-1-2.洋風の庭に合う【ブラウン・ベージュ・レッド系】
イングリッシュガーデンやナチュラルガーデンなどの洋風の庭には、暖色系の砂利がおすすめです。
暖色系の砂利は、洋風の住宅によく使われる木材やレンガとの相性が良く、より雰囲気のある庭に仕上げることができます。
また、日陰に作るシェードガーデンにも暖色系の砂利はおすすめ。
日の当たらない場所でも明るく演出して華やかな印象を与えてくれるでしょう。
2-1-3.和風のお庭に合う【黒・グレー系】
黒・グレー系のモノトーンの砂利は、シックで落ち着いた雰囲気を演出してくれるので、和風の庭によく合います。
特に高級感を出したいときには、黒の化粧石がよく使われます。
雨に濡れると艶が出て、上品な雰囲気と風情を感じられ、いろいろな表情を楽しむことができます。
明るめの雰囲気にしたい場合は、白やグレーを選ぶと良いでしょう。
2-1-4.アジアンテイストのお庭に合う【イエロー系】
アジアンテイストやエキゾチックな雰囲気が好きな方や、今流行りのロックガーデンを作りたい方は、イエロー系の砂利がおすすめです。
多肉植物やサボテンなどの乾燥地帯の植物とイエロー系の砂利は相性が良いので、バランス良く仕上げることができるでしょう。
狭いスペースにポイント使いするなどしても、庭の表情を変える楽しみがありますね。
2-2.敷く場所に合わせて砂利の大きさを選ぶ
好きな色を選んだら、敷く場所に合わせて適切な大きさの砂利を選びましょう。
砂利は大きさによっても印象が異なり、使いやすさも変わります。
砂利を敷く場所や用途に合わせて大きさを選ぶことでバランスの良い庭を作ることができますので、下記の表を参考にして最適な大きさを選んでください。
サイズ | 用途・場所 |
大きめのサイズ(4cm以上) | 木の周りや花壇、ロックガーデンなど |
中くらいサイズ(2cm〜4cm) | 一般的なお庭や駐車場、ぬかるみ対策など |
小さめサイズ(2cm未満) | 人が歩く場所、庭一面に敷き詰めたい場合など |
それぞれの大きさの特徴を解説します。
2-2-1.大きめサイズ(4cm以上)|木の周りや花壇向き
4cm以上の大きめサイズの砂利は、木の周りや花壇などポイント的に砂利を配置したい時におすすめです。
ゴロゴロとした大きめの砂利はアクセントとなり、しっかりと存在感を出しておしゃれな庭を演出してくれます。
ゴツゴツと尖ったものや丸みを帯びたものなどの形状もさまざまです。
木の周りに砂利を敷く場合や小さいお子さんのいるご家庭は安全のために、丸みのあるものを選ぶことをおすすめします。
2-2-2.中くらいサイズ(2〜4cm)|一般的なお庭や駐車場、ぬかるみ対策に
一般的なお庭づくりに使用する砂利は、中くらいサイズの砂利がおすすめです。
使い勝手がよく、どんな場所にも馴染む大きさです。
また、駐車場など広い敷地に敷く場合は、リーズナブルで頑丈な実用性の高い砂利を選ぶとよいでしょう。
庭のぬかるみを解消したい場合にもこのサイズの砂利が活躍してくれます。
2-2-3.小さめサイズ(2cm未満)|人が歩く場所や庭一面に敷き詰めたい場合
2cm未満の小さめの砂利は、人の歩くアプローチや庭一面に敷き詰めたいときにおすすめです。
小さめの砂利は歩くとザクザクと音がするので、防犯対策としても効果を発揮します。
防犯専用の砂利も販売されていますので、セキュリティを目的に選ぶことも有効です。
庭一面に砂利を敷く場合は、砂利の下に防草シートを敷くと景観をキレイに保つことができ、お手入れも楽になるでしょう。
防草シートと砂利の組み合わせは良い所取り!”]防草シートと砂利の相性は非常に良いです。
詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください
2-3.予算を決めて選ぶ
砂利を選ぶポイントとして、価格も重要ですよね。
砂利は広い範囲に敷き詰める場合、思っている以上の量が必要となり、コストがかかることがあります。
いざ購入したものの「思ったより高くなってしまった」などとならないよう、砂利の必要量とかかる費用をあらかじめ計算した上で購入することをおすすめします。
