屋内の観葉植物で「ソテツ」を検討中の方、「ソテツってどんな植物だろう?」とお考えではないでしょうか。
実はソテツは今生きている植物の中でイチョウと並び、最も原始的な植物です。
日本では遥か昔から親しまれている植物です。
そんな日本に縁あるソテツを、観葉植物として導入するメリットを記載します。
今回は、年間で数百鉢以上のソテツを管理・販売する私たちミドリスが、今ままでの経験も踏まえて解説します。
この記事でわかること
屋内の観葉植物としてソテツを導入するメリット5つ
屋内観葉植物としてのソテツの育て方
ソテツ(観葉植物)でよくある質問
この記事を読めば、観葉植物としてソテツを検討しているあなたが意思決定できるレベルまで知識を得ることができます。
この記事の目次
1.屋内の観葉植物としてソテツ(蘇鉄)を導入するメリット5つ
この章では、ソテツを観葉植物として導入する次の5つのメリットを紹介します。
1.管理の手間が非常に少ない
2.強靭な植物なので、初心者でも育てることができる
3.金運アップの縁起物と言われている
4.花言葉は「雄々しい」で勇敢に立ち向かいたい人にピッタり
5.南国風のインテリアデザインなど明るい部屋にピッタリ合う
それぞれ詳しく解説します。
1-1.管理の手間が非常に少ない
ソテツは管理の手間が少ないです。
やることは次の通りです。
日常的に行うことは、水やりと目視チェック程度です。
植物をこまめに管理するのが難しい方には、ピッタリの観葉植物です。
1-2.強靭な植物なので、初心者でも育てることができる
ソテツは本当に強い植物なので、注意するべき害虫や病気は特にありません。
注意するべきポイントは2つです。
・水のあげすぎによる「根腐れ」
・十分な日光浴ができる環境
この2点に注意しましょう。
1-3.金運アップの縁起物と言われている
ソテツは室町時代や江戸時代の大名から愛されており「お金持ちの象徴」とも言われた植物です。
現代では、金運アップの縁起物と言われております。
一方で「金食い虫」という捉え方もあり、2面性があります。
人の捉え方で大きく異なります。
1-4.花言葉は「雄々しい」で勇敢に立ち向かいたい人にピッタり
ソテツの花言葉は「雄々しい」です。
巨大なソテツの木が風に揺れる様子からこのような花言葉が付けられました。
「難局に雄々しく立ち向かう」など、何かにチャレンジしたい人にピッタリの観葉植物です。
1-5.南国風のインテリアデザインなど明るい部屋にピッタリ合う
ソテツは基本的にどんな部屋でも観葉植物として置くことができます。
特に南国風のデザインの室内や、明るいお部屋の方にはピッタリ合うと思います。
おしゃれな植木鉢に植え替えるとさらにデザイン性がアップします。
詳しくは次の記事をご覧ください。
2.屋内観葉植物としてのソテツ(蘇鉄)の育て方は簡単!
ソテツの育て方はとても簡単です。
簡単にまとめた表が次の通りです。
簡単に解説します。
詳しく解説している記事はこちら
初心者向け!ソテツの室内・屋外別の育て方|枯れの予防法4つを解説2-1.肥料は毎年4月から5月ごろに緩効性化成肥料を置き肥する
毎年4月から5月ごろに緩効性化成肥料肥料を株周りにあげます。
注意点は2つです。
・肥料焼けを避けるため幹に直接当たらないようにする
・有機肥料は虫が寄るので、化成肥料を使う
この2点を押さえておきましょう。
2-2.基本的には日当たりの良い南側で管理する
ソテツは日光を好む植物です。
日当たりの良い南側に置くのがベストです。
普段はベランダに置いて、鑑賞する際に室内へ移動するのも一つです。
日照量が少ない時は、育成ライトでカバーできることもあります。
観葉植物の育成ライトについて詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください。
2-3.水やりは土が完全に乾いたタイミングで行う
ソテツの水やりには注意が必要です。
タイミングは次の通りです。
・冬以外:土が完全に乾いたタイミングでたっぷりと水やり
・冬:土が完全に乾いてから2、3日後に水やりをする
冬のソテツは休眠期に入っているため、水の吸収力が弱いため水のあげすぎに注意が必要です。
万が一、水不足になっても1日で復活しますが、水のあげすぎは、根腐れを起こして枯れてしまいます。
そのため、水の管理には注意を払う必要があります。
3.ソテツ(蘇鉄)に関するよくある質問
この章では、ソテツに関するよくある質問を紹介します。
3-1.ソテツの鉢植えを置くと虫が湧きますか?
ソテツを含めて、観葉植物を置くと虫が湧く可能性があります。
原因は次のようなものがあります。
・受け皿に水が溜まっている
・土が腐葉土などの有機成分由来のものを使用している
この2つの原因がほとんどですので、受け皿に水を溜めず、土は「プロトリーフ室内向け観葉・多肉の土」を使うことで大幅に虫を減らすことができます。
3-2.ソテツはどんな時に枯れますか?
「水のあげすぎで枯れる」ことが多いです。
基本的に強い植物なので、病気や害虫の心配は少ないです。
水のあげすぎで枯らす方が多いので、注意が必要です。
おさらいになりますが、水は次のタイミングであげます。
・冬以外:土が完全に乾いたタイミングでたっぷりと水やりをする
・冬:土が完全に乾いてから2、3日後に水やりをする
3-3.日光が直接入らない場所しかないのですが、ソテツは難しいですか?
はい、難しいです。
ソテツは日光が大好きな植物ですので、直接日光が入らない場所で成長することはできません。
そのため、日光が入らない場所で観葉植物を置きたい方は、多肉植物がおすすめです。
多肉植物は、日陰でも育つことができる品種がいくつもあります。
3-4.コバエを寄りにくくする方法はありますか?
「無機質の土」+「化成肥料」が有効です。
観葉植物のコバエ駆除方法と予防策を紹介した記事がありますので、あわせてお読みください。
観葉植物のコバエ対策|効果抜群!7つの駆除方法と5つの予防策4.ミドリスのソテツ(蘇鉄)販売サイト
私たちミドリスのソテツ販売サイトを紹介します。
ソテツ購入したら基本的に鉢植えで届きます。
届いた鉢は、すぐに植え変えても問題ありません。
あなたの好みに合わせておしゃれなプランターを見つけてみましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、観葉植物でソテツを検討されている方向けに記事を執筆しました。
簡単にまとめます。
屋内の観葉植物としてソテツを導入するメリット5つ
1.管理の手間が非常に少ない
2.強靭な植物なので、初心者でも育てることができる
3.金運アップの縁起物と言われている
4.花言葉は「雄々しい」で勇敢に立ち向かいたい人にピッタり
5.南国風のインテリアデザインなど明るい部屋にピッタリ合う
屋内観葉植物としてのソテツの育て方
肥料は毎年4月から5月ごろに緩効性化成肥料を置き肥する
基本的には日当たりの良い南側で管理する
水やりは土が完全に乾いたタイミングで行う
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。