「庭のバーベキューって本当に楽しめるの?」
「庭でバーベキューをするときに準備するものは何?」
「庭のバーベキューで気をつけることはある?」
そう思っていませんか?
庭のバーベキューは事前にしっかり準備をしてマナーに気をつければ、最高に楽しめるアウトドアです。
なぜなら、庭は自宅の延長なので移動時間がかかりません。
バーベキュー中も、食材の準備やトイレ、手洗いなどを自宅で済ますことができますし、寒くなったり暑すぎるときはすぐに自宅に避難することができます。
さらに、何か忘れ物をしても自宅に取りに帰れるのもメリットです。
メリットが大きい庭のバーベキューですが、注意点もあります。
それは、近所への配慮が必要なことです。
バーベキューでは煙や匂い、声などが近所迷惑になることがあり、迷惑に感じてしまう人も多いからです。ご近所トラブルにならないように、庭のバーベキューをする際には、事前にしっかりと対策をしておくことが必要です。
そこでこの記事では、庭のバーベキューを楽しむコツと必需品、ご近所対策などを説明していきます。
【この記事のポイント】
◎庭のバーベキューの魅力
◎庭のバーべキューに最低限必要なもの
◎庭のバーべキューをおしゃれに楽しむためのグッズ
◎庭のバーベキューの注意点
◎庭のバーベキューの苦情対策
この記事を最後までお読みになれば、庭のバーベキューをとことん楽しむためのポイントや必需品、注意点を理解することができ、最高のバーベキューを迎えることができます。
この記事があなたのバーベキューのお役に立てれば幸いです。
バーベキューコンロについて詳しく紹介した記事を公開しました!
ぜひあわせてお読みください。
この記事の目次
- 1.庭のバーベキューは準備やマナーを守れば最高に楽しめる!
- 2.庭のバーベキューをやる流れ
- 3.庭のバーベキューに最低限必要なもの7つ
- 4.庭のバーベキューをおしゃれに楽しむためのおすすめグッズ12選
- 4-1.おしゃれなスクエア型のファイアーピット「Höfats CUBE」(ホーファッツ)
- 4-2.たった1分で焼けるおしゃれな本格ピザ窯「ZiiPa」(ジイパ)
- 4-3.最高のお庭時間に!フランス製高級チェアブランド「Lafuma」(ラフマ)
- 4-4.カッコよさと便利さを兼ね揃えた「ロードトリップ(R)グリル LXE-JⅡ」
- 4-5.雑貨のような可愛らしさ「バーベキュー コンロ 卓上 2~4人用 大 BBQ STOVE Alta(X)」
- 4-6.デザイン性のある天板で差を付ける「ワンハンドルカフェテーブル」
- 4-7.コンロを囲むおしゃれスタイルなら「3way ファイヤーピットテーブル」
- 4-8.ウッドフレーム×帆布がセンスを上げる「Hilander ウッドフレームチェア」
- 4-9.ソファーのようなゴージャス感「CLAM CHAIR DELAXE」
- 4-10.乙女心をくすぐる華やかなデザイン「43DEGREES ポップアップテント」
- 4-11.彩りを添えて気分を上げる「UCO キャンプカップ」
- 4-12.食後のコーヒーをおしゃれに楽しむ「スノーピーク フィールドコーヒーマスター」
- 5.庭のバーベキューをとことん楽しむための注意点
- 6.ご近所から苦情が来ないために必要な対策5つ
- 7.おしゃれなBBQをしたい方向け|高級ブランド「<ホーファッツ>」
- 8.お庭のバーベキュー(BBQ)でピザを焼くとすごく楽しい!おすすめのピザ窯
- 9.まとめ
1.庭のバーベキューは準備やマナーを守れば最高に楽しめる!
冒頭でもお話した通り、庭のバーベキューは準備を徹底し、マナーをしっかり守れば、バーベキュー場やキャンプ場に行くよりも断然楽しめます。
その理由は6つあり、
・移動時間がない
・準備と片付けが楽
・食材管理が楽
・自宅キッチンで食材の下準備ができる
・暑い、寒い場合は自宅にすぐ戻れる
・忘れ物をしてもすぐに取りに行ける
という点です。
庭のバーベキューは自宅の延長なので、自宅の快適さと外でのアクティビティ、両方の魅力を良いとこどりできる最高なアウトドアだと言えます。
では、それぞれの理由について、詳しく説明していきますね。
1-1.移動時間がない
庭でバーベキューをするなら、移動時間がかかりません。
そのため、小さい子どもや赤ちゃん、ペットがいる場合でも、長距離移動の負担を考えることなくバーベキューを楽しめます。
「天気がいいから急にバーベキューがしたくなった!」という場合でも、庭ならいつでも始められます。
庭のバーベキューはバーベキュー場やキャンプ場の混み具合を気にしたり予約をする必要もないので、気軽に楽しめるのです。
1-2.準備と片付けが楽
庭のバーベキューは、バーベキューに必要な道具を持ち運ぶのも楽に済みます。
自宅の物置や庭の小屋から道具を出し入れすれば良いだけなので、道具を運ぶ距離が短く、体力的な負担を軽減できるのです。
もしキャンプ場などでバーベキューをするとなると、重い道具を車に積んで出発し、会場に着いたら道具を車から下ろしてバーベキューをする場所まで運ばなければなりません。
