「所有している太陽光発電所が雑草だらけでマズい!」
「なにか良い除草方法はないかな?」
あなたはこのようなことを考えていませんか?
春から秋に車を運転していると、雑草だらけになっている太陽光発電所を見かけることがあります。
太陽光発電所を雑草だらけにしておくと、近隣トラブルや発電所の故障等、多大なリスクがあります。
そのため、次の写真のようにすぐにでも雑草の除去を進めていく必要があります。
今回は、太陽光発電所オーナー+雑草関連の資格を所有しているミドリスメンバーが、雑草だらけの発電所を綺麗な発電所に変貌させた方法を写真付きで解説します。
【この記事を書いた人】
・太陽光発電所オーナー
・太陽光発電所管理業務担当(会社所有発電所)
・雑草インストラクター
・農薬管理指導士
年間で1万平米以上の太陽光発電所を管理している経験から、実務レベルの視点で丁寧に解説します。
この記事でわかること
・太陽光発電所の雑草を綺麗にし、雑草トラブルを回避する7STEP
・太陽光発電所の雑草対策をする費用の目安
・雑草がもたらす多大なリスク|近隣トラブル・発電所トラブル
・太陽光発電所の雑草に関するよくある質問
このような内容となっています。
この記事を読めば、雑草だらけの発電所を綺麗にして長期間安定稼働させる方法が、すぐに実践できるレベルで理解することができるでしょう。
※この記事で紹介する太陽光発電所はプライバシー保護のため、モザイク加工をしております。
この記事の目次
1.Aさんの太陽光発電所が雑草だらけから綺麗な状態になった全体像
まずはじめに、Aさんの太陽光発電所が雑草だらけから綺麗になった様子をご覧ください。
対策前は、太陽光パネルに雑草がかかるほど、雑草が繁茂している状況でした。
雑草の生命力は非常に強いので、しっかりと対策する必要がありました。
除草剤、草刈機、レーキ(集草用)、防草シートを駆使して、完璧な状態を目指しました。
対策時にしっかりと雑草駆除・対策をすることで2年経過した今でも④の状態を維持しています。
次の章で、具体的な7手順を紹介します。
2.太陽光発電所の雑草を綺麗にし、雑草トラブルを回避する7STEP
2章では、この記事のメインである、雑草繁茂の状況から綺麗にするための手順を紹介します。
主に次のステップで雑草対策をしていきます。
STEP1.今生えている雑草を除草剤で完全に枯らす
STEP2.一週間後、まだ青い部分があれば再度除草剤を散布する
STEP3.雑草が完全に枯れたら集草作業をする
STEP4.集草した雑草を各自治体の決まりに従って廃棄する
STEP5.土壌処理型除草剤で新たな雑草の発芽を防ぐ
STEP6.防草シートを敷設する
STEP7.隙間・ピン穴を防草シート用テープで塞ぐ
このような流れとなります。
100%全ての雑草を防ぐことはできませんが、大幅に状況を改善することができます。
重要なポイントとしては「どれかをサボるとまた同じ問題が発生する可能性が高くなる」ということです。
一つ一つの作業に重要な目的がありますので、その点も含めて解説していきます。
STEP1.今生えている雑草を除草剤で完全に枯らす
まずは、緑に生い茂っている雑草を除草剤で完全に枯らすことから始めます。
「え?草刈りからじゃないの?」と思う方もいますが、まずは除草剤(液体の茎葉処理型除草剤)で枯らした方が効率が良くなります。
除草剤で枯らすメリットは次の通りです。
【草刈りではなく、除草剤で枯らすメリット】
・集草時に雑草の体積が大幅に減る
・雑草の根まで枯らすので、効果が高い
・枯らした後の方が草刈りが非常に簡単
緑の雑草は大量の水分含んでいて、体積も大きくなることに加え、非常に草刈機も使いづらいです。
逆に雑草が枯れていれば、集草時のゴミ袋が少なくなり、草刈り効率も上がります。
また、雑草の根まで枯らすので、すぐに生えにくい状況を作ることができます。
そのため、まずは液体の茎葉処理型除草剤で枯らします。
除草剤は、商品ラベルの一番濃い濃度で散布しましょう。
除草剤散布後、1週間程度で枯れます。
この場合は、除草剤散布作業もしにくく、まずは膝丈(40cm)くらいまでになるように草刈りをしましょう。
半分程度の背丈になったらSTEP1からスタートしましょう!
