おすすめの防草シートをお調べのあなた、ちょっと待ってください!
あなたが見たサイトは「あなたにとっておすすめ」となっていますか?
実は、「業者が売りたいからおすすめしている」パターンが多くあります。
今まで、20万平米以上の防草シート施工実績があるミドリスメンバーが伝えたいことは、「あなたにおすすめの防草シートはあなたの利用目的で変わる」ということです。
次の写真をご覧ください。
目的に合った防草シートを選ばないと、せっかく敷いた防草シートに雑草がたくさん生えてしまう悲しい未来が待っています。
そこで今回は、次の3点を中心に解説しています。
【目的別】プロが選ぶおすすめの防草シート
おすすめの防草シートの選び方は5つのポイントで決める
通販サイトの売れ筋ランキングはあなたの参考にならない可能性がある
この記事では、あなたにおすすめの防草シートを理由を付けて解説していますので、あなたも納得して読むことができると思います。
防草シートを1から詳しく知りたい方は次の記事からご覧ください。
防草シートとは|雑草対策の効果と利用するメリット・デメリットを解説この記事の目次
1.【目的別】プロが選ぶおすすめの防草シート
この章では、早速おすすめのシートを紹介します。
重要なポイントが「目的別で選ぶこと」です。
理由は、「あなたが敷く場所や雑草を抑えたい期間によって選ぶべきシートが異なる」からです。
目的別で選ぶ商品は次の通りです。
砂利・人工芝の下の防草シートは「ザバーン136G」
露出で長期間雑草を抑えたい場合はザバーン240G
農用通路やなどの短期的(1年から2年)な利用であれば安価なシート
農業などでは白色の防草シートがおすすめ
太陽光発電所の利用は「ザバーン240G」がおすすめ
それぞれ詳しく解説していきます。
1-1.砂利・人工芝の下におすすめの防草シートは「ザバーン136G」
砂利下や人工芝の下には防草シート「ザバーン136G」がおすすめです。
ザバーンは通販サイトで防草シートカテゴリのランキング1位常連で、一般消費者にも信頼されているシートです。
ザバーンの中でも砂利下に推奨されているシートが「136G」です。
136や240、350というシートの種類は、平米あたりの繊維のグラム数となり、数字が大きくなれば密度が上がり、耐用年数が長くなります。
【ザバーン136Gの基本情報】 | |
耐用年数 | 3〜5年 ※砂利下の場合は、半永久 |
遮光率 | 85.3.% |
厚さ | 0.4mm |
雑草対策 | 小さい雑草(オオバコ、タンポポ、ナズナ) |
1-2.露出で長期間雑草を抑えたい場合はザバーン240G
シートの上に砂利などを施工せず、防草シート単体で導入する場合は、「ザバーン240G」がおすすめです。
ザバーンは前の章でも紹介したデュポン社製のシートで、こちらの240Gがザバーンの中で、一番人気のシリーズです。
【ザバーン240Gの基本情報】 | |
耐用年数 | 7〜13年 |
遮光率 | 99.7% |
厚さ | 0.64mm |
雑草対策 | 強い雑草(スギナ、チガヤ、ヨシ、ササ) |
1-2-1.さらに長期間雑草を抑えたい場合は、「ザバーン350G」または「超厚手ストロングマット」
ザバーン350G
ザバーン350Gはザバーンシリーズで一番耐久性が高いシートです。
強雑草にも使える心強いシートです。
【ザバーン350Gの基本情報】 | |
耐用年数 | 10〜15年 |
遮光率 | 99.7%以上 |
厚さ | 0.8mm |
雑草対策 | 強い雑草(スギナ、チガヤ、ヨシ、ササ) |
超厚手ストロングマット
ストロングマットは非常に厚みがあるシートで、ザバーン350Gより3倍の厚みがあります。
「費用をかけても雑草を限りなく0に近づけたい」という方におすすめです。
【ストロングマットの基本情報】 | |
耐用年数 | 15年以上 |
遮光率 | 99%以上 |
厚さ | 3mm |
特徴 | ポリエステルとポリプロピレンの2重構造 |
1-3.農用通路やなどの短期的(1年から2年)な利用であれば安価なシート
あなたの防草シートを敷く目的が「短期的な雑草対策」であれば、平米単価の安い防草シートで十分です。
農用通路や、お庭の一時的な雑草対策などに向いています。
【草よけシートの基本情報】 | |
耐用年数 | 2年から3年(劣化が早い環境では1年半ほど) |
重さ | 105g/平米 |
特徴 | ポリプロピレンの簡易構造 |
劣化が早く、雑草が生えてきてしまうので、敷き直しにも苦労します。
また、スギナなどの強雑草を防ぐのは難しいです。
この点を踏まえた上で、検討しましょう。
・0.3m×10m×20本