運ぶのは道具だけでなく食材や子どものおもちゃなど他にもたくさんあるので、意外に重労働です。
庭のバーベキューなら、「バーベキューを始める前に荷物の持ち運びでヘトヘト…」という事態を避けられます。
1-3.食材管理が楽
庭でのバーベキューの場合、バーベキューを始める直前まで食材を冷蔵庫に保存できるというメリットがあります。
言うまでもなく冷蔵庫はクーラーバックよりも強力な保冷力があるので、暑い時期でも食材の鮮度を気にすることなく安心してバーベキューを楽しむことができるのです。
さらに肉や魚の生ものだけでなく、飲み物もしっかり冷えている状態で頂くことができます。
これは、庭のバーベキューならではのメリットですね。
1-4.自宅キッチンで食材の下準備ができる
庭でバーベキューをするときは、自宅のキッチンで食材の下準備ができます。
自宅のキッチンを使えば、衛生面で安心ですし、庭を汚すこともありません。
そして、慣れている場所で作業ができるので手間取ることがないというのもメリットです。
そして、自宅キッチンを使えば少し凝ったメニューを取り入れることもできます。
道具や作業範囲、時間に制限されず、使い慣れたキッチンでゆっくり作業ができるからです。
例えばニンニクや生姜、醤油などで一晩漬け込んだスペアリブや、チーズをハンバーグで包むチーズインハンバーグ、手作りミートソースのラザニアなど、歓声が飛び交いそうなおしゃれなメニューもバーベキューで楽しむことができますよ。
1-5.暑い、寒い場合は自宅にすぐ戻れる
外でバーベキューをしていると心配なのが、暑さ寒さ対策ですよね。
庭でのバーベキューなら、暑くなったり寒くなったら自宅に戻ればいいので安心です。
特に赤ちゃんや小さい子どもは体温調節が上手くできず風邪をひいてしまうこともあるので、気温の変化には気をつけなければなりません。
もちろん、バーベキュー場やキャンプ場に行く場合も避暑・防寒対策は十分にしていくとは思いますが、それでも予想外の暑さや寒さに困ってしまうことも多いものです。
自宅なら家の中に入ればいいだけなので、心配しすぎることはありません。
1-6.忘れ物をしてもすぐに取りに行ける
庭のバーベキューは、忘れ物をしてもすぐに取りに行けることがメリットです。
自宅から離れた場所でバーベキューをする場合、万が一忘れ物をしても取りに帰ることはできません。
その場合は、我慢するか、絶対に必要な物なら売店や近くのコンビニで購入することになります。
自宅の庭にいるなら家に取りに行けばいいので安心です。「絶対忘れ物をしないようにしなきゃ」と不安になって、何度も何度も持ち物を確認するストレスからも解放されます。
2.庭のバーベキューをやる流れ
次に、庭のバーベキューをやる流れについてお伝えします。
庭のバーベキューの流れは、あえて説明する必要もないくらいシンプルです。
ここでは少し細かく分けて具体的に説明すると、次の6つのSTEPになります。
①食材と必要な資材の準備
②椅子やテーブルのセッティング
③火おこし
④調理
⑤食事
⑥後片付け
細かく分けたので6STEPになりましたが、この流れを簡単にまとめると、つまり庭に道具と食材を準備したら、あとは火を起こしてバーベキューを楽しめるということです。
バーベキューに慣れていない人や、1人で準備しなければならない場合は、セッティングから火おこし完了まで時間がかかるかもしれませんが、2〜3人で準備できる場合は30分ほどあれば調理に取り掛かれるでしょう。
6STEPの中で特に時間がかかるのが、火おこしです。
炭火を使いたい場合は火おこしに時間がかかる可能性があるので、炭と一緒に着火剤を購入しておくことがおすすめです。
炭火にこだわらない場合は、ガスバーナーで手軽に調理ができるガスコンロかツーバーナーを準備しておくと、調理がスムーズに進みます。
そして、最後のSTEPの後片付けも当日のうちにしっかりと終わらせておきましょう。
「自分の家の庭だし、今日は疲れたから明日やろう」と放っておくと、ゴミがカラスに狙われたり、道具が朝露で濡れてしまったりするので注意が必要です。
3.庭のバーベキューに最低限必要なもの7つ
ここまでのお話で、庭のバーベキューの具体的なイメージが湧いてきたのではないでしょうか。
そこで次にお話したいのは、庭のバーベキューを楽しむために最低限必要なもの7つです。
具体的には、次のようになります。
・バーベキューコンロ
・トング
・軍手
・テーブル
・椅子
・火消し壺
・着火剤
この他にも「あったら便利なもの」「おしゃれにしたい場合に欲しいもの」など、庭のバーベキューの道具は種類も数もたくさんありますが、ここでは、「まずはこれさえあれば楽しめる!」という必需品を7つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
3-1.バーベキューコンロ
バーベキューと言えば炭火や焚き火で豪快に肉を焼くイメージがあるように、バーベキューにもっとも外せないアイテムは、バーベキューコンロです。
ただ、一言でバーベキューコンロと言っても一人用や少人数用、大人数用などさまざまな種類がありますので、利用シーンに合わせて選ぶようにしましょう。