砂利の予算を知るには、以下のステップで行います。
STEP1.砂利を敷く場所の面積を測る
STEP2.必要な砂利の量を計算する
STEP3.必要な量からだいたいの費用を知る
この手順で実際に砂利の費用を計算してみましょう。
STEP1.砂利を敷く場所の面積を測る
まずは、砂利を敷きたい場所の面積を測りましょう。面積は次の計算に当てはめて割り出します。
▼砂利を敷く場所の面積を知る計算方法
①縦(m)×横(m)=面積(平米数)
例えば、縦3メートル、横幅2メートルの庭の場合、
例)【3m×2m=6平米】
と計算し、面積は6平米と知ることができます。
STEP2.必要な砂利の量を計算する
面積を出すことができたら、次は砂利の量の計算です。
砂利を敷く厚さは一般的に3〜5cmが良いとされています。
この適切な厚さにして砂利を敷くには、基本的に1平米につき60~80kgほど必要となります。
1平米80kgと仮定して、必要な砂利の量を計算してみましょう。
▼面積に対して、必要な砂利の量の計算式
②平米数×80kg=必要な砂利の量
※1平米当たり80kgで計算した場合
例として、6平米の庭の場合で計算してみます。
例)【6平米×80kg=480kg】
となり、6平米の庭に敷く砂利の量は、480kgが必要だということがわかりました。
STEP3.必要な量から費用を知る
DIYする場合の計算となりますが、必要な砂利の量から必要な袋の数を割り出します。
③必要な量÷砂利1袋の重量=必要な袋数
砂利は1袋10kg〜20kgで販売されていることが多いので、例として、ここでは20kgで計算します。
先ほどの480kgの必要量を例えて計算式当てはめてみると、
例)【480kg÷20=24袋】
となり、砂利を購入する袋数は24袋だということがわかりました。
ここに1袋当たりの金額をかければ、砂利敷きにかかる費用を知ることができます。
④必要な袋数×1袋当たりの価格=砂利の費用
例えば、先ほどの必要数24袋を1袋当たり1,000円の砂利を購入する場合で計算してみると、
例)【24×1000=24,000】となり、
6平米当たりに敷き詰める砂利の価格は24,000円になることがわかります。
1袋当たりの価格は、砂利の種類によって大幅に変わりますので、必要な量に対して、どのぐらいの金額の砂利が適当なのか目星をつけて選ぶようにしましょう。
広い敷地に砂利を敷く場合は、砂利の量も相当量必要となります。
庭一面には比較的安価なものを選び、玄関周りには多少高値でもデザイン性を重視して選ぶなど、メリハリをつけて選ぶと良いでしょう。
3.【利用シーン別】おすすめのおしゃれな庭の砂利一覧
種類が豊富すぎて、どれを選んでいいかわからなくなってしまう砂利ですが、利用するシーン別に選んでみると自分の求めるもが探しやすくなります。
この記事では、次の5つの用途シーン別に分けてご紹介します。
・玄関まわりに敷くおすすめの砂利
・洋風の庭に合うおすすめの砂利
・和風の庭に合うおすすめの砂利
・ガーデニングにおすすめの砂利
・駐車場におすすめの砂利
まずは下記の表にて大まかな砂利の特徴をご覧ください。
利用シーン別 おすすめの庭の砂利一覧 | |
砂利の種類 | 砂利の特徴 |
①玄関まわりにおすすめの砂利 ▷ 詳細は4章へ | |
白玉砂利 |
白の石灰岩の原石を砕いて加工した石です。高級感があり、玄関まわりはもちろん、和風でも洋風のお庭でも合わせやすいのが特徴です。
1袋(20kg)当たり/2,000円〜5,000円 |
赤玉砂利 |
珍しい赤い大理石の砂利です。乾いた状態はあずき色、濡れるとワインのような光沢が出るので、晴れの日と雨の日でちがった表情を楽しめます。
1袋(20kg)当たり/2,000円〜5,000円 |
クラッシュブリック |
国産レンガを砕いてリサイクルした砂利です。レンガがこすれ合い、ザクザクと大きな音がなるので防犯効果もあります。
1袋(20kg)当たり/2,000円〜3,000円 |