・0.5m×10m×10本
・0.5m×100m×2本
・0.5m×50m×4本
・0.75m×100m×2本
・0.75m×50m×4本
・1m×10m×10本
・1m×100m×2本
・1m×20m×10本
・1m×50m×4本
・1.5m×10m×10本
・1.5m×100m×1本
・1.5m×50m×2本
・2m×10m×5本
・2m×100m×1本
・2m×50m×2本
1-4.農業などでは白色の防草シートがおすすめ
白色の防草シートは、ビニールハウスや畑で多く使われています。
太陽光の反射率が高く、作物の光合成・色付けを促進する効果が期待できます。
【白色防草シートの基本情報】 | |
耐用年数 | 2年から3年(劣化が早い環境では1年半ほど) |
重さ | 135g/平米 |
特徴 | ポリプロピレンの簡易構造 |
1-5.太陽光発電所の利用は「ザバーン240G」がおすすめ
太陽光発電所の雑草対策は、「長期間の利用が前提」となります。
そのため、ザバーンの人気1位である「ザバーン240G」がおすすめです。
【ザバーン240Gの基本情報】 | |
耐用年数 | 7〜13年 |
遮光率 | 99.7% |
厚さ | 0.64mm |
雑草対策 | 強い雑草(スギナ、チガヤ、ヨシ、ササ) |
2. おすすめの防草シートの選び方は5つのポイントで決める
この章では、防草シートを選ぶ際に事前に知っておくべき5つのポイントを記載します。
1章で、おすすめしたシートは、この章で記載する内容にいくつか当てはまっています。
2-1.遮光率が高いと雑草が生えにくい
防草シートの遮光率が高ければ、雑草が生えにくくなります。
理由としては、雑草の成長に必要な「水、日光、空気、土」のうち、「日光」を遮断するからです。
日光を遮断すれば、雑草も大きく成長することができません。
2-2.貫通抵抗力が高いと雑草を抑える能力が高い
貫通抵抗力とは、「雑草が防草シートを突き抜けることを抑える力」です。
貫通抵抗力が高ければ、雑草はシートを突き抜けることができず、結果的に雑草が生えにくい環境を作ることができます。
次の画像をご覧ください。
繊維が密であれば、防草シートの下の雑草がシートを突き破る可能性を低く抑えることができます。
2-3.防草シートの耐用年数を知り、価格差を理解する
防草シートは「耐用年数」と「価格」が相関関係になっています。
基本的には「高価なシート=高耐久で耐用年数が長い」「安価なシート=雑草が生えやすく、耐久年数が短い」となります。
あなたの目的を明確にせず、「安いから買おう」と購入すると、あなたが期待した効果が発揮できずに後悔してしまうことになるでしょう。
それは「短期利用」だから良いのであって、10年以上の長期利用に使用すると失敗します。
途中で雑草が生えて、管理の手間や敷き直しの費用を考えると、あなたの目的にあった強度のシートを選ぶことが重要なことがわかると思います。
2-4.水はけが良い防草シートを選ぶことも重要
ほとんどの防草シートが、基本的に問題ない程度の透水性があります。
防草シートを敷くと水はけが悪くなるのではなく、元々水はけの悪い土地に防草シートを敷くとデメリットがあります。
・溜まった水が不衛生
・防草シートにカビや苔が生える
このようなデメリットがあるので注意しましょう。
2-5.短期利用に高耐久のシートは必要ない
防草シートの短期利用(1年から2年)で高耐久のシートは必要ありません。
予算が有り余っているのであれば別ですが、あえて高コストで導入することはおすすめできません。
例えば、私たちミドリスでよくおすすめしている「ザバーン」は、高耐久なので短期利用で使うのは勿体無いです。
短期利用であれば、ホームセンターや通販で安価なシートを購入し、最低限の目的を果たすようにしましょう。
3.通販サイトの売れ筋ランキングはあなたの参考にならない可能性がある
ほとんどの方が防草シートは通販サイトで購入するのではないでしょうか。
そこで私たちミドリスがお伝えしたいことは「防草シートの売れ筋ランキング=あなたが選ぶべきシートではない」ということです。
消費者の心理として「できるだけ安く購入したい」ということは多くあります。
しかし、安い理由でシートを購入すると、この記事でも紹介したように「あなたが期待する効果と実際の乖離」が起きて後悔するかもしれません。
また、インターネットの広告戦略でたくさん販売することにより、売れ筋になっているシートもあります。
そのため、この記事で何度もお伝えしている通り、「あなたの目的に合った防草シートを選ぶことが一番の成功するポイント」となります。
4.防草シートが決まったら次は敷き方を学びましょう!