家族や友人と、年に何十回もBBQをする方は少ないと思います。
そんな方はまずはこちらの「使い捨て簡易グリル」がおすすめです。
【クラフトグリルの特徴】
・燃焼時間1時間
・5分ほどで組み立て完了
・着火から5分で調理可能
・炭火で本格的な焼き加減
・使い切りなので、片付けが簡単
・使い捨てグリル3個セット(1つあたり燃焼時間1時間)
・使い捨てグリル6個セット(1つあたり燃焼時間1時間)
・使い捨てグリル12個セット(1つあたり燃焼時間1時間)
バーベキューコンロは大きく分けると次の4種類に分けられます。
・ハイスタイル
・ロースタイル
・卓上
・使い捨て
そのほかの使い捨てグリルは下記通販サイトよりお探ししてみてください。
それぞれの特徴について、もう少し詳しく説明していきましょう。
3-1-1.ハイスタイル
ハイスタイルのバーベキューコンロは高さが60cm〜80cm程度のコンロで、バーベキューコンロの中では最も一般的なスタイルです。
立ちながら調理ができるので、立食スタイルでバーベキューを楽しみたい人におすすめです。
また、ハイスタイルコンロと食事スペースを離して設置すればテーブルから火元が遠くなり、小さな子どもがいる場合でも安心してバーベキューを楽しむことができます。
ハイスタイルコンロは基本的には立食スタイル向けですが、中には高さを調節できるタイプのものもあります。
ハイスタイルコンロを低くすればテーブルの高さに合わせることもできるので、その時の気分でいろいろな使い方を楽しむことができるのも魅力です。
デメリットとしては、コンロ自体が大きめが多いので保管場所に困ることと、家族のみでバーベキューをする際はどうしても調理時に孤立してしまうこともある点です。
小屋や物置がある場合や、調理時の一人時間を楽しめる場合は問題ないでしょう。
3-1-2.ロースタイル
ロースタイルのバーベキューコンロは、ハイスタイルとは対照的に座って調理ができることが魅力です。
バーベキューコンロと同じようなものとして、焚き火台を使うケースもあります。
ゆっくりバーベキューを楽しみたいという人や、家族と一緒にコンロを囲んで調理をしたり会話を楽しみたい人におすすめです。
ロースタイルシートのバーベキューコンロと囲炉裏テーブルをセットで置けば、次に説明する卓上コンロのようにみんなでコンロを囲みながら食事を楽しむことができます。
ロースタイルのコンロは卓上コンロよりも大きめなので、4人〜5人でも余裕を持って楽しめるでしょう。
デメリットとしては、足元にコンロの火がくるので、小さな子どもがぶつかったり火の粉が飛んで火傷をしないように注意しなければならない点です。
バーベキューだとテンションが上がって走り回ることもあるかもしれませんが、子どもから目を離さずに安全対策を徹底することが必要になります。
3-1-3.卓上
卓上のバーベキューコンロとは、その名の通り、テーブルの上に乗せて使えるバーベキューコンロです。
焼肉屋さんのように、テーブルに座りながら各々が手を伸ばしてお肉を焼いて食べられるスタイルを実現できます。
卓上コンロは一般的なバーベキューコンロよりも小さいサイズが多いので、持ち運びや保管場所に苦労しません。
ただ、コンロが小さいので大人数には向かず、2〜3人程度の少人数向けのコンロです。
卓上コンロの場合は手を伸ばしてお肉を焼いたり取ったりするので、小さな子どもが火傷しないように注意することが大切です。
3-1-4.使い捨て
「試しにバーベキューをやってみたい」「バーベキューを保管しておくスペースはない」
という場合は、使い捨てのバーベキューコンロがおすすめです。コンロだけでなく、網や炭、着火剤などがセットになっているものが多く、「お試してやってみたい」という場合には手軽にバーベキューデビューができる最適なセットです。
ただ、使い捨てコンロは小さめなので、2〜3人程度のバーベキュー向きです。大人数には向いていません。
バーベキューと言えば炭火を連想する人も多いですよね。
炭火は遠赤外線効果でじっくり美味しさを引き出して焼けること、炭火の香りも食欲をそそります。
ただ、炭の火おこしにはコツがいるので初心者にはハードルが高いというデメリットもあります。
着火剤があれば難しいことはありませんが、それでも不安な場合や絶対に失敗したくないという人はガスやホットプレートを使うこともおすすめです。
ガスの場合は、ガスコンロを使うカセットコンロ、ツーバーナーなどがあります。
【カセットコンロ】
【ツーバーナー】
ホットプレートは、庭に電源があればいいですが、ない場合はポータブル電源を購入するといいでしょう。ポータルブル電源があれば災害時にも活躍しますので、無駄にはなりませんよ。
【ポータブル電源「Power ArQ」】
こちらは最大500whまで出力可能なポータブル電源です。
満充電で、小型炊飯器なら1.7回使用できます。
携帯の充電もできるので、アウトドアだけでなく停電時にも重宝する一台です。
カラーバリエーションが豊富で、おしゃれな見た目でアウトドアの気分も上がります。
バーベキューコンロについて詳しく紹介した記事を公開しました!