②洋風の庭におすすめの砂利 ▷ 詳細は5章へ | |
チョコレートロック |
チョコレート色をした砕石で、先が尖ったザクザクとした質感が特徴。クラシカルやナチュラルな雰囲気の庭にもよく合います。
1袋(20kg)当たり/3,000円〜6,000円 |
コーラルピンク |
桜の花びらのような淡いピンク色の砕石です。 タイルやレンガとの相性が良く、洋風の庭づくりにぴったりの砂利です。
1袋(20kg)当たり/2,000円〜4,000円 |
瓦チップ |
廃瓦を砕いてリサイクルされたものが瓦チップです。温かい色味で、保水性に優れているので、ガーデニングにも適しています。
1袋(20kg)当たり/500円〜3,000円 |
③和風の庭におすすめの砂利 ▷ 詳細は6章へ | |
那智黒砂利 |
表面が磨かれた那智黒石は、常に水に濡れているような質感の高級感ある黒い玉砂利です。 シックで美しい庭づくりに適しています。
1袋(20kg)当たり/5,000円〜8,000円 |
五色砂利 |
「五色砂利」は、名前のとおり五色の砂利が混ざった彩り豊かな砂利です。上品でやわらかい印象で、モダンな庭にも好相性です。
1袋(20kg)当たり/2,500円〜4,000円 |
伊勢砂利 |
伊勢砂利は、三重県朝明川から採れる錆御影の砂利です。水はけ、水もちがよく、敷砂利として古くより愛用されています。
1袋(20kg)当たり/2,000円〜3,500円 |
④ガーデニングにおすすめの砂利 ▷ 詳細は7章へ | |
クラッシュイエロー |
花壇や多肉植物、芝生やグランドカバーにも合うおしゃれな色合いの砂利です。アジアンテイストの庭にも好相性。
1袋(20kg)当たり/2,000円〜3,500円 |
ナチュラルマーブルライト ホワイト |
天然の大理石で作られた氷砂糖のような透明感が美しい砂利。キラキラと輝く結晶質がお庭を明るく彩ります。
1袋(20kg)当たり/3,000円〜5,000円 |
アンバークォーツ |
クォーツは二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物。琥珀のような透け感が美しいクォーツの入った珍しい砂利です。
1袋(20kg)当たり/3,000円〜4,000円 |
⑤駐車場におすすめの砂利 ▷詳細は8章へ | |
青砕石 |
青みがかった色合いが特徴でシンプルでスッキリとした印象の砂利です。踏み固めることで、石がズレにくくなります。
1袋(20kg)当たり/1,500円〜3,000円 |
クラッシャーラン |
道路の路盤材に用いられる砕石の一種です。岩石や玉石を破砕機で小さく砕いた石で、ゴツゴツと角ばった形状をしているのが特徴です。
1袋(20kg)当たり/1,000円〜3,000円 |
4.玄関まわりにおすすめの砂利3選
人が歩くことを前提にした玄関まわりやアプローチは、尖った砂利よりも丸みを帯びた化粧砂利がおすすめです。
庭の雰囲気や家の外壁の色に合わせて、相性の良い色の砂利を選ぶと全体的にまとまりやすく、おしゃれな玄関まわりを演出できます。
また、防犯を目的とする場合は、歩くと音がザクザクと鳴る防犯に特化した砂利を選ぶと効果的です。
玄関まわりは家の顔ともなる場所ですので、次の3選をおすすめします。
▼玄関まわりにおすすめの砂利
白玉砂利
赤玉砂利
クラッシュブリック(クラッシュレンガ)
4-1.白玉砂利|どんな庭にもマッチするオールマイティーな砂利
白玉のように白くて丸い「白玉砂利」は、高級感があり、和風でも洋風のお庭でも、どんな場所にでも合わせやすいオールマイティーな砂利です。
丸みを帯びているので柔らかい雰囲気になり、玄関まわりを上品に演出してくれます。
また、白色の砂利はどの場所にでもしっくりと馴染むため、砂利選びに迷ってしまった場合は「白玉砂利」を選べば、どんなお庭でも素敵に演出してくれるでしょう。
サイズも豊富にありますが、玄関まわりやアプローチには歩きやすい2cmサイズがおすすめです。
4-1-1.白玉砂利はこんな人におすすめ
白玉砂利はこんな人におすすめです。
高級感を演出したい