STEP2.一週間後、まだ青い部分があれば再度除草剤を散布する
写真のように、除草剤散布後でも青々とした部分があれば、再度除草剤を散布しましょう。
このまま草刈りを始めても1章で記載したデメリットが発生します。
ここの作業を削減せず、根気強く除草剤を散布しましょう。
2回ほど散布をすれば、おそらくほとんどの雑草が枯れるでしょう。
除草剤散布後、1週間程度経過した再度現場に入りましょう。
STEP3.雑草が完全に枯れたら草刈りをする
雑草がほとんど枯れたら草刈りを行います。
雑草が枯れているので草刈りもかなりスムーズに行うことができます。
太陽光発電設備のケーブルや架台に傷をつけないように慎重に行いましょう。
夏場に行う場合は、熱中症対策をしっかりした上で作業してください。
STEP4.集草して各自治体の決まりに従って廃棄する
ご自身で作業される場合は、ゴミは管轄の自治体のルールに従って廃棄しましょう。
自治体によっては、処理場に直接持ち込みができる場合もあります。
注意点としては、集草せずに放置すると次のようなリスクが発生します。
・雑草が飛ばされて近隣住民に迷惑がかかる
・虫が発生しやすくなる
・シートなどを敷設すると凹凸ができて効果が減る
・粒剤除草剤の効果が低下する
このようなデメリットがあります。
そのため、草刈り後はレーキなどを使って、しっかりと集草しましょう。
STEP5.土壌処理型除草剤で新たな雑草の発芽を防ぐ
土壌処理型除草剤は、土壌の5cm〜20cm程度の間に除草剤の成分層を形成し新たな雑草の発芽を抑制することができます。
土の中には、雑草の種子が無数にあり、いつでも発芽する準備ができています。
そのため、表面上綺麗になっても一定期間放置すると発芽します。
土壌処理型除草剤を使えば、種子の発芽を抑制できますので、防草効果が非常に高くなります。
また、効果も商品によりますが3ヶ月〜10ヶ月程度効きます。
散布する際には商品ラベルの指定散布量に従って撒きましょう。
太陽光発電所が雑草だらけになっている場合、既に多年草雑草やササやススキなどの強雑草が生えている可能性が高いです。
そのため、商品ラベルに記載の一番濃い濃度で散布しましょう。
ネコソギメガ粒剤の場合1袋/7kgあたり「175平米〜1400平米」ですが、しっかりと防草効果を発揮させるために、1袋/7kgあたり175平米で散布しましょう。
また、風が強い日や大雨の日は散布ができません。
注意点等は次の記事をご覧ください。
顆粒タイプの土壌処理型除草剤おすすめ商品8選|粒剤の撒き方も解説
STEP6.防草シートを敷設する
次に防草シートを敷設します。
防草シートは初期コストがかかりますが、10年間のトータルで見るとコストパフォーマンスは良いです。
防草シートは「ザバーン240G」をおすすめします。
私たちミドリスが所有している太陽光発電所もザバーン240Gを1万平米以上使用しています。
4層不織布による高耐久で7年〜13年ほど、安心して使用ができます。
防草シートの敷設方法はこちらの記事をご覧ください。
防草シートの敷き方・貼り方|DIY施工で失敗しないための教科書【写真付き】おすすめの防草シートやザバーンを知りたい方は次の記事をご覧ください。
目的別でおすすめの防草シート5選|選び方で失敗しないための教科書防草シートザバーンとは?特徴・種類・価格と上手な活用方法を解説STEP7.隙間・ピン穴を防草シート用テープで塞ぐ