ぜひあわせてお読みください。
3-2.トング
バーベキューをする際はトングを忘れずに用意しましょう。
トングは、最低2本は必要です。
炭を足したり動かしたりする際に使うトングと、食材を焼く際に使うトングです。
可能であれば、生ものを触ったトングと焼けたお肉をお皿に移すトングを使い分けるといいでしょう。
「長めの菜箸で代用しようかな」と考えている人がいたら、危険です。
木製の菜箸の場合は焼けてしまう恐れがありますし、持っている部分も熱くなってしまいます。
炭を動かす際も、箸などではなくトングを使いましょう。
一度火がついた炭はかなり熱くなっているので、注意をしながら操作する必要があります。
3-3.バーベキュー用の軍手
バーベキューでは炭を触ったり、土や砂がついた椅子やテーブルを動かしたりするので、軍手が必需品です。
熱を持った熱いものを触ることもあるので、通常の軍手はもちろん、バーベキュー用の軍手を準備するようにしましょう。
バーベキュー用の軍手は、厚手で耐熱加工がされています。
そのため、高温での作業でも火傷の心配がありません。
3-4.テーブル
テーブルはアウトドア用のものを準備しましょう。
庭が会場だとしても、空き箱やクリアケースなどで代用せず、きちんと食事する場所を整えることで気分も上がります。
テーブルには、ハイスタイルとロースタイルの2種類があります。
ハイスタイルの場合は椅子が必要ですが、ロースタイルは敷物の上に設置するようにお座敷スタイルで使えます。テーブルと椅子がセットになっているものもあります。
とは言え、多くの場合、アウトドア用のテーブルは足の部分で高さ調節できるようになっていますので、状況に応じて使い方を変えるのがおすすめです。
また、コンロを真ん中にセットして、コンロを囲むように食事ができる囲炉裏テーブルもあります。
どんなスタイルで庭のバーベキューを楽しみたいかをイメージしてテーブルを選びましょう。
3-5.椅子
庭でバーベキューをする際、実は椅子が快適さを左右する重要なポイントです。
椅子が必要になる場面は多々あります。
調理をしている際に腰掛けたい時、食事をする時、子どもたちが遊び出してゆっくりしたい時、など、椅子はただ座るだけでなく、リラックス時間を過ごすためにも必要不可欠なのです。
アウトドア用の椅子も他のギアと同じように、豊富な種類が発売されています。
例えば、
小さめの折りたたみの椅子
背もたれが大きくくつろげる椅子
ベンチタイプの椅子
ドリンクホルダー付きの椅子
など、多様なニーズにマッチしています。
庭のバーベキューで使うアウトドア用の椅子を選ぶ際は、どのような使い方をしたいかを具体的にイメージしてみましょう。
・ゆっくりくつろぎたいなら背もたれが大きい椅子
・数人で使うならベンチタイプの椅子
など、椅子を使う状況をイメージすると失敗することがありません。
3-6.火消し壺
庭のバーベキューで炭火を使うなら、火消し壺を用意しましょう。
火消し壺は使い終わった炭を入れて蓋をしておくだけで消化できる仕組みです。
火消し壺に炭を入れてしまえば、あとは片付けに集中できるので時短にもなります。
自然に火が消えるまで放っておいたり、水をかけて消化させようとする人がいますが、危険なのでおすすめできません。
炭火の消化は時間がかかります。「もう赤くないし火は消えているだろう」と思ってもまだ完全に消化されていなかったり、水をかけて消化しようとすると灰が舞ってしまうからです。
火消し壺に炭を入れれば安全に消化することができますし、炭の再利用も可能です。
しかも火消し壺に入れた炭は次使う時に着火しやすいというメリットもあります。
3-7.着火剤
炭火で庭のバーベキューをやる場合、慣れていない人は火おこしに時間がかかりすぎてしまうことがあります。
いつまでも火がつかないと、「お父さん、お肉まだ?」と子どもたちから白い目で見られてしまうこともあるでしょう。
炭火おこしにはコツがいるので、何回かバーベキューをやったことがある人でも簡単ではありません。
やっと火がついたと思ったらすぐに消えてしまう、ということもよくあることです。
そこで、なかなか上手く火をつけられない人におすすめなのが「着火剤」です。
着火剤とは、助燃剤のことで液体タイプと固形タイプの2種類があります。
液体タイプは、主成分がメチルアルコールと呼ばれるアルコールで、ゼリー状になっています。
引火性が高く火力が強いのが特徴です。燃えやすいので取り扱いが難しく、初心者は十分気をつけながら使いましょう。
固形タイプは、灯油や石油、植物油などをおがくずや木炭に織り交ぜたものです。
炭への着火が早く、燃焼時間が長く続きます。
灯油や石油を成分としているため臭いがしますが、初心者でも比較的安全に使える種類です。
4.庭のバーベキューをおしゃれに楽しむためのおすすめグッズ12選
先ほど庭のバーベキューの必需品を7つご紹介しましたが、「もっとおしゃれに庭のバーベキューを楽しみたい!」という人もたくさんいるでしょう。
そこで、庭のバーベキューをおしゃれに楽しむためのおすすめグッズを12選ご紹介していきます。
おしゃれなグッズはたくさんありますが、その中でも特におすすめのものをご紹介していきますので、「周りに差を付けたい」「まずは見た目から入りたい!」という人はぜひ参考にしてみて下さいね。
4-1.おしゃれなスクエア型のファイアーピット「Höfats CUBE」(ホーファッツ)
出典:エープラス
Höfats CUBEは、ヨーロッパのブランドが販売するアウトドア用のファイアーピットです。
別売りのグリルを組み合わせれば、バーベキューコンロに早変わり。さらにテーブルも合わせて多様な使い方ができます。
おしゃれなだけでなく、利便性も抜群。
ひっくり返すだけで消化する仕組みなので、後片付けも簡単です。
4-2.たった1分で焼けるおしゃれな本格ピザ窯「ZiiPa」(ジイパ)
ZiiPa(ジイパ)は、フランス発のおしゃれなブランドで、ピザ窯のほか、BBQアクセサリをデザインしています。
こちらのピザ窯は、スタイリッシュなデザインと、1分ほどで美味しいピザが焼ける魅力的な商品です。
バーベキューにプラスアルファでピザ窯を用意すれば、超豪華なBBQパーティーが始まりますね!