おしゃれな庭をつくりたい
どの砂利を選べばいいか迷っている
4-1-2.人気の白玉砂利
玉砂利 ホワイトタンブル 20kg
2,380円〜(税込)
雪のように真っ白な玉砂利がお庭を引き立てる
天然石を使用した白玉砂利。真っ白な玉砂利は、玄関まわりやアプローチ、花壇まわりなど、和風でも洋風でも、どんな場所でも明るい雰囲気に引き立ててくれます。
15mm〜25mmという使いやすいサイズも魅力です。
4-2.赤玉砂利|レンガや植木鉢との相性の良い天然石の発色
赤褐色の色合いが特徴の「赤玉砂利」は、レンガや植木鉢との相性も良く、玄関まわりをパッと明るくしてくれます。
アプローチにある枕木の間に敷き詰めると南欧風にもなり、洋風の庭とも好相性です。
赤玉砂利の魅力は、乾いた状態と濡れた状態で全く違う表情を楽しめるところ。
乾燥しているときはあずき色、濡れるとワインのような光沢が出て趣があります。
4-2-1.赤玉砂利はこんな人におすすめ
赤玉砂利はこんな人におすすめです。
玄関まわりを明るい印象に仕上げたい
洋風・南欧風の庭を演出したい
レンガや植木鉢と相性の良い砂利を探している
4-2-2.人気の赤玉砂利
砂利 玉砂利 レッドスプレッド 30kg
4,490円〜(税込)
天然石ならではの自然な発色で明るい印象の庭に
天然の大理石を砕いて作られた赤玉砂利です。
人工的な発色ではなく、自然な赤みが庭にスッとなじみます。
乾いているときは上品な薄ピンクから紫、あずき色のような色合いで全体的に優しい印象に。
雨に濡れると鮮やかなワイン色になり、雨の日も楽しみになりそう!
4-3.クラッシュブリック(クラッシュレンガ)|レンガの温かみがおしゃれな砂利
「クラッシュブリック(クラッシュレンガ)」は、国産レンガを砕いてリサイクルしたレンガの砂利です。
レンガはグリーンとの相性が良く、植栽とのコントラストが美しく映え、庭をおしゃれに演出してくれます。
また、レンガは水分を吸収し、排出することによって環境にも良い影響を与えてくれるためエコです!
レンガ砕石独特のザクザクとした踏み心地がよく、歩くと大きな音がするので防犯対策にも役立ちます。
4-3-1.クラッシュブリックはこんな人におすすめ
クラッシュブリックはこんな人におすすめです。
玄関まわりのグリーンを引き立てる砂利を探している
ナチュラルな雰囲気を演出したい
防犯対策にも活用したい
4-1-2.人気のクラッシュブリック(クラッシュレンガ)
レッドクラッシュブリック 20kg
3,018円〜(税込)
ザクザクとした踏み心地の良いレンガの砂利
6色のカラーが揃い、イメージにピッタリのカラーを選んだり、組み合わせて楽しむことができます。
防犯対策にもなり、アプローチづくりにピッタリのレンガ砂利です。
5.洋風の庭におすすめのおしゃれな砂利3選
洋風の庭には、全体的に明るい印象に仕上がるブラウンや優しいピンクなど暖色系の砂利がおすすめです。
レンガ素材も洋風の庭と相性が良く、温かみがありおしゃれな印象に仕上がります。
洋風の庭と一口に言っても、イングリッシュガーデンやナチュラルガーデン、カントリーガーデンなど、さまざまです。
自分のイメージする庭に合った色を選んで、理想の庭をつくりましょう。
洋風の庭に合う以下のおすすめの3選をご紹介します。
▼洋風の庭におすすめの砂利
チョコレートロック
コーラルピンク
瓦チップ
5-1.チョコレートロック|ダークブラウンでクラシカルな雰囲気を演出
チョコレート色をした「チョコレートロック」は、深みのある他にはない色で洋風の庭をより美しく演出してくれます。
ザクザクとした質感が特徴で、ナチュラルな雰囲気の庭を作りたい方におすすめです。
雨に濡れるとツヤが出て、まるで童話に出てくるようなクラシカルな雰囲気に。
日陰や裏庭など、日が当たらない場所に敷いても、一面が華やいだ印象になります。
5-1-1.チョコレートロックはこんな人におすすめ
チョコレートロックはこんな人におすすめです。
ナチュラルな質感の砂利を探している
クラシカルな雰囲気を演出したい
陽の当たらない場所を明るい雰囲気に変えたい