防草シートの敷設後には、ピン穴やシートの継ぎ目をテープで防ぎましょう。
シート敷設後に雑草が生えてくる可能性が高いのが「継ぎ目・ピン穴」です。
防草シート用テープを貼って、雑草を防止しましょう。
関連記事
防草シートにテープが必要な5つの理由|役割と3つの注意点を解説また、次の画像のようにスクリュー杭にも切った防草シートを取り付けることをおすすめします。
このようにすれば、杭の隙間からの雑草を抑えることができます。
2章のまとめ
以上が雑草に覆われた太陽光発電所を綺麗にする具体的な手順です。
ここまでしっかりと対処をすれば、もうジャングルになるようなことはないでしょう。
雑草対策後に雑草が生えたとしても、一部のみになるので、管理が非常に楽です。
主目的が投資である太陽光発電所において、雑草は強敵ですが、対処しないと大きなリスクがあります。
リスクについては4章の「逆風の今だからこそのリスク|太陽光発電所の雑草を放置するとトラブルの火種に!」で解説しています。
3.太陽光発電所の雑草対策をする費用の目安
3章では、雑草が繁茂した発電所を綺麗にする費用の目安を解説します。
出力49.5kWの太陽光発電所を想定し、1000平米(300坪)の概算費用を算出しました。
項目 | 費用 |
除草剤(茎葉処理型)はや効き | 4,000円前後 |
除草剤(土壌処理型)ネコソギメガ粒剤 | 60,000円前後 |
防草シートザバーン240G | 500,000円前後 |
防草シート用ピン(10,000本) | 130,000円前後 |
テープ(720m分) | 50,000円前後 |
外注費用(作業費の相場) | 200,000円前後 |
このような金額となります。
1000平米の太陽光発電所を、綺麗にするには「資材で75万円」「外注作業費で20万円」ほどかかります。
高いと思う方もいらっしゃると思いますが、4章で記載するリスクを考慮すると、必要経費として考えましょう。
また、「除草剤散布だけでいいや」と思っている方は次の表をご覧ください。
項目 | 除草剤散布のみ | 防草シートまで行う |
初期費用 | 6.4万円 | 95万円(外注費含む) |
1年にかかる費用 | 約13万円(年2回) | 2万円(年1回液体除草剤) |
補修工事 | 0円 | 15万円前後(3回) |
10年間の費用 | 130万円 | 112万円 |
このように、10年間という長期で見ると、防草シートの方が安く済む可能性があります。
また、除草剤管理は作業が年間で2回必要になり、部材費だけで13万円ほどです。
外注作業費や自身で作業をする時間コストを考慮すると、管理コストが高くなります。
1000平米の作業は1日で済まない可能性もありますので、発電所へ行く労力を考えると、最初にしっかりと防草シートで対策をすると良いでしょう。
ただ、安価な防草シートを使うと、すぐにダメになって余計なコストが発生し、トータルのコストパフォーマンスが悪くなる場合があります。
どうしても防草シートではなく除草剤管理で対応したい場合は、「茎葉処理型除草剤+土壌処理型除草剤」のW効果の組み合わせで、年2回散布の対応をしましょう。
加入している保険によっては、台風で防草シートが飛ばされた際にも保険金が下りる場合があります。
防草シートも貴重な財産です。事前に相談をして、しっかりカバーされるかを確認しましょう。
4.逆風の今だからこそのリスク|太陽光発電所の雑草を放置するとトラブルの火種に!