ZiiPa販売サイトは以下をご覧ください。
ピザ窯 ZiiPa 国産ペレット900g付き
4-3.最高のお庭時間に!フランス製高級チェアブランド「Lafuma」(ラフマ)
お庭で過ごす時間を最高のものにするために、ぴったりなアイテムです。
ラフマは、フランス発のアウトドアブランドで、その中でも「ラフマチェア」は全世界で絶大な人気を誇ります。
バーベキューの際にも使える「バタフライチェア」から、ゆっくりした時間を過ごす「リクライニングチェア」まで様々な種類があります。
私たちミドリスの事務所には「リクライニングチェア」がありますが、本当に素晴らしい座り心地です。
ラフマは、お庭のバーベキューなどの際に、おしゃれ度を一段と向上させてくれるでしょう。
ラフマ各商品の販売サイトはこちら
4-4.カッコよさと便利さを兼ね揃えた「ロードトリップ(R)グリル LXE-JⅡ」
出典:Coleman
大手キャンプ用品メーカーColemanのバーベキューグリル「ロードトリップ(R)グリル LXE-JⅡ」は、海外のバーベキューパーティーに出てきそうなカッコイイ見た目と、抜群の操作性が魅力です。
折りたたみ式で女性や子どもでも持ち運びやすく、簡単にセットアップすることができます。
その上、グリル面は2面になっていて、大人数のバーベキューでも楽しめます。
蓋付きなので、じっくり火を通したい食材や煙が気になる食材でも安心して調理でき、庭のバーベキューにおすすめのおしゃれコンロです。
4-5.雑貨のような可愛らしさ「バーベキュー コンロ 卓上 2~4人用 大 BBQ STOVE Alta(X)」
「SLOWER」は、インドアからアウトドアまで独自のエッセンスを効かせたおしゃれなブランドです。
SLOWERが展開するアウトドアアイテムの中でもひときわ目立つのが、インテリア雑貨のようなマットなカラーと木製ハンドルがおしゃれな雰囲気を演出している卓上バーベキューコンロ「バーベキュー コンロ 卓上 2~4人用 大 BBQ STOVE Alta(X)」。
おしゃれなカラーとフォルムは、テーブルの上に置いだけでもテンションが上がりますね。
カラー展開はオリーブとブラックで、この商品のほかに蓋付きバージョンも展開されています。
4-6.デザイン性のある天板で差を付ける「ワンハンドルカフェテーブル」
出典:NATURE TONES
切り絵のようなおしゃれなデザインが人目をひく、バーベキューテーブルです。
珍しいデザインなので、雑貨好きはもちろん、「他の人と同じものは持ちたくない」という人にもおすすめです。
「ワンハンドルカフェテーブル」の魅力はデザインだけではありません。
天板がスチール製なので熱いものを置いても安心です。
木製のテーブルだと、「お湯が湧いたばかりのケトルを置いたら焼き跡がついてしまった」という失敗もありますが、スチール製ならそのような心配はありません。
4-7.コンロを囲むおしゃれスタイルなら「3way ファイヤーピットテーブル」
海外のリゾート地にありそうなバーベキューテーブル。
これ一台で3通りの使い方があり、コンロ、クーラー、ファイアーピットになります。
真ん中を囲むようにあるフレームはタイルと金属なので、耐久性に優れ、熱いものを置いても安心です。
家族だけでこぢんまりと庭のバーベキューを楽しむならコンロ付きテーブルとして、大勢でワイワイ楽しむならコンロは別に用意してこちらの商品をクーラーとして活用するのもおしゃれです。
焚き火ができる自治体であれば、ファイヤーピットとしての楽しみ方も断然おしゃれ。
一台持っておけばいろいろな楽しみ方ができる万能おしゃれアイテムです。
4-8.ウッドフレーム×帆布がセンスを上げる「Hilander ウッドフレームチェア」
出典:naturum
こちらは、人気アウトドアギアメーカーHilanderから発売されている「ウッドフレームチェア(新仕様)」です。
ウッドフレームの自然素材のしつかんと帆布のコンビネーションがとてもおしゃれですよね。
カラー展開も豊富で、上の写真の白のほかにカーキ、カーキ/ダークブラウン、ブラウン、ブラック、マスタードの全6色展開。家族みんなで違う色で揃えるのもおしゃれです。
デザインはもちろん、座り心地も抜群。
座面と背面に身体が程よくフィットするので疲れにくい設計です。
4-9.ソファーのようなゴージャス感「CLAM CHAIR DELAXE」
出典:ホールアース
シンプルな中にもハイセンスなデザインを取り入れたアウトドアグッズを数多く展開している「ホールアース」。
数あるアウトドアギアの中でも注目なのが、アウトドアチェアとは思えないゴージャス感が魅力の「CLAM CHAIR DELAXE」です。
座面には中綿がたっぷり入っているので、実際に座り心地はふかふか。
アームチェアもあるので快適です。
まるでソファーのように座れるアウトドアチェアです。
「外でも家の中のように極上のリラックスタイムを過ごしたい」という人にぴったりのアイテムですね。
4-10.乙女心をくすぐる華やかなデザイン「43DEGREES ポップアップテント」
出典:43DEGREES
庭のバーベキューでも、日除けや道路からの視線対策のためにテープやテントがあると安心です。
そして、何より、おしゃれなタープやテントがあれば気分も上がりますよね。
「43DEGREES」から発売されているポップアップテントは、カラフルで華やかなデザインが魅力的。
大人2人用ですが、子どもなら2〜3人で使っても余裕があります。
ワンタッチで開くので、子どもや女性でも簡単に設営でき、コンパクトにまとまるので収納場所にも困りません。
4-11.彩りを添えて気分を上げる「UCO キャンプカップ」