5-1-2.人気のチョコレートロック
チョコレートロック 30kg
4,690円〜(税込)
落ち着いたダークブラウンでひと味違うおしゃれな庭を演出
乾いた状態だと白みがかった茶色、濡れた状態になるとチョコレート色に変化します。
落ち着いたブラウン系の砂利を探している方はこちらがピッタリ!ザクザクとした独特の質感です。
5-2.コーラルピンク|やわらかい印象のかわいらしい庭を演出
桜の花びらのように優しい淡い色合いの「コーラルピンク」の砂利は、やわらかい印象になるので、可愛らしい庭をつくりたい方にピッタリです。
玄関までのアプローチや花壇のアクセントとしての使用もおすすめ。
アクセントとして庭の一部に敷いても、庭をおしゃれに彩ってくれるでしょう。
5-2-1.コーラルピンクはこんな人におすすめ
コーラルピンクはこんな人におすすめです。
やわらかい印象を演出したい
可愛らしい庭をつくりたい
差し色として使いたい
5-2-2.人気のコーラルピンク
コーラルピンク 20kg
2,680円〜(税込)
コロコロとした丸みとやさしいピンクでお庭を可愛く彩る
白地にピンクの模様が特徴的な「コーラルピンク」は、自然素材の大理石の玉石です。
お庭にもガーデニングにも最適。
コロコロと可愛らしい丸みを帯びた質感で、お子さんのいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
5-3.瓦チップ|高性能で環境にやさしいエコ素材
瓦チップは、これまで用途がなく廃棄するだけだった「廃瓦」をリサイクルして作られた環境にもやさしい砂利です。
花壇にも適していて、やわらかいオレンジが庭を明るく彩ってくれます。
優れた透水性があるので庭に敷けばぬかるみ防止になります。
また、太陽の光の遮断するためヒートアイランド現象を抑制する効果も!
価格も比較的安価なため、お財布にも地球にもやさしくお庭を彩ることができます。
5-3-1.瓦チップはこんな人におすすめ
瓦チップはこんな人におすすめです。
明るい雰囲気の庭に仕上げたい
花壇やコンクリートの隙間などにポイント使いをしたい
地球にやさしい素材を使いたい
5-3-2.人気の瓦チップ
瓦チップ 20kg
2,000円〜(税込)
庭を明るく彩る高機能低価格の瓦チップ!
赤瓦を破砕してリサイクルした瓦チップです。
軽量で、価格も安価なため、使い勝手がよく予算をなるべく抑えたいという方にもおすすめです。
また、1平方メートル当たり18リットル保水する保水力があり、夏場でも打ち水効果が長時間持続します。
6.和風の庭におすすめのおしゃれな砂利3選
落ち着いた雰囲気の和風の庭には、高級感のある黒やグレー、上品な白などモノトーン色がよく合います。
四季の移ろいを感じたり、雨音の響きにホッと和んだり、和の趣を引き立てる砂利を選んで、イメージ通りの庭をつくりましょう。
和風の庭に合うおすすめの砂利、以下3選をご紹介します。
▼和風の庭におすすめの砂利
那智黒砂利
五色砂利
伊勢砂利
6-1.那智黒砂利|濡れたような美しい艶で高級感を演出
那智黒石は、三重県熊野市神川町で産出される粘板岩の一種で、表面が磨かれているため、濡れているような美しい艶のある質感が特徴です。
しっとり落ち着いた高級感を表現できるでしょう。
和風の庭はもちろん、モダンな空間やアジアンガーデンにもおすすめです。
6-1-1.那智黒砂利はこんな人におすすめ
那智黒砂利はこんな人におすすめです。
落ち着いた風情ある庭に仕上げたい
高級感のある庭を演出したい
アジアンガーデンをシックに演出したい
6-1-2.人気の那智黒砂利
新那智黒石(磨き) 20kg
5,390円〜(税込)
漆黒の黒と艶で高級感のある庭を演出
天然石の表面をしっかり磨いた艶のある那智黒砂利です。
高級感や重厚感をしっかり演出し、落ち着いた趣のある空間をつくり出します。
6-2.五色砂利|カラフル&モダンで落ち着いた雰囲気に
「五色砂利」は、名前のとおり五色の砂利が混ざった彩り豊かな砂利です。
五色の砂利にはそれぞれ名前があり、茜・若菜・柑子・納戸・白と和名がついています。
