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お庭を庭園に!和風の常緑グランドカバー13品種|注意点も解説

お庭を庭園に!和風の常緑グランドカバー13品種|注意点も解説

「お庭を和風にできるグランドカバーを知りたいな」

あなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか。

和風の綺麗な日本庭園風や、ガジュアル和風のようなお庭を作れれば、とても素敵でご近所さんからも褒められるでしょう。

今回は、お庭を和風にするためのグランドカバーを、植物販売店のミドリスが解説します。

【この記事でわかること】

・庭園のようにできる和風の常緑グランドカバー13選

・和風のグランドカバーを選ぶ際の注意点

この記事を読めば、たくさんの和風のグランドカバーや、選び方の注意点を知り、必ず和風のお庭づくりのお役に立てると思います。

1.庭園のようにできる和風の常緑グランドカバー13選

和風の庭

はじめに、早速和風のグランドカバーを紹介します。

【庭園のようにできる和風の常緑グランドカバー13選】

1.タマリュウ
2.リュウノヒゲ
3.斑入りヤブラン
4.オタフクナンテン(お多福南天)
5.苔類(スナゴケ・スギゴケなど)
6.セキショウ
7.カンスゲ
8.ギボウシ類
9.ハラン類
10.オモト類(万年青)
11.ハイビャクシン
12.サツキツツジ
13.コクマザサ

それぞれ詳しく開設します。

1-1.タマリュウ

綺麗なタマリュウ

植物名 タマリュウ(玉竜)
区分 常緑多年草
用途 グランドカバー、樹木の下草
育てやすさ  ★★★★★
日当たり 日向、半日陰、日陰どこでも可
耐寒性 非常に強い
踏み付け 頻繁な踏み付けはNG
高さ 5cm〜15cm

タマリュウは、日本古来から庭園やお寺などで植えられてきたグランドカバーのレジェンド的存在です。

和風の風貌で、常緑の植物なので1年を通してお庭の緑を維持してくれます。

踏みつけに弱いので、日本庭園のように、飛び石などを活用して植栽されることが多いです。

グランドカバーや下草などで活躍できます。

1-2.リュウノヒゲ

グランドカバー リュウノヒゲ

植物名 リュウノヒゲ(別名:ジャノヒゲ)
区分 常緑多年草
用途 グランドカバー、樹木の下草
育てやすさ  ★★★★★
日当たり 日向、半日陰、日陰どこでも可
耐寒性 非常に強い
踏み付け 頻繁な踏み付けはNG
高さ 10cm〜30cm

リュウノヒゲは、タマリュウと非常によく似た常緑のグランドカバーです。

タマリュウとの大きな違いは、高さと葉っぱの細さです。

リュウノヒゲの方が、タマリュウより背が高く、葉っぱが細いです。

グランドカバーや、樹木の下草など様々な場所で活躍します。

1-3.斑入りヤブラン

和風のグランドカバー(下草) 斑入りヤブラン

植物名 斑入りヤブラン(別名:リリオペ)
区分 常緑多年草
用途 グランドカバー、樹木の下草
育てやすさ  ★★★★★
日当たり 日向、半日陰、日陰どこでも可
耐寒性 非常に強い
踏み付け NG
高さ 20cm〜40cm

斑入りヤブランは、ヤブランの中でも一番人気の植物です。

斑入りの鮮やかな葉っぱと、紫色の実が非常に綺麗です。

和風のお庭に多く導入されています。

踏みつけができないので、タマリュウやリュウノヒゲと同じく飛び石が必要です。

グランドカバーや樹木の下草、お庭のアクセントして一部植えるような活用方法があります。

1-4.オタフクナンテン(お多福南天)

和風のグランドカバー(下草) オタフクナンテン

植物名 オタフクナンテン(お多福南天)
区分 常緑広葉樹
用途 生垣、低木グランドカバー
育てやすさ  ★★★★☆
日当たり 日向〜半日陰
耐寒性 非常に強い
踏み付け NG
高さ 20cm〜50cm

オタフクナンテンは、紅葉するナンテンです。

秋には赤く葉っぱを染め上げ、以上に綺麗な風貌になります。

和風のお庭で、季節を感じられるデザインにしたい方へおすすめです。

踏みつけがNGなことと、50cm程度まで成長するので、グランドカバーとして使われることは少ないです。

ただ、お庭のグランドカバーと組み合わせて、アクセントとして活用すると非常に綺麗なお庭になります。

1-5.苔類(スナゴケ・スギゴケなど)