あなたが購入する防草シートが決まれば、次は敷き方を学ぶ必要があります。
「防草シートは敷くだけでしょ?」と考えている方も多いと思います。
しかし、敷く前の段階の「事前準備」を怠ると、せっかく購入したシートも本来の力を発揮できません。
「事前準備」と「正しい敷き方」の両方を理解することで、初めて防草シートの効果を最大限発揮させることができます。
そのため、購入する防草シートが決まれば、次にあなたが理解するのは「事前準備」と「正しい敷き方」です。
私たちミドリスが防草シートの事前準備と敷き方を解説した記事を紹介します。
記事では主に次の4つを解説しています。
1.防草シートを敷く(貼る)前に絶対に押さえておくべき5つのポイント
2.防草シートの施工前に決めておくべき幅の長さと購入数量
3.防草シートの敷き方(貼り方)4ステップ
4.防草シートをDIYで綺麗に施工するためのひと手間(ワンポイント)
5.あなたの防草シートの成功確率を向上させるお役立ちリンク
この章では、防草シートを検討中の方へのお役立ち記事を紹介します。
それぞれの記事にどのような内容が書かれているかを簡単にまとめていますので、「これを見たい!」と思った方はぜひご覧ください。
あなたが防草シートについて詳しくなればなるほど成功確率は飛躍的に向上します。
お時間がある際にぜひご覧ください。
5-1.お庭の防草シートについて詳しく知りたい方
紹介する記事では以下の3点を中心に解説しています。
お庭の雑草対策で防草シートを選ぶ3つの理由
おしゃれなお庭を作るために知っておきたい防草シートの4つの活用法
お庭で防草シートを導入する際の注意点3つ
5-2.防草シートの耐用年数について詳しく知りたい方
今回の記事でも少し触れましたが、防草シートは「価格」と「耐用年数」が相関関係となっています。
紹介する記事では、次の2点を詳しく解説しています。
種類別・素材別の防草シートの耐用年数
防草シートを長持ちさせる方法
5-3.防草シートの水はけについて詳しく知りたい方
紹介する記事では以下の
・防草シートの水はけを3つの視点で解説
・防草シートの透水レベル
・防草シートは利用シーンで選ぶべき
5-4.防草シートをおしゃれに仕上げる方法について詳しく知りたい方
紹介する記事では、防草シートをおしゃれに仕上げるポイントを解説しています。
特にお庭で防草シートを検討されている方は、見栄えも重要なポイントなので、ぜひご覧ください。
主に解説している2つのポイント
防草シートの上をおしゃれに施工できる4つの方法
おしゃれに仕上げるために抑えておくべきポイント
5-5.防草シートと整地の関係について詳しく知りたい方
防草シートを敷く前の整地は必須です。
紹介する記事では、次の2つを中心に解説しています。
防草シートに整地が必要な3つの理由
防草シートの敷く前に整地をする7ステップ
5-6.防草シートのデメリットについて詳しく知りたい方
紹介する記事では、防草シートのデメリットについて詳しく解説しています。
「防草シートのデメリットを知りたい」という声に応えた記事となります。
次の3つのポイントを中心に解説しています。
防草シートの5つのデメリット
防草シートのデメリットと思われている2つの誤解
防草シートのデメリットを回避するための5つのポイント
5-7.防草シートと砂利の組み合わせについて詳しく知りたい方
紹介する記事では相性抜群の「防草シート+砂利」の組み合わせを解説しています。
主に次の4つを中心に解説しています。
防草シートと砂利(砕石)の組み合わせがおすすめな5つの理由
絶対に抑えておくべき!防草シート+砂利(砕石)の組み合わせ3つの注意点
お庭で防草シート+砂利(砕石)をDIYで施工する6つの手順
防草シートと砂利をDIY施工する際に必要なものリスト
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事で紹介した目的別でおすすめの防草シートは次の通りです。
砂利・人工芝の下におすすめの防草シートは「ザバーン136G」
露出で長期間雑草を抑えたい場合はザバーン240G
農用通路やなどの短期的(1年から2年)な利用であれば安価なシート
農業などでは白色の防草シートがおすすめ
太陽光発電所の利用は「ザバーン240G」がおすすめ
もし、この記事を読んでも、あなたが購入する防草シートが決まらなければ、ぜひ一度お問い合わせください。