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クラピアのほったらかしは絶対NGな理由7つを正規販売店が解説

クラピアのほったらかしは絶対NGな理由7つを日本一の販売店が解説

「クラピアってほったらかしでも育つのかな?」

あなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか。

結論から申し上げるとクラピアをほったらかすのは絶対NGです。

クラピアに限らず、ほったらかしで美観を維持できるグランドカバーは、私たちが知る限り存在しません。

そこで今回は、年間数万ポットのクラピアを扱う正規販売店の私たちミドリスが、クラピアをほったらかしにするのはNGな理由を解説します。

販売店として、クラピアを検討中の方は必ず読んでいただきたい記事です。

1.クラピアのほったらかしは絶対NGな理由7つ

この章では、クラピアのほったらかしは絶対NGな理由7つを解説します。

まずは一覧でご覧ください。

【クラピアのほったらかしは絶対NGな理由7つ】

1.雑草に負けてしまう
2.病気になりやすくなる
3.防草効果が低くなる
4.徒長・上に伸びる
5.ランナーが木質化する
6.虫が寄りやすくなる
7.ほったらかしでクラピアの問題点に気づかない

それぞれ詳しく解説します。

1-1.雑草に負けてしまう

雑草に負けたクラピア

クラピアをほったらかしにすると、雑草に負けてしまう可能性が高いです。

雑草の成長スピードはとても早く、背も高くなるので写真のようにあっという間にクラピアを囲んでしまいます。

この写真のようになると、クラピアに十分な日光が届かず、雑草に栄養も取られてしまいます。

このまま放置すると、クラピアがひ弱になって最終的には枯れてしまう可能性もあります。

雑草が小さいうちに除去しなければいけません。

1-2.病気になりやすくなる

病気のクラピアの写真

クラピアをほったらかしにすると、病気になる可能性が高くなります。

特に、刈り込みをせずほったらかしにすると、クラピアが蒸れてしまい病気の可能性が高くなります。

梅雨時期は、蒸れによる病気の可能性があがります。

病気になると、場合によってはクラピア全体が大ダメージを負うことになります。

1-3.防草効果が低くなる

雑草に覆われたクラピア

クラピアをほったらかしにすると、防草効果も低くなります。

クラピアは、密に育ち隙間を無くすことで防草効果を発揮します。

刈り込みをすることでどんどんクラピアが密になって防草効果が高くなりますが、ほったらかしにすると逆に隙間から雑草が生えてしまいます。

1-4.徒長・上に伸びる

徒長してヒョロヒョロのクラピア

クラピアをほったらかしにすると、ランナーが上に伸びたり、間延びする可能性があります。

これは、刈り込み不足・栄養不足などが理由です。

ヒョロヒョロと徒長すると、クラピアの風通しが悪くなり、写真のように病気になる可能性もあります。

1-5.ランナーが木質化する

木質化したクラピア

クラピアをほったらかしにするとランナーが太く、木質化する可能性が高くなります。

クラピアを育てる際に注意するべきポイントは「木質化の防止」です。

木質化すると、見栄えが悪くなります。

【木質化の原因】

・刈り込み不足

・肥料不足

・シートの通根不良

これらが原因で発生します。

「刈り込み不足」と「肥料不足」は、明らかに管理不足ですので、ほったらかしにした結果、木質化することがあります。

1-6.虫が寄りやすくなる

クラピアをほったらかしにすると、虫の発生確率が高くなります。

これまで記載した通り、ほったらかしにすると雑草が生い茂ったり、クラピアが徒長してモサモサになります。

このようなジメジメした状態は、虫が大好きな環境です。

ほったらかしにすると、結果的に虫が寄りやすい環境を作ってしまうことになります。

1-7.ほったらかしでクラピアの問題点に気づかない

最後の「問題点に気づかない」というのはこの章のまとめのようなポイントです。

【問題点に気づかないと起きること】

・小さな雑草を発見できない
・病気を発見できない
・間延びした状態を発見できない
・不具合を発見できない

このように、クラピアを放置するとクラピアの不具合をそもそも見つけることができず、気づいた頃には甚大な被害が発生しているケースがあります。

クラピアは生き物ですので、ほったらかしにするのはNGです。

必要な管理と日々の目視チェックなど、可愛がってあげることであなたの理想のクラピアが育ちます。

2.手間が少ないクラピアも最低限の管理は必要

1章では、クラピアをほったらかしにしてはいけない理由を紹介しました。

クラピアは非常に管理の手間が少ないグランドカバー植物ですが、本来の機能を果たすには、最低限の管理は必須です。

クラピアの最低限の管理は次の通りです。

・植栽後2週間の水やり
・隙間から生える雑草の除去
・最低年間2回の刈り込み(特に梅雨前)
・年2回の追肥(春・秋)
・定期的な目視チェック

これらが最低限必要な管理です。

同じグランドカバーの芝生は、年間で10回以上刈り込みが必要で、目砂やエアレーションも必要です。

それに比べれば、クラピアの管理は非常に少なく、省管理グランドカバーと言えるでしょう。

記載した管理ができない方は、そもそもクラピアをお庭に植えるのは向いていないかもしれません。

これくらいの管理なら私でもできそう!」という方はぜひ大人気のグランドカバープランツ「クラピア」に挑戦してみてください。

これから導入を検討するにあたり、クラピアの育て方を詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

初心者歓迎!クラピアの育て方|早く広がるコツ9選と基本お手入れ表

少しでも雑草管理の手間を省略するなら植栽シート併用もご検討ください。

クラピア|植栽シートの効果と必要性がわかる!120日間の成長記録

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はクラピアをほったらかしにするのがダメな理由を中心に解説しました。

この記事を簡単にまとめます。

【クラピアのほったらかしは絶対NGな理由7つ】

1.雑草に負けてしまう
2.病気になりやすくなる
3.防草効果が低くなる
4.徒長・上に伸びる
5.ランナーが木質化する
6.虫が寄りやすくなる
7.ほったらかしでクラピアの問題点に気づかない

【クラピアを育てる際に最低限必要な管理】

・植栽後2週間の水やり
・隙間から生える雑草の除去
・最低年間2回の刈り込み(特に梅雨前)
・年2回の追肥(春・秋)
・定期的な目視チェック

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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