和のおもむきを表現するのにおすすめで、上品でやわらかく、モダンな庭にも好相性。
和の植栽まわりなど、ポイント的に敷いてもアクセントとなって引き立ててくれます。
6-2-1.五色砂利はこんな人におすすめ
五色砂利はこんな人におすすめです。
和の庭を上品に演出したい
小スペースにアクセントとして使いたい
カラフルで明るい印象にしたい
6-2-2.人気の五色砂利
五色玉砂利 20kg
2,600円〜(税込)
和風の庭にカラフルなアクセントを
赤、白、グレーなど5色が混じり合い、庭に表情をつけてくれるカラフルな五色砂利。
しっかり趣も演出してれくるので、庭に敷き詰めても、アクセント使いしても、和の庭によく合います。
6-3.伊勢砂利|水はけ・水もちが良い定番の敷き砂利
伊勢砂利は、三重県朝明川から採れる天然の化粧砂利。
黄色や黒が一粒に混じり合ったブラウンのサビ色が美しく、和風の庭にも洋風の庭にも合います。
多孔質のため水もち、水はけが良く、庭に敷きやすい特徴があり、敷き砂利として古くから愛用されています。
6-3-1.伊勢砂利はこんな人におすすめ
伊勢砂利はこんな人におすすめです。
水はけ・水もちの良い砂利を探している
庭全体に砂利を敷き詰めたい
落ち着いた雰囲気の庭にしたい
6-3-2.人気の伊勢砂利
伊勢砂利 (15mm) 20kg
3,280円〜(税込)
落ち着いた雰囲気で古くから愛される定番砂利
伊勢の国(三重県)鈴鹿山脈より伊勢湾に流れる朝明川流域にて産出される花崗岩の砂利「伊勢砂利」。
やさしいサビ色で、和モダンや洋風の庭にも良く合います。
7.ガーデニングにおすすめのおしゃれな砂利3選
ガーデニングに使用する砂利は、ポイント使いができて、空間を楽しめるものを選ぶと良いでしょう。
自分の好みの個性的な砂利を選んで、ガーデニングと一緒に楽しみましょう。
また、レンガやタイルと砂利を組み合わせるなど、花や草木とのコントラストを楽しめるような庭づくりをするのもおすすめです。
7-1.クラッシュイエロー|多肉植物やドライガーデンにも好相性
イエローの砂利は、おしゃれな色合いで、多肉植物やワイヤープランツ、ドライガーデンやロックガーデンにも馴染みます。
また、アジアンテイストやエキゾチックな庭づくりにもピッタリ!
敷設材の間にアクセントとして使用すると、空間の雰囲気が一気に華やかになります。
7-1-1.クラッシュイエローはこんな人におすすめ
クラッシュイエローはこんな人におすすめです。
ドライガーデンやロックガーデンを作りたい
アジアンテイストの庭をつくりたい
おしゃれな空間を作りたい
7-1-2.人気のクラッシュイエロー
クラッシュイエロー 20kg
2,840円〜(税込)
人気のイエローで個性的な庭を演出
多肉植物や珍奇植物の人気の高まりとともに、注目されているイエローの砂利。
流行りのロックガーデンやドライガーデンにもよく合い、個性的な庭を演出してくれます。
7-2.ナチュラルマーブルホワイト|透明感のある氷砂糖のような美しさ
天然の大理石で作られた氷砂糖のような透明感が美しい「ナチュラルマーブルホワイト」。
同じ白色の白玉砂利よりもさらに白くキラキラと輝き、結晶質が庭を明るく彩ってくれます。
コロンと丸みがあるため小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使用できます。
明るく、可愛らしい庭を演出して、ガーデニングを楽しみたいという方におすすめです。
7-2-1.ナチュラルマーブルホワイトはこんな人におすすめ
ナチュラルマーブルホワイトはこんな人におすすめです。
透明感のある砂利が欲しい
ガーデニングを明るく彩りたい
小さなお子さんのいるご家庭
7-2-2.人気のナチュラルマーブライト
ナチュラルマーブライト(5-7mm) 20kg
3,280円〜(税込)
やさしい丸みと氷砂糖のような輝きの砂利
透明感のある、つやつやと輝く白の玉石です。
自然な形のやさしい丸みで様々な雰囲気にマッチします。
様々なサイズがあるほか、同じシリーズにはピンクとイエローもあります。