4章では、太陽光発電所の雑草がもたらすリスクを解説します。
昨今、太陽光発電所に対する風当たりが強くなってきています。
だからこそ今、太陽光発電所オーナーの方々が責任を持って、設備を安定稼働をさせる必要があります。
そのためにもこの章を読んで、今一度雑草のリスクを把握・理解しておきましょう。
4-1.環境省・資源エネルギー庁のガイドラインでも雑草への注意喚起が記載されている
次の資料をご覧ください。
事業区域内における雑草の繁茂や動物の侵入等により、施設の稼働に影響が出るだけでなく、近隣に迷惑をかける可能性もあります。
長期間にわたり、地域や環境に調和した状態で施設を維持していくため、適切な維持管理計画と体制を検討することが求められます。
引用元:環境省 太陽光発電の環境配慮ガイドライン「2-4施設設置後の環境配慮」より抜粋
引用元URL:https://www.env.go.jp/content/900515354.pdf
4.周辺環境への配慮
① 事業地の管理において、防災や設備安全、環境保全、景観保全などに関する対策が、計画どおり適切に実施されているかを随時確認するように努めること。
② 発電設備の周囲に地域住民の生活の場がある場合、事業地からの建設残材の飛散や雑草の繁茂等による周辺環境への影響がないように管理するように努めること。
引用元:資源エネルギー庁 事業計画策定ガイドライン「4.周辺環境への配慮」より抜粋
引用元URL:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/dl/fit_2017/legal/guideline_solar.pdf
環境省・資源エネルギー庁どちらも、太陽光発電所の雑草管理をすることで、設備の安全運転と周辺環境への配慮を求めています。
確かに、雑草が生い茂った太陽光発電所はさまざまなトラブルの可能性があります。
具体的なトラブルは次の項目で紹介します。
4-2.太陽光発電所の雑草は近隣トラブルの可能性が高い
太陽光発電所が雑草まみれだと、近くの住民との近隣トラブルが発生します。
自分が住んでいる隣の敷地の太陽光発電所が雑草に覆われていたら、誰でも嫌悪感を感じるでしょう。
太陽光発電所は、標識の掲示義務化に伴い、所有者が特定できるようになりました。
そのため、近隣の方から直接設置者であるあなたにクレームの電話が入る可能性があります。
近隣トラブルはエスカレートすると大変なことになってしまいますので、防ぐためにも雑草の適切な管理・対策が必須です。
4-3.雑草がもたらす太陽光発電所自体への悪影響(雑草トラブル)
近隣トラブル以外にも、雑草は太陽光発電所自体に大きな悪影響をもたらします。
具体的には次のとおりです。
・雑草の影による発電量の低下
・パネル、パワコン等の設備への悪影響
・火災リスク
・動物の住処になる=ケーブルをかじられる
・不法投棄リスク=パネルが割れる
このような悪影響があります。
どれも主目的が投資である太陽光発電所の発電能力を低下させるものです。
故障や火災が起きれば、発電所の運用にダイレクトに影響を与えます。
「保険があるから大丈夫」という方も多いでしょう。
雑草による事故ではありませんが、私たちのお客様で実際にあったケースで言うと、パワコンが故障した保険金は下りても、修理完了まで売電収入が得られなかったことがあります。
休業補償を3ヶ月で入っていましたが、昨今の半導体不足により修理までに7ヶ月という時間がかかってしまいました。
そのため、4ヶ月分の売電収入を失ったケースもあります。
「保険があるから大丈夫」ではなく、発電所のリスク管理をして健全な運用をする必要があります。
4章のまとめ
4章では、雑草まみれの太陽光発電所のリスクを紹介しました。
大きなリスクばかりなので、必要性を感じたのではないでしょうか。
逆に考えると、健全な運用をするとメリットが多いです。
・近隣住民からの好印象
・太陽光発電設備への負荷軽減
・火災・獣・不法投棄リスクの低減
・メンテナンスの簡易性
このように、良いことばかりです。
そのためにも、雑草まみれの発電所は、早急に雑草を駆除して、対策するようにしましょう。
5.太陽光発電所の雑草に関するよくある質問
この章では太陽光発電所の雑草に関するよくある質問を紹介します。
1.太陽光発電所の雑草駆除は、草刈りだけではダメですか?