出典:UCO
いつも使っている食器や使い捨てのテーブルウェアではなく、アウトドア用の食器を使って庭のバーベキューを楽しめば、バーベキュー気分が盛り上がります。
アウトドア用の食器はたくさんありますが、中でもおすすめなのがカラフルな色合いが魅力の「UCO キャンプカップ」。
イエローやブルーなど鮮やかなカラーが庭でも映えるので、庭のバーベキューがより一層楽しくなりそうですね。
カップの底がゴム製になっているので、押し込むとコンパクトになり、自宅での収納にも困りません。
4-12.食後のコーヒーをおしゃれに楽しむ「スノーピーク フィールドコーヒーマスター」
出典:snow peak
外で飲むコーヒーは格別ですよね。せっかく庭でバーベキューをやるなら、食後はインスタントやいつものコーヒーメーカーではなく、気持ちいい外の風を感じながらハンドドリップでコーヒーを淹れてみてはいかがでしょうか。
外でハンドドリップコーヒーを楽しむなら、snow peakの「フィールド コーヒーマスター」がおすすめです。
コーヒー粉を入れてお湯で抽出する器具「パーコレーター」とドリッパーがセットになっているので、これ一台で本格コーヒーが楽しめます。
何より、シンプルな見た目がとてもおしゃれ。食後のまったりタイムがより一層楽しみになりそうです。
5.庭のバーベキューをとことん楽しむための注意点
庭のバーベキューで大切なのは、食材や道具などの準備だけではありません。
とことん楽しむためには、事前に庭のバーベキューの注意点を知っておくことが重要です。
庭のバーベキューを楽しむための注意点は5つあります。
・子どもの怪我や事故に注意
・庭といえども虫対策は万全に
・視線避けにタープを活用しよう
・ゴミ袋は数カ所に用意する
・話し声やBGMなどの騒音に注意
これらの注意点を知っておくことで、庭のバーベキューを心おきなく楽しむことができるでしょう。
では、それぞれの理由についてもう少し詳しく説明していきますね。
5-1.子どもの怪我や事故に注意
バーベキューをする際は、できるだけ怪我や事故が起こらないように細心の注意を払う必要があります。
庭でバーベキューをする際に特に危険なのが、コンロ周りと道路への飛び出しです。
庭でバーベキューをするとなると、子どももテンションが上がります。
走り回ったり、三輪車を漕いだり、ボールを使ってはしゃぐこともあるでしょう。
確かに庭でのバーベキューは開放的な気分になり、大人も気が大きくなってしまいます。
そのため、多少のことなら許してしまいたくなりますが、そこは心を鬼にして危険なことはしっかり注意をしましょう。
特に火元と道路は大変危険です。
庭は自宅の一部ですが、外であることには変わりありません。
勢い余って急に外に飛び出したり、コンロを倒して火傷をしてしまっては取り返しがつかないのです。
庭のバーベキューを最後まで楽しく終わるためにも、子どもの怪我や事故には十分注意を払いましょう。
5-2.庭といえども虫対策は万全に
庭のバーベキューでもキャンプや外遊びと同じように虫対策は万全にしておきましょう。
「いつも行っている庭だから大丈夫でしょ」と軽く考えていると、虫刺されで大変な思いをしてしまうこともあるので注意が必要です。
虫除けスプレーはもちろん、夏でも薄手の長袖長ズボンが基本スタイルです。
バーベキューとなると、いつもより長い時間庭にいることになります。
そのため、虫刺されのリスクも高まりますし、いつもは見たことがない虫に遭遇する可能性もあるのです。
特に赤ちゃんや小さい子どもは肌が敏感です。
ひどい場合は虫刺されで熱が出たり、広範囲に腫れや痛みが出てしまうこともあります。
そうならないためにも、虫対策は万全にしておくことが必要なのです。
5-3.視線避けにタープを活用しよう
庭でバーベキューをする際に気になるのが、周囲からの視線ではないでしょうか。
できるだけプライベート感を保ちたい場合は、タープを活用するのがおすすめです。
【タープ】
バーベキュー場やキャンプ場は、周囲の人たちも同じようにバーベキューをする目的で来ているので視線が気になることはないでしょう。
ところが庭の場合は、近所の人たちにとってはそれぞれ日常が送られているので、「あの家は今日バーベキューなんだ」と悪意がなくても見てしまうこともあるかもしれません。
特に、庭が道路に面している場合は、近所の人だけでなく、通行人や車からの視線も感じることになります。
せっかく庭でバーベキューをするなら、人の目は気にせずプライベート感を保ちたいものですよね。
そこで、タープを活用して視線避けをしてみましょう。
タープの立て方は商品の説明書を見れば初心者でも分かるように書かれていますが、不安な場合は開くだけで設置が完了するタイプのものを選ぶと良いでしょう。
【開くだけで設置が完了するタイプ】
脇からの視線が気になる場合は、横に布やシートをかければテントのようにもなり視線を遮ることができます。
5-4.ゴミ袋は複数箇所に用意する
庭でバーベキューをする際は、ゴミ袋を数カ所に設けるようにしましょう。
数カ所と言うのは、例えばコンロの脇、食事をするテーブルの脇、くつろぎスペースの脇、という具合です。
ゴミ袋が一カ所にしかないと、ゴミ袋から遠くにいる人が「後でまとめて捨てよう」と、空き缶や空箱を溜め込んでしまうこともあります。
会話や遊びが盛り上がっていれば、わざわざその場所を立ってゴミを捨てにいくのも面倒ですよね。
後片付けがぬかりなくしっかりできれば問題はありませんが、後で捨てようと思っているうちにゴミが風で飛ばされたり、どこに何を置いたか分からなくなってしまうこともあります。
