「多年草のおすすめグランドカバーを教えてください!」
春になるとこのようなお問い合わせをたくさんいただきます。
今回は、年間10万株以上のグランドカバーを販売する私たちミドリスが厳選した多年草のグランドカバーを6種類紹介します。
ただ紹介するだけではなく、今まで購入されたお客様の感想を良いことも悪いことも紹介します!
加えて、6種類の多年草のグランドカバーを12項目で比較します。
【12項目】
・草丈
・踏圧
・常緑/落葉
・花
・開花時期
・強さ
・生育可能地域
・日当たり
・土質
・管理の手間
・詳しい育て方
この記事を読めば、私たちが紹介した6種類の厳選した多年草のグランドカバーについて詳しく知ることができるでしょう。
この記事の目次
1.お庭におすすめの多年草のグランドカバー6選
早速、お庭におすすめの多年草グランドカバーを6種類紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
1-1.クラピア
画像ご提供者様:masaチャンネル様(リンク先のyoutubeで詳細がご覧いただけます。)
画像ご提供者様:masaチャンネル様(リンク先のyoutubeで詳細がご覧いただけます。)
種類 | クラピア |
草丈 | 3cm前後(刈り込むで低く維持可能) |
踏圧耐性 | 強い/毎日踏んでも大丈夫 |
常緑/落葉 | 落葉/冬枯れする |
花 | あり/品種によって色が異なる |
開花時期 | 5月〜9月頃 |
強さ | 強い |
生育可能地域 | 北海道・寒冷地以外で植栽可能 |
日当たり | 日当たりが良い場所 |
土質 | 水はけが良い土壌 |
管理の手間 | 少ない |
導入コスト | 1000円〜2200円/1平米 |
クラピアのおすすめポイント
「芝生の代わりのグランドカバープランツ」をテーマに販売されています。
可愛いお花が咲き、背丈が低いのでお庭の可愛い緑の絨毯にできますよ。
冬は芝生と同じく、冬枯れをして茶色くなります。
芝生より管理の手間が少なく、忙しい人でも管理できる魅力的な植物です。
お庭でたくさん遊びたい人におすすめのグランドカバーです。
【クラピアを植えてよかった声】
・お庭がお花で可愛くなった
・緑の絨毯で子供と裸足で遊ぶのが良い
・近所の人からお庭を褒められるようになった
【クラピアを植えて残念だった声】
・植えて少し経過したら枯れてしまった
・病気になって枯れてしまった
クラピアの育て方
クラピアについて気になる方は次の記事をご覧ください。

ミドリスのクラピア販売サイト
1-2.タマリュウ
種類 | タマリュウ |
草丈 | 5cm〜15cm(刈り込むで低く維持可能) |
踏圧耐性 | 弱い/頻繁に踏むのはNG |
常緑/落葉 | 常緑/冬でも元気に緑を維持 |
花 | あり/夏に咲くが、ほとんど見えない |
開花時期 | 7月〜8月頃 |
強さ | とても強い |
生育可能地域 | 北海道以外で植栽可能 |
日当たり | 日向・半日陰・日陰どこでも可能 |
土質 | 水はけが良い土壌 |
管理の手間 | 非常に少ない |
導入コスト | 2000円〜10,000円/1平米 |
タマリュウのおすすめポイント
日本古来より庭園で愛されてきた植物で、シンプルな外見なので和風のお庭はもちろん、どんなお庭でもマッチする外見です。
また、非常に丈夫で枯れることがほとんどなく、管理の手間も本当に少ないのがメリットです。
園芸初心者の方でも枯らすことはほとんどないでしょう。
一方で、頻繁な踏み付けには弱いので、お庭一面に植えるものではなく、飛び石を設置したり、お庭の一部に植えられることが多いです。
「あまり植物のお世話に時間をかけることはできないけど、お庭に緑を取り入れたい」という方にイチ押しです。
【タマリュウを植えてよかった声】
・一年中、綺麗な緑を維持してくれて嬉しい
・手間が本当にかからないので嬉しい
【タマリュウを植えて残念だった声】
・踏み付けに弱いのが少し残念
玉竜の育て方
タマリュウついて詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

ミドリスのタマリュウ販売サイト
1-3.芝生
種類 | 芝生 |
草丈 | 5cm〜30cm前後/品種による(刈り込むで低く維持可能) |
踏圧耐性 | 強い/毎日踏んでも大丈夫 |
常緑/落葉 | 品種により常緑もあり |
花 | なし |
開花時期 | なし |
強さ | 強い |
生育可能地域 | 全国で生育可能(品種による) |
日当たり | 日当たりが良い場所 |
土質 | 水はけが良い土壌 |
管理の手間 | 多い |
導入コスト | 1500円〜/1平米 |
芝生のおすすめポイント
お庭だけではなく公共施設、ゴルフ場など様々な場所で活躍しています。
しっかり管理をすれば、本当に綺麗な緑の絨毯にすることができます。
一方で、刈り込みや施肥、エアレーションなど比較的管理の手間が多いのも特徴です。
品種も豊富にあり、地域を選びますが、常緑の品種もあります。
園芸に時間をかけることができ、お世話も楽しめる方におすすめです。
芝生の育て方
芝生の手入れについて詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