スナゴケの様子

植物名
区分 常緑多年草
用途 樹木の下草、グランドカバー
育てやすさ  ★★★☆☆
日当たり 品種による
耐寒性 非常に強い
踏み付け NG
高さ 3cm〜10cm程度

苔類は、THE和風の風貌です。

日本庭園では、はるか昔よりグランドカバーとして愛されています。

踏みつけができないので、飛び石や砂利と合わせて使われます。

また、樹木の下草や、お庭の一部に植え付けると、落ち着いた雰囲気の和風グランドカバーになるでしょう。

1-6.セキショウ

和風のグランドカバー(下草) セキショウ

植物名 セキショウ
区分 常緑多年草
用途 庭園の装飾、下草
育てやすさ  ★★★★☆
日当たり 日向、半日陰、日陰
耐寒性 非常に強い
踏み付け たまに踏む程度はOK
高さ 10cm〜50cm程度

セキショウは、日本庭園で水辺付近に植栽されることが多い植物です。

特にこれと言った特徴がない植物ですが、庭園の石に添えて植えると、和風の雰囲気作りができます。

湿度にも強く、水に浸かっても大丈な非常に強い植物です。

園芸品種も多く出回っており、斑入り種なども存在します。

グランドカバーとして使われることもありますが、上記のようにお庭の一部に植えられることが多いです。

1-7.カンスゲ

和風のグランドカバー(下草) カンスゲ

植物名 カンスゲ
区分 常緑多年草
用途 グランドカバー、樹木の下草
育てやすさ  ★★★★☆
日当たり 半日陰を好む(日向、日陰も可)
耐寒性 非常に強い
踏み付け 頻繁な踏み付けはNG
高さ 20cm〜40cm前後

カンスゲは日本原産の常緑多年草です。

花壇の縁取りなどで愛用されている植物です。

日本庭園では、セキショウと同じく、石に添えて植えられることが多いです。

一部グランンドカバー(地被)としても活用されています。

1-8.ギボウシ類

和風のグランドカバー(下草) ギボウシ類

植物名 ギボウシ類
区分 常緑多年草
用途 庭園の装飾、グランドカバーなど
育てやすさ  ★★★★☆
日当たり 半日陰〜日陰を好む(直射日光は葉焼けの可能性あり)
耐寒性 非常に強い
踏み付け NG
高さ 15cm〜180cm(種類による)

ギボウシは、公園や花壇で多く利用されている常緑多年草です。

写真は、スジギボウシという品種です。

他にも綺麗な花が咲く品種があります。

踏みつけはNGですが、お庭の装飾やグランドカバーの一部、根締めなど様々な場所で活躍できる植物です。

1-9.ハラン類

和風のグランドカバー(下草) ハラン

植物名 ハラン
区分 常緑多年草
用途 庭園の低木、装飾
育てやすさ  ★★★☆☆
日当たり 半日陰〜日陰(直射日光を嫌う)
耐寒性 東北以西の寒冷地を以外であればOK
踏み付け 弱い
高さ 60cm〜100cm

ハランは日陰を好む常緑多年草です。

草丈が高いので、お庭の一部に植えることをおすすめします。

ほとんど管理が必要ない強靭な植物で、お庭の装飾樹としてぴったりです。

高さが60cmから1m程度まで成長しますので、インパクトがある見た目になります。

1-10.オモト類(万年青)

和風のグランドカバー(下草) オモト類(万年青)

植物名 オモト類(別名:万年青)
区分 常緑多年草
用途 樹木の下草、石付け
育てやすさ  ★★★★★
日当たり 日陰〜半日陰
耐寒性 非常に強い
踏み付け 弱い
高さ 15cm〜50cm

オモトは、前項で紹介したハランの外観に似た植物です。

高さは15cmから50cmと、ハランよりコンパクトです。

日本では、昔から鉢物として大変愛されてきましたが、現在では日本庭園の装飾・石付として活用されることも多いです。

踏圧に弱いので、庭一面ではなく一部に植えてアクセントをつけましょう。

1-11.ハイビャクシン

和風のグランドカバー(下草) ハイビャクシン

植物名 ハイビャクシン
区分 常緑針葉樹
用途 グランドカバー、下草
育てやすさ  ★★★★★
日当たり 日向(半日陰でも可)
耐寒性 非常に強い
踏み付け 頻繁にはNG
高さ 20cm〜70cm