もし風で飛ばされてしまうと近所迷惑になりますし、庭にゴミが置きっぱなしになると野良猫やカラスの被害に遭う可能性もあります。
そのため、ゴミはその都度捨てる必要があり、それを徹底するためにも数カ所にゴミ袋を用意する必要があります。
5-5.話し声やBGMなどの騒音に注意
庭でバーベキューをする際には、近所への配慮が不可欠です。
大きな笑い声や音楽が騒音になることは想像がつくかと思いますが、普通の話し声でも意外に周囲への迷惑になる場合もあります。
どのくらいの音が騒音になるかは、周辺の環境によって違います。
例えば、普段から静かに暮らしている高齢者が多い場所では、少しの音でも目立つでしょう。
一方、近くに学校や商業施設があったり、若い世代が多く暮らす地域では多少の音は気にされない場合もあります。
庭でバーベキューをする際は周囲の環境をいま一度確認し、できるだけ迷惑にならないスタイルで楽しむことが大切です。
近所への配慮が必要なのは、騒音の他にも匂いや煙などさまざまなポイントがあります。
ご近所対策は庭のバーベキューを楽しむ際にとても大切なポイントになるので、この次に詳しく説明していきますね。
6.ご近所から苦情が来ないために必要な対策5つ
先ほどもお話した通り、庭のバーベキューはご近所に対する配慮が非常に大切です。
自分たちは楽しくても、匂いや煙、騒音などにより、庭のバーベキューを迷惑に感じる人もいます。
自宅は誰にとっても落ち着いて過ごしたい場所です。例えば、「最近寝不足だから休日は昼からゆっくり寝たい」という時に、もし隣の庭でワイワイ騒いでいたら迷惑に感じるのも無理はありませんよね。
とは言え、実際はご近所の生活スタイルを把握することは不可能です。
だからこそ、できるだけ配慮した姿勢を見せながら庭のバーベキューを楽しむことが必要になります。
そこで、ご近所から苦情が来ないために必要な対策をお伝えしていきましょう。対策は5つあり、
・煙対策
・灰対策
・匂い対策
・騒音対策
・焚き火は自治体に確認を
という点です。
庭のバーベキューをする際は事前にしっかりと苦情対策を施し、ご近所に迷惑にならないように配慮をすれば気にしすぎることはありません。
後ろめたさを感じることなく心置きなく庭のバーベキューを楽しむためにも、苦情対策5つについてもう少し詳しく説明していきますね。
6-1.煙対策
庭でバーベキューをする際の煙対策としては2つあります。
・煙が出にくいメニューを選ぶ
・煙が出にくいコンロや炭を選ぶ
という点です。それぞれについて詳しく説明していきましょう。
6-1-1.煙が出にくいメニューを選ぶ
食材には、煙が出にくいものと出やすいものがあります。庭でのバーベキューはすぐ隣に家があることから、煙が出にくい食材を使ったメニューを選ぶといいでしょう。
【煙が出にくい食材】
・脂身が少ない肉(赤身肉、鶏ササミ、牛タン)
・脂が少ない魚介類(貝類、甲殻類)
・野菜
【煙が出やすい食材】
・タレに漬けている肉
・脂身の多い肉(ホルモン、ステーキ、霜降り肉、ソーセージ、鶏モモ肉)
・脂身の多い魚(鮭のハラミ、サンマ)
6-1-2.煙が出にくいコンロや炭を選ぶ
煙が出にくいコンロや炭があるのをご存じでしょうか。
庭のバーベキューで、ご近所対策を徹底したいなら、道具にこだわるのもおすすめです。
煙が出にくいコンロや炭は、ホームセンターやネットショッピングでも購入可能です。
煙が出にくい道具を使って煙が出にくい食材を用いたメニューを作れば、十分煙対策になります。
6-2.灰対策
庭のバーベキューでは、むやみに灰を周囲に飛ばさないように注意することが必要です。
具体的な対策としては、次の2点です。
・炭をウチワで仰ぎすぎない
・消化の際に水をかけない
それぞれについて、もう少し詳しく説明していきましょう。
6-2-1.炭をウチワで仰ぎすぎない
火起こしをする際に、なかなか火がつかないと焦ってウチワで一生懸命仰ぐ人がいます。
確かに炭に空気を送ることはポイントなのですが、やりすぎはただ灰が舞ってしまうだけで効果がありません。
6-2-2.消化の際に水をかけない
炭火を消化する際に、早く火を消したいからと水をかける人がいます。
炭に水をかけると灰が舞ってしまうので、水をかけずに前にも説明した火消し壺を利用するようにしましょう。
火消し壺を使えば、灰対策になるのはもちろん、安全に消火できるというメリットもあるのでおすすめです。
6-3.匂い対策
庭のバーベキューでは、匂い対策も必須です。
特に暖かい時期には、庭やベランダで洗濯物を干している家も多いでしょう。
せっかく洗濯した衣類に焼肉の匂いがついたら…やはり不快ですよね。
そのため、庭でバーベキューをする際には、できるだけ匂いが強くないメニューを選び、近くに洗濯物を干している家があれば一声かけるか、無理ならその日は諦めるという選択肢も必要になってきます。
匂いが少ないメニューといっても、バーベキューで作るメニューは、焼肉やステーキ、焼き鳥など、どうしても匂いが強くなってしまいます。
匂いは煙に乗って移動しますので、前に説明した「煙が出にくいメニュー」を参考にするといいでしょう。
鍋料理やホイル焼きメニューもおすすめです。
庭のバーベキューは外で食べることが醍醐味なので、焼肉に拘らなくても、シチューや煮込みうどん、じゃがバターなどでも子どもは大喜びしますよ。
6-4.騒音対策
何度もお話していますが、庭のバーベキューをする際は騒音対策を万全にしておく必要があります。
注意が必要なのは、普段通りの声でも受け取り側の状況によってはうるさく聞こえる場合もあるという点です。「大声じゃなければ大丈夫」という考えではご近所トラブルを招きかねないので注意しましょう。