頻繁に行う必要があるため、真夏に何度もする労力や、外注費用と比べて決めましょう。
草刈りは大体年4、5回ほど必要になります。
特に夏場は雑草の生育が早くなりますので、暑い時に作業をする必要があります。
何度も発電所に行って、作業することを考えると大変です。
また、外注費用の目安としては、草刈りは平米100円〜400円が相場です。
1000平米の発電所では、10万円ほどかかります。(5万円ほどでも行う業者はあるかもしれません。)
ただ、年間で考えると20万円〜40万円ほどかかりますので、「3.太陽光発電所の雑草対策をする費用の目安」で記載した費用よりも多くかかることになるでしょう。
2.発電所に生えている雑草の種類で除草剤を変える必要はありますか?
基本的には変える必要はありません。
発電所で使用する除草剤は「非選択制除草剤」と言われるもので、「かけた植物を枯らす」ものが多いです。
そのため、特定の雑草によって除草剤の種類を変える必要はないでしょう。
しかし、濃度は注意してください。
このように、除草剤によっては生えている種類によって推奨濃度が異なります。
強い雑草ほど、除草剤を濃く散布する必要があります。
※ラベル記載の濃度以上に濃く散布するのはやめてください。
発電所では、スギナ、セイタカアワダチソウ、ササ、ススキ、つる性多年生雑草が本当によく見かけます。
薄い濃度だと枯れないので、商品ラベルの希釈倍率を見てから散布しましょう。
3.除草剤を使うこと自体で近隣トラブルになることはありますか?
隣が畑などの場合はトラブルになる可能性があるので注意しましょう。
具体的には次のとおりです。
・敷地境界から少し余裕を持って散布する
・土壌処理型は流出するような場所では使わない
・「除草剤散布○月○日 立ち入り禁止」などの看板を立てる
このようなトラブル回避方法があります。
除草剤は、適切に使用すれば安全上問題ありません。
商品ラベルの注意点に従って使いましょう。
4.一度対策すれば、もう雑草は生えてこないですか?
また雑草は生えてきます。雑草を100%防ぐことはできません。
いくら完璧に対策をしたとしても、雑草を100%防ぐことは不可能です。
雑草はアスファルトの埃だまりにも生えるくらい強力な生命力を持っています。
ただ、雑草対策をすれば、大幅に改善されるのは事実です。
5.敷地外部から雑草が侵入する場合はどうすればいいですか?
都度、根気よく駆除しましょう。
私たちにもよくこのようなお問い合わせをいただきます。
外部からつる性の雑草が侵入することがよくあります。
基本的に、しっかりと防草シートをすれば、防草シートの上を這って移動しますが、根付くことはありません。
そのため、簡単に除去することができます。
ずっと放置するとパネル・架台へ大量に巻き付き、作業が大変になりますので早めに除去しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は太陽光発電所の雑草対策を即実践できるレベルで解説しました。
この記事をまとめます。
太陽光発電所の雑草を綺麗にし、雑草トラブルを回避する7STEP
STEP1.今生えている雑草を除草剤で完全に枯らす
STEP2.一週間後、まだ青い部分があれば再度除草剤を散布する
STEP3.雑草が完全に枯れたら草刈りをする
STEP4.集草して各自治体の決まりに従って廃棄する
STEP5.土壌処理型除草剤で新たな雑草の発芽を防ぐ
STEP6.防草シートを敷設する
STEP7.隙間・ピン穴を防草シート用テープで塞ぐ
太陽光発電所の雑草対策をする費用の目安【1000平米の場合】
項目 | 費用 |
除草剤(茎葉処理型)はや効き | 4,000円前後 |
除草剤(土壌処理型)ネコソギメガ粒剤 | 60,000円前後 |
防草シートザバーン240G | 500,000円前後 |
防草シート用ピン(10,000本) | 130,000円前後 |
テープ(720m分) | 50,000円前後 |
外注費用(作業費の相場) | 200,000円前後 |
【太陽光発電所の雑草を生い茂ったままにするリスク】
・近隣住民とのトラブル
・雑草の影による発電量の低下
・パネル、パワコン等の設備への悪影響
・火災リスク
・動物の住処になる=ケーブルをかじられる
・不法投棄リスク=パネルが割れる
このような内容で解説しました。
この記事を読んで、あなたが太陽光発電所の雑草で悩むことが少なくなれば幸いです。