「タマリュウを正しい方法で刈り込んで綺麗に維持したいけどやり方がわからない」
あなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
タマリュウを初めて刈り込む人は、方法や時期、機械選びなど、色々と悩んでしまうケースがあると思います。
でも安心してください。
実際にタマリュウの刈り込みはとても簡単な作業です。
そこで今回は、タマリュウ販売店の私たちミドリスが実際に自分たちで育てているタマリュウを刈り込んで復活した事例を交えながら、刈り込み方法を解説します。
【この記事でわかること】
・夏枯れしたタマリュウの刈り込み復活事例
・タマリュウの刈り込み方法
・タマリュウの刈り込みに関するよくある質問
この記事を読めば、タマリュウの刈り込み方法が実践できるレベルで理解することができるでしょう。
1.タマリュウ(玉竜)の刈り込み剪定事例
まず、1章では夏場の暑さで枯れてしまったタマリュウを刈り込みで大復活させた様子を紹介します。
このタマリュウはミドリスの玄関前の花壇に植えてあるものです。
元気に成長していましたが、夏場の猛烈な暑さで弱って黄色く枯れてしまいました。
少し暑さが落ち着いた2023年9月中旬に刈り込みを実施しました。
上は刈り込み前、下は刈り込み後です。
幸い、まだ下の部分は緑だったのが良かったです。
大体3cm程度の高さを目安に刈り込みました。
刈り込んだ半年後の写真を紹介します。
なんと、ここまでボリュームが戻り、葉っぱもとても綺麗な緑になりました。
特に肥料も与えていないので、タマリュウの生命力を感じます。
これまでの変化を一覧の画像にしましたのでご覧ください。
刈り込みをしただけで、このように大復活することができます。
タマリュウは株が生きていれば、葉先が枯れても刈り込みをすれば復活します。
育てている中で、色が悪くなったり、夏枯れをした際には、暑さが落ち着いたタイミングでバッサリカットするのが良いでしょう。
新芽が出てこれば、また綺麗なタマリュウを楽しむことができます。
2.タマリュウ(玉竜)の刈り込み剪定方法
2章ではタマリュウの刈り込み方法を紹介します。
2-1.刈り込み(剪定)時期は春から秋
剪定時期はタマリュウの成長期である4月〜10月が目安です。
梅雨の蒸れ防止も兼ねて、5月ごろに行うのも良いでしょう。
また、夏場に枯れてしまった場合は、9月中旬〜下旬ごろに刈ると良いです。
2-2.刈り込みの高さはおよそ1cmから3cm程度にする
刈り込みの高さは1cmから3cm程度が目安です。
葉っぱの枯れの進行具合を見て、3cm程度まで刈り込めば枯れた葉っぱが無くなりそうであれば、3cmにしましょう。
もっと葉っぱが枯れている場合は、1cm程度まで刈り込んでも大丈夫です。
2-3.刈り込みに使用する機械は刈りカスキャッチャーがあると良い
タマリュウの刈り込みに使用する機械は刈りカスキャッチャーがあると良いです。
その理由は、刈りカスが周りのタマリュウに飛んで見栄えが悪くなるからです。
私たちおすすめの刈り込み機は「MUH407DZ」というマキタ製の生垣バリカンです。(マキタバッテリー必須)
キャッチャーも付いていて、タマリュウの刈り込みが非常に簡単にできます。
一般的な草刈機でも問題なく刈り込みができるので、すでに草刈機をお持ちの方はそちらをご使用ください。
3.タマリュウ(玉竜)の刈り込み剪定に関するよくある質問
3章ではタマリュウの刈り込みに関するよくある質問を紹介します。
3-1.刈り込んでから回復までどれくらいの時間が必要ですか?
およそ3ヶ月程度で回復します。
刈り込み後、2週間も経過すれば徐々に新芽が出てくるのがわかります。
5月に3cm残しで刈った場合、10月ごろには10cm以上になるでしょう。
9月ごろに刈り込みをする場合は、冬の期間を挟むので、復活するまでに半年ほどかかるでしょう。
3-2.刈り込みの頻度はどれくらいですか?
年に1回程度を目安にしましょう。
ミドリスで育てているタマリュウも、年1回の刈り込みを基本としています。
定期的に刈り込み、新芽を出すことで美観を維持してくれています。
3-3.病気の場合は刈り込みしてもいいですか?
明らかに病気が発生している際は、刈り込みによって菌を拡散してしまう可能性があるのでNGです。
「これは病気か単純な枯れかわからないな」と思った時には、販売店に相談しましょう。
3-4.夏場に枯れた場合、刈り込みしてもいいですか?
暑さが落ち着いてから刈り込みましょう。
日差しが強いとタマリュウが弱ってしまう場合があります。
そもそも、夏枯れは強い日差しで水切れなどを起こして発生します。
そのため、暑さが落ち着く9月中旬ごろに刈り込みをしましょう。
3-5.そもそも刈り込みって絶対必要ですか?
絶対必要ではありませんが、美観を維持するためには1年に1回は刈り込みをしましょう。
また、3cm程度まで刈り込んで新芽を出させることで、タマリュウが新陳代謝をすることができます。
土が少なくなっている場合は、刈り込みの際にタマリュウの隙間に入れましょう。
3-6.刈り込み後の手入れは何をすればいいですか?
刈り込み後にたっぷり水を与えれば、基本的に放置で大丈夫です。
もし成長スピードを早くしたい場合は、窒素を含む緩効性化成肥料を与えましょう。
タマリュウはあまり多くの肥料を必要としませんので、少なめで大丈夫です。
4.ミドリスのタマリュウ販売サイト
ミドリスのタマリュウは以下のサイトで購入することができます。
追加でタマリュウの植栽をご検討の方はぜひご覧ください。
タマリュウポットタイプ販売サイト一覧
・200ポット
・400ポット
・800ポット
・1000ポット
タマリュウマットタイプ販売サイト一覧
・60cm×30cm 5枚
・60cm×30cm 10枚
・60cm×30cm 15枚
・60cm×30cm 20枚
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、タマリュウの刈り込みについて、復活事例付きで解説しました。
この記事を簡単にまとめます。
タマリュウの刈り込み復活事例
タマリュウの刈り込み方法
1.刈り込み(剪定)時期は春から秋
2.刈り込みの高さはおよそ1cmから3cm程度にする
3.刈り込みに使用する機械は刈りカスキャッチャーがあると良い
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。