好みに合わせて大きさや色を選ぶことも可能です。
7-3.アンバークォーツ|琥珀のような透け感がキラキラ輝く
天然のクォーツから作られた珍しい砂利です。
太陽の光が反射して、幻想的なお庭を演出します。
琥珀のような輝きと、ブラウンシュガーのようなザクザク感がかわいらしく、庭に敷き詰めても、ガーデニングのアクセントとして使用しても良いでしょう。
他の人とはひと味違った砂利をお探しの方にもおすすめです。
7-3-1.アンバークォーツはこんな人におすすめ
アンバークォーツはこんな人におすすめです。
キラキラ輝く素材の砂利を探している
ザクザクとした自然な形の砂利が欲しい
ガーデニングのアクセントにしたい
7-3-2.人気のアンバークォーツ
アンバークォーツ ブラウンシュガー 20kg
3,180円〜(税込)
宝石のように輝く天然のクォーツ砂利
光が当たるとキラキラと宝石のように輝く天然のクォーツ砂利です。
小さなサイズで、玄関まわりやアプローチなど、様々な場所に活用できます。
8.駐車場におすすめの砂利2選
駐車場に使用する砂利は、車が通ることを考え、安定する地盤をつくることを重視して選びましょう。
丸みを帯びた砂利だと、砂利同士や土がかみ合わず、地面が固まらなくなってしまうため、砕石タイプが向いています。
また、駐車場のように広い面積に敷く砂利は安価であることもポイントです。
8-1.青砕石砂利|踏み固めることで石がズレにくくなる
青みが特徴でシンプルでスッキリとした印象の青砕石砂利は、汎用性があり、駐車場以外でも、どんな場所にでも使いやすい砂利です。
踏み固めることで、石がズレにくくなるため、駐車場に適しています。
サイズが色々ありますが、1.5cm〜2cmサイズの砕石なら、タイヤに挟まる心配がありません。
8-1-1.青砕石砂利はこんな人におすすめ
青砕石砂利はこんな人におすすめです。
駐車場に適した砂利を探している
スッキリとした印象の砂利が欲しい
8-1-2.人気の青砕石砂利
青砕石 20kg
2,480円〜(税込)
国内産天然石の自然素材の青砕石
石質が固く、車の重量にもよく耐えます。
また、お庭や建物周りに敷き詰めると雑草の成長を抑制し、自然な色味でやさしい景観を作れます。
8-2.クラッシャーラン|道路の路盤材に用いられる砕石
「クラッシャーラン」は、道路の路盤材に用いられる砕石の一種です。
岩石や玉石を破砕機等で人工的に小さく砕かれた石で、ゴツゴツと角ばった形状をしているのが特徴です。
しっかりと踏み固まるので、土木・建築工事の基礎地盤としても使われています。
価格も比較的安価なため、駐車場に敷き詰めるには最適ですが、粒が大きいものは足元を取られてつまづく危険がありますので、お子さんのいるご家庭には不向きです。
8-2-1.クラッシャーランはこんな人におすすめ
クラッシャーランはこんな人におすすめです。
安価な砂利を探している
頑丈な砂利が欲しい
小さな子どもが近くにいない
8-2-2.人気のクラッシャーラン
再生砕石・再生クラッシャーラン 18kg
1,650円〜(税込)
コンクリートを粉砕したリサイクル建材
コンクリートを再利用した非常に環境にやさしい再生建材。
駐車場に敷きつめるほか、コンクリート工事の下地や穴埋めなどに使用できます。
9.庭砂利の敷き方施工手順(DIY対応)
砂利を購入して自分で敷く場合、必要な下準備があります。
これを怠ってしまうと後々のメンテナンスが面倒なことに!
そうならないためにも、砂利の敷き方のポイントを押さえて、キレイな出来栄えを目指しましょう。
砂利の敷き方は以下の手順で行います。
砂利を敷く前に雑草の処理をする
処理した雑草を集める
地面を均等にならして固める
除草シートを敷いて雑草対策をする
砂利を撒きならす
順番に見ていきましょう。
9-1.砂利を敷く前に雑草の処理をする
まずはじめに、砂利を敷く場所の雑草を処理しましょう。
この前処理を行わずに砂利を敷いてしまうと、砂利のすき間から雑草がどんどん生えて、せっかくのお庭の景観が台無しになってしまいます!