ハイビャクシンは、様々な場所で活躍している植物です。

大規模な敷地のグランドカバー(地被)として利用されることも多いです。

日本庭園では、樹木の根締め(下草)や一部緑化に使われています。

1-12.サツキツツジ

和風のグランドカバー(下草) 生垣 サツキツツジ

植物名 サツキツツジ
区分 常緑低木
用途 生垣、低木
育てやすさ  ★★★★★
日当たり 日向(半日陰でも可)
耐寒性 非常に強い
踏み付け 弱い
高さ 20cm〜100cm

サツキツツジは、日本庭園でよく使われる常緑低木です。

5月に開花することからサツキと名付けられました。

低木の地被植物(グランドカバー)としては、最も利用されている種類の一つです。

生垣にも多く採用されています。

よく庭園で角刈りのように剪定されているサツキツツジがあります。

1-13.コクマザサ

和風のグランドカバー(下草) コクマザサ

植物名 コクマザサ
区分 常緑多年草
用途 グランドカバー、樹木の根締め
育てやすさ  ★★★★★
日当たり 半日陰を好む
耐寒性 非常に強い
踏み付け 頻繁に踏むのはNG
高さ 20cm〜30cm

コクマザサは、ササの中で地被(グランンドカバー)に最も利用されている種類です。

和風の風貌で人気の植物です。

刈り込みにより高さをある程度維持できるため、日本庭園などで多く活用されています。

大面積の地被(グランドカバー)も得意ですが、頻繁な踏みつけはNGです。

草丈が低いので、樹木の根締めでも活用できます。

2.和風のグランドカバーを選ぶ際の注意点4つ

この章では、和風のグランドカバーを選ぶ際の注意点4つ紹介します。

【和風のグランドカバーを選ぶ際の注意点4つ】

1.事前にデザインをよく調べる
2.踏み付けできる和風のグランドカバーが少ない
3.植物の組み合わせが基本
4.低木も取り入れる

それぞれ詳しく解説します。

2-1.事前にデザインをよく調べる

和風の庭

和風のグランドカバーを採用し、庭園を作る場合はとにかくデザインを調べましょう。

お庭作りは、最初のイメージが重要です。

和風のグランドカバーをお探しであれば、お庭を和風にしたいと考えてる方がほとんどでしょう。

和風 庭」などと検索し、いろんな写真を見ることが重要です。

それらを参考にし、あなたのお庭の面積で、どのように和風を表現していくかが、成功の1番のポイントです。

和風の庭と言っても、純日本庭園のようなものから、カジュアルな和風のものまであります。

予算・好み・敷地面積など様々な軸で見て、決めましょう。

2-2.踏み付けできる和風のグランドカバーが少ない

庭の飛び石

今回紹介した和風のグランドカバープランツは、すべての種類が「頻繁な踏みつけはNG」や「踏みつけはNG」です。

実は、グランドカバープランツは、日常的に踏みつけできる種類の方が圧倒的に少ないです。

特に和風の外観をしたグランドカバーは、踏みつけできるものが本当に少ないです。

日本庭園などをイメージするとわかりやすいように、和風の庭園は、飛び石や砂利を設置して構成されています。

和風のお庭にしたい場合は、それらを取り入れて構成するようにしましょう。

2-3.植物の組み合わせが基本

和風の庭

和風のグランドカバーは組み合わせが基本です。

1種類のみをずらっと並べるのではなく、複数の植物を組み合わせながら砂利なども取り入れる構成が基本です。

2-4.低木も取り入れる

和風の庭

お庭を和風のグランドカバーにするのであれば、低木も採用すると良い雰囲気になります。

・ハラン

・オモト

・サツキツツジ

これらの低木を入れると雰囲気が良くなるでしょう。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、和風のグランドカバープランツ13選を中心に解説しました。

この記事を簡単にまとめます。

【庭園のようにできる和風の常緑グランドカバー13選】

1.タマリュウ
2.リュウノヒゲ
3.斑入りヤブラン
4.オタフクナンテン(お多福南天)
5.苔類(スナゴケ・スギゴケなど)
6.セキショウ
7.カンスゲ
8.ギボウシ類
9.ハラン類
10.オモト類(万年青)
11.ハイビャクシン
12.サツキツツジ
13.コクマザサ

【和風のグランドカバーを選ぶ際の注意点4つ】

1.事前にデザインをよく調べる
2.踏み付けできる和風のグランドカバーが少ない
3.植物の組み合わせが基本
4.低木も取り入れる

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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