1-4.タピアン
種類 | タピアン |
草丈 | 10cm〜20cm前後 |
踏圧耐性 | 頻繁な踏み付けはNG |
常緑/落葉 | 常緑/紅葉する場合もあり |
花 | あり/品種によって色が異なる |
開花時期 | 4月〜11月頃 |
強さ | 普通 |
生育可能地域 | マイナス5度を下回らない地域 |
日当たり | 日当たりが良い場所 |
土質 | 水はけが良い土壌 |
管理の手間 | 普通 |
導入コスト | 2000円〜3600円/1平米 |
タピアンのおすすめポイント
バーベナ属の植物で、開花期間が長いのでお花を楽しみたい方におすすめです。
春にはたくさんのお花を咲かせ、お庭を華やかに彩ってくれます。
踏み付けには弱いので、花壇やお庭の一部に植えてお花を楽しむことをおすすめします。
「綺麗なお花を咲かせたお庭にしたい」という方におすすめです。
【タピアンを植えてよかった声】
・春に本当に綺麗な花を咲かせるのでお庭が綺麗になった
・春だけではなく、秋ごろまで少し花があるのが嬉しい
【タピアンを植えて残念だった声】
・梅雨時期に蒸れるので手入れに少し時間がかかってしまう
タピアンの育て方
タピアンについて詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

ミドリスのタピアン販売サイト
1-5.芝桜
種類 | 芝桜 |
草丈 | 5cm〜20cm前後(刈り込むで低く維持可能) |
踏圧耐性 | 弱い |
常緑/落葉 | 落葉/冬枯れする |
花 | あり/品種によって色が異なる |
開花時期 | 4月〜5月頃(満開は2週間前後) |
強さ | 普通 |
生育可能地域 | 全国で植栽可能 |
日当たり | 日当たりが良い場所 |
土質 | 水はけが良い土壌 |
管理の手間 | 普通 |
導入コスト | 2000円〜3000円/1平米 |
芝桜のおすすめポイント
グランドカバーとしても人気の種類で、防草シートを併用した工法もあります。
筆者の庭にも一部芝桜を植えてありますが、ご近所さんから「本当に綺麗だね」と褒められたことがあります。
タピアンと比べて、かなりお花の期間は短いですが、4月下旬ごろに満開になる姿は圧巻です。
「花壇やお庭の一部にお花を植えたい」という方におすすめです。
【芝桜を植えてよかった声】
・春に素晴らしい光景になる
【芝桜を植えて残念だった声】
・花の期間が短いのが残念
芝桜の育て方
芝桜について詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

ミドリスの芝桜販売サイト
1-6.ダイカンドラ(ディコンドラ)
種類 | ダイカンドラ(ディコンドラ) |
草丈 | 10cm前後 |
踏圧耐性 | 比較的強い/毎日たくさん踏むのはNG |
常緑/落葉 | 常緑 |
花 | あり |
開花時期 | 4月〜5月頃 |
強さ | 強い |
生育可能地域 | 北海道・寒冷地以外で植栽可能 |
日当たり | 日向・半日陰・日陰で生育可能 |
土質 | 水はけが良い土壌 |
管理の手間 | 少ない |
導入コスト | 500円〜1500円/1平米 |
ダイカンドラのおすすめポイント
ハート型の葉っぱがかわいい植物です。
踏圧にもある程度強く、グランドカバーとして人気があります。
一方で、少し密度が低いので雑草が生えてくることも多々あります。
種子からも撒けるので、手軽にチャレンジできます。
ダイカンドラの育て方
2.【心配な方向け】お庭に多年草のグランドカバーを導入するならまずは少ない面積から
植物を育てるのが初めての方は、いきなり導入するのも不安に感じると思います。
・自分でも育てることができるのかな?
・実際に植えて、どんな感じになるのかな?
・どれくらい手間がかかるのかな?
このような不安を抱えて、なかなか導入まで踏み切れない方も多いと思います。
確かに、このような記事で育て方を記載しても、自分のお庭なら、実際にご自身でどんな作業をどれだけ時間をかけてするのかわからない部分もあります。
そこで私たちがおすすめするのは「まず少しの面積から試してみる」ということです。
お庭に一気に導入しても、管理ができなくなって後悔してしまう可能性もあります。
ごく小面積で1年間育ててみて、「これだったら自分でも上手に管理できる!」と確信を持ってから本格導入するのが良いと思います。
今からお庭のグランドカバーをチャレンジする方は、ぜひ小面積からをご検討ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、私たちミドリスが厳選した多年草のグランドカバーを6種類紹介しました。
名前をタップすれば、もう一度該当の植物について詳しく知ることができます。
この記事があなたのお庭づくりの第一歩になることを願っています。