広範囲の場合は、除草剤を使ってしっかり枯らすようにしましょう。
手で抜く場合は、根っこから抜くようにしてください。
砂利を敷いて雑草を生えにくい環境にするためにも、はじめの除草作業が肝心です。
一度生えてくると、大変な作業になってやり直し費用もかかります。
そのため、最初にしっかりと下処理をして施工を進めていきましょう。
9-2.枯らした雑草を集草する
雑草が枯れたら、草刈り機や手鎌で綺麗に刈って集草しましょう。
刈った草が残っていると、シートが浮いてしまう場合があります。
また、可能な限り鍬などで雑草の根っこも除去することをおすすめします。
水分が抜けて処分が楽になりますので、防草シートと砂利を敷くまで時間がある方はぜひ行ってください。
9-3.地面を均一に整地して固める
砂利を敷く場合、地面を均一に整地してしっかり踏み固めることが、砂利を敷く前の重要なポイントとなります。
この下準備を怠ってしまうと、下記のようなことを招いてしまいますので注意してください。
地面が凸凹に見えて見栄えが悪くなる
砂利が土に沈みやすくなる
水はけが悪くなり、水が溜まりやすくなる
せっかく必要な砂利の量を計算して購入しても、地面が凹凸になることで追加で砂利が必要となってしまいます。
そのため、しっかり地面を整地して固めてから砂利を敷くようにしましょう。
9-3-1.地面を整地して固める手順
地面を整地して固める手順は以下の通りです。
凸凹な地面をスコップなどを使って掘り返し、平らにならす
石や小枝などをキレイに取り除く
スコップや足で踏みならして地面をしっかり固める
3つのステップで行えますので、砂利を敷く前のひと手間をしっかり行うようにしましょう。
9-4.防草シートを敷いて雑草対策をする
庭に砂利を敷く目的として雑草を防ぐことも前提になっていると思います。
ただ砂利だけを敷くと、確実に雑草が生えて見栄えが悪くなり、管理コストもかかってしまいます。
砂利の隙間から生えてくる雑草は処理も大変になります。
次の写真は防草シートを使わず、砂利だけ敷いた現場です。
防草シートを併用しないと、砂利の隙間からどんどん雑草が生えてしまいます。
こんなことにならないよう、砂利を敷く場合は確実に防草シートも併用して導入しましょう。
防草シートと砂利の記事はこちら。
防草シートと砂利|おすすめの理由と選び方、DIY施工の注意点を解説【写真付き】9-4-1.防草シートを敷く手順
防草シートは以下の手順で敷いていきます。
端から少しずつ防草シートを広げて敷いていく
2枚以上並べて敷く場合は、15cmほど重ねて並べる
防草シートがめくれないようにピンを打って固定する
壁ぎわなどまで敷き詰める場合は、端までしっかり敷き詰めるようにしましょう。
9-5.砂利を敷いてならす
最後に、砂利を敷いてならします。狭いスペースなら問題ありませんが、広範囲の場合はトンボやレーキという道具を使ってならすことをおすすめします。
トンボ・レーキ |
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一般的な砂利を敷く厚さ3〜4cmほどにして、均一になるようにならします。
砂利を敷く作業は下準備から砂利をならすまで重労働でもありますので、業者に依頼することも一つの方法です。
広範囲に砂利を敷く必要がある場合などは検討してみると良いでしょう。
10.砂利の下に防草シートを敷いて、しっかり雑草対策をしよう!
前途したとおり、砂利に防草シートを併用すると、効果を最大限発揮させることができます。
防草シートと砂利を組み合わせることのメリットをご紹介します。
▼「砂利」+「防草シート」を組み合わせるメリット
防草効果が高くなる
防草シートに直接日光が当たらないため劣化しにくい
雑草が生えても簡単に抜くことができる
庭の維持管理コストがかからなくなる
ミドリスでは、防草シートはアメリカのデュポン社が製造している「ザバーン」をおすすめしています。
4層構造で強度があり、強い防草効果はもちろん、砂利の沈下や路盤の変形も防止します。
また、透水性にも優れているため、雨でぬかるみを作ることもありません。
その上、特殊な加工により半永久的に効果が期待できます!
雑草でお困りの方は、防草シートの活用をおすすめします!
11.まとめ
利用シーン別におすすめの砂利をご紹介してきました。
庭砂利は色や大きさなどの他にも、和風や洋風に合う砂利、防犯に効果的な砂利など、種類が豊富にあり、選び方が難しいアイテムです。
色、大きさ、価格の3つの選び方のポイントを押さえ、こちらで紹介した砂利を参考に、ぜひご自身のイメージに合った砂利を選んでください。
また、砂利は敷き方も重要です。
しっかり下準備をしてから行わないと、凸凹ができてしまい、水が溜まりやすくなったり、景観もキレイとは言えなくなってしまいます。
敷き方の手順をしっかり守って、砂利を敷くようにしてください。
好みや目的に合わせた砂利を選んで、ぜひお庭づくりを楽しんでくださいね。