具体的な対策としては、次の4つの方法があります。
・時間帯に気をつける
・ご近所の環境を確認する
・サイドシート付きのタープの中で会話をする
・音楽はかけない方が無難
それぞれについて、もう少し詳しく説明していきますね。
6-4-1.時間帯に気をつける
庭でのバーベキューでは、時間帯に気をつけて騒音対策をしましょう。
庭のバーベキューに適している時間帯は、日中です。
日中なら多少の話し声や音も「楽しそうだな」と聞き流してもらえることが多いでしょう。
ところがあまり遅い時間になってしまうと「いつまでやっているんだ」「今日は早く休みたいのに、話し声が気になって眠れない」という苦情を引き起こしてしまうかもしれません。
もちろん、庭のバーベキューに「何時まで」という時間制限はありませんが、ご近所が夕食の時間を迎える頃になると周囲も静かになり声も目立ちますので、気をつける必要があるでしょう。
6-4-2.ご近所の生活スタイルにできるだけ配慮する
庭のバーベキューで苦情が来ないためには、できる限りご近所の生活スタイルに配慮する必要があります。
例えば、高齢者の一人暮らしが多いのであれば早く寝る人が多いので夕方以降は庭でのバーベキューはしない、最近赤ちゃんが生まれたばかりの家が隣にあるのであれば、日中もお母さんは休みたいかもしれません。
受験を間近に控えた子どもがいる家が近くにいる場合も、配慮が必要です。
6-4-3.サイドシート付きのタープの中で会話をする
用意できるのであれば、サイドシート付きのタープを活用するのがおすすめです。
サードシート付きのタープの中で会話をすると周囲に声が伝わりにくくなります。
もちろん、声のボリュームは下げる必要がありますが、サイドシートが周囲への緩衝材になってくれるので騒音対策になるのです。
6-4-4.音楽はかけない方が無難
ご近所に会話の声が迷惑になりそうな環境であれば、音楽をかけるのはなおさらやめた方がいいでしょう。
小さい音で聞いてるつもりでも、自宅で静かに過ごしている人にとっては耳障りだったり、気づいたら口ずさんで歌っていたということになればなおさら迷惑です。
「バーベキューには音楽が欲しい!」という人もいるかもしれませんが、ヘッドホンやイヤホンで楽しむようにするのがおすすめです。
6-5.焚き火は自治体に確認を
「家族で庭のバーベキューを楽しんだ後に、ゆっくりと焚き火をしながら一人時間を楽しみたい」
「焚き火の豪快な火で肉や魚を炙って食べてみたい」
という人もいますよね。
焚き火は、焚き火台を使えば安全に楽しめますが、そもそも自治体で焚き火を禁止していることが多いので注意しましょう。
決まりを知らずに思い込みでやってしまうと、通報されてしまうこともあります。
そのようなトラブルを引き起こさないためにも、バーベキュー程度の焚き火ならOKなのか、どんな目的にせよ焚き火自体が禁止なのか、事前に確認をしておく必要があります。
7.おしゃれなBBQをしたい方向け|高級ブランド「<ホーファッツ>」
ホーファッツは、ドイツ・バイエルンに本社があるアウトドアブランドで、おしゃれなデザインと高い耐久性が評判の高級アウトドアブランドです。
商品について詳しく知りたい方はミドリス本店をご覧ください。
Höfats CUBE:焚き火台兼BBQコンロ
Höfats TRIPLE:焚き火台兼BBQコンロ コールテン鋼で錆による表面保護
Höfats BOWL:焚き火台兼BBQコンロ 半球型のファイヤーピット
Höfats CONE:焚き火台兼BBQコンロ 世界初、直接火の調整を可能にした炭グリル
Höfats BEER BOX:焚き火台兼BBQコンロ ビールボックスにも使えるおしゃれなコンロ
Höfats Accessories:おしゃれなBBQを楽しむためのアクセサリーシリーズ
8.お庭のバーベキュー(BBQ)でピザを焼くとすごく楽しい!おすすめのピザ窯
バーベキューで、単純にお肉を焼くだけではなく、ピザも焼けると非常に盛り上がります。
実際に私たちミドリスの事務所にも、こちらの「Ziipa」(ジイパ)が置いてあり、楽しくピザが焼けます。
1分程度で焼けてしまうので、手軽に本格ピザを楽しむことができます。
ZiiPa販売サイトは以下をご覧ください。
ピザ窯 ZiiPa 国産ペレット900g付き
9.まとめ
いかがでしたか?庭のバーベキューのやり方やおすすめグッズ、楽しむためのコツ、苦情対策などについてお話してきました。
最後にこの記事をまとめると、
◎庭のバーベキューはマナーと準備を徹底すれば最高に楽しい
・移動時間がない
・準備と片付けが楽
・食材管理が楽
・自宅キッチンで食材の下準備ができる
・暑い、寒い場合は自宅にすぐ戻れる
・忘れ物をしてもすぐに取りに行ける
◎庭のバーベキューをやる流れ
①食材と必要な資材の準備
②椅子やテーブルのセッティング
③火おこし
④調理
⑤食事
⑥後片付け
◎庭のバーベキューに最低限必要なもの7つ
・バーベキューコンロ
・トング
・バーベキュー用の軍手
・テーブル
・椅子
・火消し壺
・着火剤
◎庭のバーベキューの注意点は5つ
・子どもの怪我や事故に注意
・庭といえども虫対策は万全に
・視線避けにタープを活用しよう
・ゴミ袋は数カ所に用意する
・話し声やBGMなどの騒音に注意
◎庭のバーベキューでご近所から苦情がこないための対策5つ
・煙対策
・灰対策
・匂い対策
・騒音対策
・焚き火は自治体に確認を
以上になります。庭のバーベキューは移動距離がなく手軽にできるので、マナーを守れば最高に楽しめるアウトドアです。
この記事を参考に、庭バーベキューを思いっきり楽しんでくださいね。